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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

エビネを水墨画で描く

2021年05月21日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

エビネを水墨画で描きました。
今、庭のエビネが見頃になっています。
どこにもあるごく普通のエビネです。地植えでも自然に殖えてきました。
ただ、日の当たり具合など微妙な加減はあると思うので、環境は悪くなかったのでしょう。
確か3、40年前にエビネの大ブームがありました。
小生は余り関心がなく、気にも留めませんでした。
それでも、キエビネやサルメンエビネ、ニオイエビネなどを収集家から見せていただいたのを記憶しています。
花は小さく数は多い。ならば避けて通りたい題材ですが、敢えて描いてみました。
様になっていれば幸いですが。

サクラソウ、クリンソウ、エビネのコラボを楽しむ

2021年05月20日 | 

今、庭でサクラソウとクリンソウそしてエビネのコラボが楽しめます。


開花のピークは微妙にずれていますが、まだ大丈夫です。
今一番目立つのはクリンソウ。


母が生前植えたようです。
植物音痴の小生は以前はサクラソウの一つと思っていました。教えられてクリンソウと分りました。


サクラソウとよく似ていますが、よく見ると確かに草丈が高くなり葉も大ぶり、花の色や咲き方も違います。
近年、自然に増殖し目立つようになってきました。


どうも、この南側にあるコウヤマキを思い切って切り詰めたことで条件が良くなったようです。
一方で大株のアズマシャクナゲが駄目になったと推測されます。
見事な花を咲かせていたアズマシャクナゲの代わりがクリンソウでは間尺に合わないというのが正直なところ。
ですが、これは自分の責任で、クリンソウが悪いわけではありません。
クリンソウの由来は、花の付き方が仏塔の屋根にある「九輪」に似ているかららしい。
花が丸く段に咲いているので、なるほどという気もします。


これはサクラソウ。小さく可愛らしい。


確かめると、西洋サクラソウ(プリムラ・マラコイデス)のようです。


毎年、種がこぼれて自然に生えてきます。一番早く4月から咲き、ピークは過ぎていますが、次々と長く咲いています。


こちらがサクラソウ(ニホンサクラソウ)、と思っていますが間違いないか。


こちらも4月末から咲き始めました。


これは別の場所。


サクラソウには品種が多数あるといいます。いかにも色も形もでサクラソウらしく見えます。


そして、今丁度満開になっているのがエビネ。


よく見る一般的なジエビネです。


これは大分前に助っ人が植えたもの。
2カ所にあり、少しずつ増えてきました。


このように自然に生えているのも悪くありません。


別のこの場所の方が数が多かったのですが、昨年イノシシが侵入し荒らされてしまいました。


辛うじて残ったようです。


我流直播きトウモロコシの間引き土入れと2回目種播き

2021年05月19日 | 畑:豆類

我流の直播きをしたトウモロコシの間引きと土入れをしました。
4月28日、少々前倒しして我流の省力直播きをしたトウモロコシ。
品種は「ゴールドラッシュ」。
直後の天候が悪く、発芽には少し日数を要しましたが、綺麗に発芽しました。
発芽した後、マルチの穴を広げ外に出しました。
発芽前後に霜が降りたものの影響はほとんどなかったようです。
今年の種子は小粒のものが多く4粒播きとしましたが、ほとんど発芽しています。


結果的には少々無駄となりましたが、発芽が良いことに越したことはありません。
例年なら欠株や1本発芽の株が多少は出ます。今年は全て複数の発芽となりました。
本葉が5枚程度になったので、2本に間引きます。
1本立てにするのが普通かと思いますが、我が家では畝間を広くとり2本立てにします。
大きな実を穫るにはやはり1本立ての方が有利。
しかし、ほどほどの大きさの実が本数多くあったほうがいいというのが皆の意見。
これは4本とも発芽。


間引きは引き抜かず、鋏で根元からちょん切ります。


これは3本発芽。


1本切ります。


すべての株が2本立てになりました。


間引いた後に、土入れをしています。


細身の移植ベラを使って根元に周りの土を寄せてやります。


本当は、もう少し経ったらマルチを剥いでがっちりと土寄せすればいいのかもしれません。
最後までマルチを剥がず土寄せもしないので、少しでも不定根を出させてぐらつきを少なくし、肥料の吸収も良くしようという算段です。
後には倒伏対策を講じるので、土入れの効果がどの程度あるのかは分りません。


