里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ほうれんそうの収穫を始める

2021年05月03日 | 畑:葉菜類

数日前から省力早播きした春ほうれんそうの収穫を始めました。
3月初めに種播きした後、不織布をべた掛けし、さらに透明マルチを張りました。
この辺りの通常の種播きより1ヵ月以上の早播きです。
発芽後に透明マルチを剥いで、不織布のべた掛けを1ヵ月余り。
種播き後ほぼ2ヵ月。


まだ若干小ぶりですが、一挙には収穫できないので、これくらいから穫り始めないといけません。


品種はトーホク種苗の「スプリング」と「ボーカル」。
昨年も同品種を作りました。
はっきりした違いがあります。
こちらが「スプリング」。


葉色が明緑色で伸びが良い。


こちらが「ボーカル」。
葉色が濃緑色で、肉厚。冬ほうれんそうの雰囲気。


どちらがいいかの評価は難しいながら、見かけはがっちり型の「ボーカル」の方が栄養価は高そう。


乾燥続きで揃いはイマイチですが、省力早播きとしてはこんなものかなと思います。
何年かこの省力早播きを少しずつ早めてみています。
今は、早播きというとほとんどハウス利用ですが、この辺りの露地でも3月初めの早播きまでは可能のようです。
発芽揃いまで低温よりむしろ乾燥が問題になると感じます。
助っ人が収穫したもの。左がスプリング、右がボーカル。


こちらは4月9日に播いた春ほうれんそう。


この辺りの露地としては若干早めの春播きです。
早播きした春ほうれんそうから外した不織布をこちらに被覆。
不織布を剥いでみます。
晴天乾燥続きで今回は灌水しました。土の表面が固結したものの発芽はまずまず。
こちらはスプリング。
少々密植になりました。


こちらがボーカル。
こちらはほどほどの密度です。


すでに品種の特性が出ているようです。
強風の日が多いので、もう少し不織布を掛けておきます。
さらに、この後4月22日にも3回目の種播きをしました。