猫の気持ちになってみろ

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新解釈・三國志

2020-12-13 10:56:54 | 映画

新解釈・三國志
2020年日本 監督:福田雄一 キャスト:大泉洋、ムロツヨシ
★★★☆☆

今からおよそ1800年前、後漢王朝滅亡後の中国では、魏・蜀・呉の三国が分立していた。
諸国の武将たちがしのぎを削る中、天下統一を成し遂げるべく南下してきた曹操率いる魏軍80万を、劉備と孫権率いる蜀・呉の連合軍3万が迎え撃つ「赤壁の戦い」が起きる・・・
∞∞∞∞∞

「銀魂」「今日俺」でヒットを飛ばす、福田作品です。
今回は原作なしのオリジナル・・・

なので、より、福田作品好きかどうかで評価が分かれる作品だったように思います・・・
う~ん


ケーキの切れない非行少年たち

2020-12-12 11:52:00 | 

ケーキの切れない非行少年たち
刊:新潮社(2019/7) 著:宮口幸治
★★★★☆

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。
少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。
人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。
∞∞∞∞∞

とても興味深い、事例集と、著者の考察でした。
確かに、ある種「非行」は「障害」と考えて、治療をしたほうがよいのかもしれません。
ただ、そもそも「障害」になる前段階で、家庭や社会(取り巻く環境)ってのは、重要なんですね。

同じものを見ていても、違う認知をする。
私の認知がゆがんでいるのか、他の人の認知がゆがんでいるのか・・・
私自身、自信がなくなってきました。


サイレント・トーキョー

2020-12-07 06:48:52 | 映画

サイレント・トーキョー

2020年日本 監督:波多野貴文 キャスト:佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子 原作:秦建日子
★★★★☆

クリスマスイブの12月24日、東京・恵比寿に爆弾を仕掛けたという電話がテレビ局にかかってくる・・・
∞∞∞∞∞

99分という短さ。テンポよく話が進み、演出はドキドキ感満載です♪
そして本作は、何と言っても我が栃木、足利に渋谷のスクランブル交差点のオープンセットを作り上げて撮ったという、渋谷の爆破パニックシーン!!!

いやいや、ビル群はCG合成ですが、群衆、交差点などの地面はロケだけあって、大迫力です。
思い起こせば、去年、地元の映画館でエキストラ募集してました。

・・・参加すればよかった。


WAR ウォー!!

2020-12-06 09:52:19 | 映画

WAR ウォー!!
2019年インド 監督:シッダールト・アーナンド キャスト:リティック・ローシャン、タイガー・シュロフ
★★☆☆☆

インドの対外諜報機関「RAW」の腕利きスパイ、カビール(リティック・ローシャン)はイスラム教過激派テロリストを追跡中に味方の高官を射殺してしまう。
RAWはカビールの抹殺を決定、スナイパーのハリードが任務に立候補する。ハリードはカビールの指揮のもと、数々の作戦に従事した部下だった・・・
∞∞∞∞∞

インド映画です。
男臭さムンムンの、ハンサム野郎が、ド派手なアクションとド派手なダンスを披露。
しかもダブル主演です!!!よく知らんけど・・・

大スターらしいです!!!大スターのオーラ出てます!!!

というわけで、なんかどっかで観たようなアクションやシーンの数々・・・
スターのキメショットは男性化粧品のCMのような・・・

そんな感じでした。


コブラ

2020-12-05 10:02:42 | 映画

コブラ
1986年アメリカ 監督:ジョルジ・パン・コスマトス キャスト:シルヴェスター・スタローン、ブリジット・ニールセン
★★☆☆☆

「ナイトスラッシャー」と呼ばれる狂信的なグループによる連続殺人事件が発生。
事件の捜査にあたるロス市警のマリオン・コブレッティ刑事、通称「コブラ」は、ある殺人現場を目撃したモデルのイングリッドと出会う。
目撃者であるイングリッドは「ナイトスラッシャー」に狙われることになり、コブラは彼女の警護にあたるが・・・
∞∞∞∞∞

1980年代の映画。
日本はバブルへまっしぐら。ソビエトは崩壊へまっしぐら。アメリカはドル安で貿易赤字増大の中、中東介入まっしぐら。そんな時代です。
ビデオデッキが普及し始めのころで、ハリウッドが、つまらない話に大金をかけて映画制作をしている晩年だったように記憶しています。

そんな「ド派手アクション!」みたいなキャッチフレーズにピッタリだった、シュワちゃんと、スタローン。
本作はスタローン作品の中でも、「はみだし刑事」というこれまたお約束シチュエーションの映画です。

とにかくバンバン銃を撃ちまくって、はみだしまくっているのですが、相手も「殺人集団」なので、意味なく殺しまくるはみだしっぷり。
お話より、当時の映画の雰囲気を味わう作品という感じでした。

ヒロインは、当時、スタローンと新婚ほやほやの「ブリジット・ニールセン」。
殺人鬼に狙われる、か弱きトップモデル。という役どころなのですが、骨太です。アントニオ猪木の奥さんだった倍賞美津子さん並みの骨太さです。

本作の前後にあたる、「ロッキー4」ではクールなソビエトの高官。「ビバリーヒルズコップ2」ではこれまたクールな美女盗賊。を演じているニールセン。
本作はスタローン演じるコブラ刑事に守られる役。なんで?