今のところ、例年になく株の揃いがいい。
株によるバラツキがほとんどありません。

同時に、2回目のトウモロコシの種播きをしました。


品種は同じく「ゴールドラッシュ」。
播き方は1回目と同じ。我流の省力直播きです。


例年8月のお盆に合うように播いています。

先は長いので、どうなりますか。

ジャガイモの芽かきと追肥・土寄せ

2021年05月18日 | 畑:土物類

ジャガイモの芽かきと追肥、土寄せをしました。
今年のジャガイモの生育は順調。


品種は男爵一品種。
これまでは、半分は自家種でしたが、昨年、特に自家種が不作だったことから今年は全て購入種芋にしました。
自家種の方が、購入種に比べて発芽や初期の生育だけははっきりと早まります。
今年は購入種芋だけの我流省力植付けですが、生育は良く揃っています。
4月下旬から5月初めに複数回、氷点下まで下がる強い霜があったため、近隣では結構被害があったようです。
この畑は近くにケヤキの大木などがあり、少々日陰にはなるものの霜の降りることはほとんどありません。
まずは芽かき。3本仕立てにします。
株の根元を押さえ、傷めないように強い茎3本だけを残し、他をかき取ります。
自家種は芽の数が多いですが 購入種では4本程度が多い。


1本だけかいて3本です。


ごく稀に多いものでこの程度。


これで3本仕立てになりました。

 
いつも思うことですが、芽かきがどの程度の効果があるのか。
多分大面積栽培している方はあまりやっていないと思います。
購入種では芽の数もさほど多くなく、やらなくても大した違いはないのかもしれません。
試しに1列芽かきをしないでみました。
次は追肥。
株元に速効性の化成肥料を株の両側に施します。


次に土寄せ。
昔は花が見え始める頃にしたものでした。 
畝間が1メートルと広いので作業は楽にできます。
それでも、管理機を使うにはこれ以上遅くなると葉が茂ってやりにくい。
昨年は大雨後の晴天で土が固く締まり、土の状態は良くありませんでした。
今年は土があまり固くなっていません。
土寄せは、管理機の畝立てロータの2連の爪を外向きにして逆転で土をはねあげます。


両サイドは片側のロータだけではね上げます。


機械作業が終了。


機械作業の後、多少の手直し。
いつもは鍬は使わず、葉にかかった土を払い落としながら足で土をならします。
今年は鍬を使い、しっかりと上げてみました。


これで完了。


昨年は不作に終わりましたが、今年は今のところ姿は悪くありません。


キュウリを植付け不織布で囲う

2021年05月17日 | 畑:果菜類

キュウリの植付けをしました。
すでに畝作りから支柱立て、ネット張りと準備は整っています。
苗は購入苗。販売しているところを数カ所歩き、購入しました。
本来は、この辺りのキュウリの植え付け適期は5月下旬。最低気温が安定して12、3℃になる頃からです。
ただ、苗の確保が難しくなるので、どうしても早くならざるを得ない。
品種は「夏すずみ」。
本葉3枚程度で徒長しておらず姿は良い苗です。


株間75センチ。1畝にわずか8本。2本仕立てにします。
まず植え穴を開けます。


ホーラーを使用。


害虫予防の粒剤を施用。


苗を配置。


植付け。


植付け時期は早すぎますが、満足できる苗を植えることができました。


不織布で囲います。


昨年も同様にし、それなりの効果があったようです。
植え付けの適期より早いので、保温の効果も期待はしていますが、どちらかというと風対策です。
今年はとりわけ強風の日が多く、傷められやすい。
果菜類の中ではやはりキュウリが一番弱い。小さいときのダメージは後々響きます。
多少なりとも緩和したいところ。
不織布の上部をパイプ支柱にパッカーで止め、下は土に付いたところで抑えます。


この時期に植えて夏から秋にかけ穫るキュウリは「夏秋きゅうり」と呼ばれます。
10月上旬まで100日以上にわたって収穫できれば理想。
ですが、近年は理想通りにはいっていません。
というわけで、ネット支柱を立てたもう一方のベットには6月末に直播きします。
収穫の集中を避け、5月に植えるキュウリが衰えてくる9、10月に穫れるようにします。
今回のキュウリで果菜苗の購入は終了。
自前の苗を作らなくなってから良苗の入手が大切な仕事になりました。
果菜類の苗の価格は100円から200円程度。
キュウリやナスなら数本、トマトなら2、3個分といったところですから、良い苗でさえあれば安いものですが、それがなかなか難しい。