ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

企業向けクラウドで攻勢 グーグル日本法人…

2014-10-07 23:17:34 | NewsPaper
昨日は台風一過でありましたが
出張先の場所周辺ではそれほど影響はなかったのか
昼過ぎには過ぎ去っていってくれてなによりでした


さて、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『企業向けクラウドで攻勢
 グーグル日本法人
 サービス拡充や営業人材多様化
 MSやアマゾン追撃』

グーグル日本法人が企業向けクラウドサービスで
攻勢をかけるという記事

これまでもグーグル日本法人は企業向けのサービスを
「Google Enterprize」という名称でやっていましたが
AmazonのAWSやMicrosoftのAjureに比べると、存在感は
乏しかったようで…

9月に「Google for Work」に名称を変更し
企業向けクラウド事業を強化したようです

その具体策としてまずあったのはクラウドの品ぞろえ強化
システム構築・運用のクラウドサービスや情報端末機器、関連ソフトなどを
拡販するというもの

その1つとして、大量のデータをクラウド上で分散処理して分析する
「クラウド・データフロー」なるもの
バッチとオンラインの両処理をこなせるというもので
まさしく日本の企業向けといった印象があります
これまであった「Google Apps」の法人での活用だけでは
クラウドサービスとしては手薄であったいうわけです

また、これらをつかったシステム開発や企業向けの導入を手がける
「パートナー企業」向けの支援制度も改めるのだとか
知識やシステム開発スキルを問う資格試験を設け、有資格者の人数や
システム構築実績など、質に応じて支援制度を細かく設定するのだとか…
これぞまさしくITベンダーのやり方という印象を受けます

さらには、グーグル自身の人材多様化も重視し
IT企業経験者だけでなく、非IT分野の経験者を積極的に採用しているのだとか
メディア企業の営業担当や金融機関からの転職を受け入れ
企業の多様な要望に応えていく経験者が必要であるという判断があったようです


というところで、検索サービス以外でも十分にサービスを行っているグーグルですが
さらに充実させ1ベンダーとしてライバル企業に追撃していく姿というのはおもしろいものです
底辺りから私の業務にもなんらかの影響は無きにしも非ずなので、注目しておきたいものです