里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

キュウリとインゲン用に廃材利用の支柱立てとネット張り

2021年05月11日 | 畑:果菜類

キュウリとサヤインゲンの畝作りは2週間余り前にすでに終わっています。
その畝に支柱を立て、さらにネットを張りました。
また、トマトの雨よけ支柱も立てました。
支柱は、昔パイプハウスに使っていた廃材。
ですから、すべて自分で曲げ細工したものなので不成型です。
既製品と違ってねじれや腐食もあります。
畝の長さが約7メートルと短いため一人でも十分作業ができます。
これがキュウリの畝。


立てる支柱は既製品より長さが短いので畝間は1.5メートル。
既製品のキュウリ支柱だと畝間は2メートルは必要です。
最初に、湾曲した支柱を土に挿します。


支柱の根元が畝の中央からやや外側になるように挿します。
この時、「ぬきさし君」という簡単な道具を使います。


テコの原理を利用した単純な道具ですが、結構役に立ちます。


横パイプは、頂点、両肩、中段、下段の7本。
すべてパイプハウスに使っていた古い直管パイプです。
やはりパイプハウスで使っていたフックバンドで横パイプを止めます。
一番下の横パイプだけは、ネットを張るときにネットの端を通して固定します。
キュウリのネット支柱立てが終わりました。
不成型なのでねじれているのが分ります。


この後、竹で筋交いをします。竹でなければパイプですが、竹はしなるので理想です。
筋交いをしないとしっかりと固定されません。揺れやすく、風で飛ばされる危険が高い。
筋交いをすると揺れはほとんどなくなり、強度は数段アップします。
ここまでは一人作業でやっておきます。
ネットは両畝を一度に張るキュウリ用のダブルネットを用いるため、2人でないとやりにくい。
助っ人に手伝ってもらいました。
二人で両側から引っ張りながら伸ばします。
もし、一人作業でやる場合は片畝ごとにシングルネットを用います。
支柱が既製の支柱より短くねじれもあるので、少々強引に止めざるを得ません。
これで完成。


こちらは蔓性サヤインゲンのネット支柱。


作る要領はキュウリの場合と全く同じです。


これがトマトの雨除け支柱。


中央に畝がくるだけで、支柱の立てる要領は同じです。
雨除けを被覆する前に誘引支柱も立ててしまいます。

これで廃材を利用した支柱立てが完了しました。