里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

縮み雪菜とチンゲンサイは旺盛で収穫盛り

2023年12月13日 | 畑:葉菜類

今年から葉物軟弱野菜の品目を絞り込みました。
長らく作っていたターサイと水菜を止め、縮み雪菜とチンゲンサイだけにしました。
気温が高いため10月初めまで種播きを遅らせたものの以後の気温も高く想定以上に生育が進みました。
こちらが縮み雪菜。


ターサイの変異株から育成されたと言われるだけに似ています。
しかし、ここまで生育すると違いがハッキリしてきます。
ターサイよりも葉が長めで、葉が立っています。


葉の縮みはターサイよりずっと細かい。


葉は濃緑で艶があるため見栄えが良く栄養価も高そうに見えます。
ターサイは厳寒期になると艶がなくなってきます。
バラ播きしたものを株間10~15㎝に間引きしました。
そして、11月半ばから抜き取り収穫をしながら間隔を広げてきました。
最終株間の目標は30㎝くらいなのですが、それにはまだほど遠い。
平均すれば20㎝といったところでしょうか。


草丈で見れば正に穫り頃です。
収穫すれば周りの株がすぐ広がるため隙間はたちまち埋まってしまいます。


今年はターサイを止めたのでその分縮み雪菜が増えています。さすがに少々作りすぎました。
せっせと穫る以外にありませんが、相当数が穫り残しの茎立ち菜になる可能性が高そう。
穫ってみます。


ボリューム十分になってきました。
ターサイほどには横に広がらないため扱いやすく、収穫後の調製もしやすい。
食べてもターサイと似ており、小松菜などよりも肉厚で旨味があり美味しい。
当地方の店ではターサイは見かけず、出回るのは殆どが縮み雪菜になってしまいました。
ターサイは小生の好きな野菜でしたが、残念ながら時流に乗ることとなりました。
こちらがチンゲンサイ。


小生はいわゆる中国野菜の中ではチンゲンサイよりターサイが好みでした。
しかし、チンゲンサイは売り場でも完全に定着しており、我が家郎党間でも一定の評価があります。
縮み雪菜の半分ほどながら作り続けることとなりました。
縮み雪菜と同様バラ播きしたものを株間10~15㎝に間引きしました。
その後、最終株間30㎝くらいを目標に抜き取り収穫をしてきました。


やはりまだ密植ですが、大分目標の間隔に近づいてはいます。


株間が広くなったところは、大きな株になってきました。


チンゲンサイは元々青味が薄く明緑色ですが、低温に晒されると少し黄ばんできます。一方、甘味は増します。
穫ってみました。正に穫り頃です。


これから厳寒期に向かうので縮み雪菜もチンゲンサイも一層美味しくなるでしょう。