里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

越冬前の春キャベツに追肥なしの土寄せ

2023年12月09日 | 畑:葉菜類

越冬前の春キャベツに追肥はせず土寄せのみ行いました。
品種は「金系201」。
種播き10月5日、植付け10月31日。
例年、9月末に播いているのですが、失念し数日の遅れです。
少々小振りの苗を植付けたものの、総じて気温が高く順調に生育しました。


僅か欠株はありますが、少し株間を詰めたので気になりません、
思った以上に生育が進んだことから当初の遅れを挽回し、例年より進んでいるくらいになっています。


さすがに12月になり気温の下がる日が出てきました。越冬前の土寄せする時期になっています。
通常なら土寄せ前に追肥をするところです。しかし、今年は昨年に引き続き追肥はしないことにしました。
生育が進みあまり大株で越冬するとトウ立ちのリスクが高まるからです。
なにより今年は葉色が濃い。


この場所はキュウリの跡地のため肥料が残っている可能性が高いと思われます。
たまたま昨年も同様の条件で、その時も追肥は控えました。
土寄せは土の状態が良かったことから管理機は使わず鍬だけで行いました。
春キャベツには特に防寒対策は行いません。強いて言えば土寄せが防寒対策です。
経験上、気温よりも強風が問題。根元がぐらつくようだとダメージが大きい。
そのため根元にしっかりと土を寄せます。


南北の畝になっているので、西風から芯を守るように西側の土をしっかりと盛ります。
手前方向が西側。


根元の葉が少し東に倒れるくらいのイメージです。
左方向が西側。


これで寒風から芯が保護され、覆いをしなくても越冬できるはずです。


春キャベツの収穫の目安は4月20日頃。早ければ4月半ばくらい。
こちらは収穫中の秋キャベツ。


品種は「あまいキャベツあまみさき」。
大玉になり、味も乗ってきました。年内中はこれだけで十分間に合いそうです。
こちらは冬キャベツ。


品種は「寒玉キャベツ」。
生育が早まり、結球も進んでいますが、実際に穫り始めるのは年明けになりそうです。、
結球が進み過ぎると寒玉キャベツと言えども凍害を受けやすくなるので、多少心配ではあります。