里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ジャガイモの芽かきと追肥・土寄せ

2021年05月18日 | 畑:土物類

ジャガイモの芽かきと追肥、土寄せをしました。
今年のジャガイモの生育は順調。


品種は男爵一品種。
これまでは、半分は自家種でしたが、昨年、特に自家種が不作だったことから今年は全て購入種芋にしました。
自家種の方が、購入種に比べて発芽や初期の生育だけははっきりと早まります。
今年は購入種芋だけの我流省力植付けですが、生育は良く揃っています。
4月下旬から5月初めに複数回、氷点下まで下がる強い霜があったため、近隣では結構被害があったようです。
この畑は近くにケヤキの大木などがあり、少々日陰にはなるものの霜の降りることはほとんどありません。
まずは芽かき。3本仕立てにします。
株の根元を押さえ、傷めないように強い茎3本だけを残し、他をかき取ります。
自家種は芽の数が多いですが 購入種では4本程度が多い。


1本だけかいて3本です。


ごく稀に多いものでこの程度。


これで3本仕立てになりました。

 
いつも思うことですが、芽かきがどの程度の効果があるのか。
多分大面積栽培している方はあまりやっていないと思います。
購入種では芽の数もさほど多くなく、やらなくても大した違いはないのかもしれません。
試しに1列芽かきをしないでみました。
次は追肥。
株元に速効性の化成肥料を株の両側に施します。


次に土寄せ。
昔は花が見え始める頃にしたものでした。 
畝間が1メートルと広いので作業は楽にできます。
それでも、管理機を使うにはこれ以上遅くなると葉が茂ってやりにくい。
昨年は大雨後の晴天で土が固く締まり、土の状態は良くありませんでした。
今年は土があまり固くなっていません。
土寄せは、管理機の畝立てロータの2連の爪を外向きにして逆転で土をはねあげます。


両サイドは片側のロータだけではね上げます。


機械作業が終了。


機械作業の後、多少の手直し。
いつもは鍬は使わず、葉にかかった土を払い落としながら足で土をならします。
今年は鍬を使い、しっかりと上げてみました。


これで完了。


昨年は不作に終わりましたが、今年は今のところ姿は悪くありません。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