里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケはほどほどの量が穫れ続ける

2023年12月01日 | 山菜

11月初めから穫れ始めた原木シイタケ。
いわゆる秋子はほどほどの量が穫れ続けています。
現在の原木の配置はこのようになっています。


左手前が今年本伏せした植菌1年目の原木、左奥が植菌2年目の原木。
右手前が植菌3年目の原木、右奥が植菌5年目の原木。
そして、右外れに少し見えるのが一部だけ残している植菌8年目の原木。
品種はいずれも日本農林種菌の「すその360」。
これが植菌1年目の原木。


今年は養成期間なのでは期待はしていません。
それでも幾つか出ており、すでに20個くらい穫っています。
今回も手頃なのが数個出ていました。来年は期待できそうです。


これが植菌2年目の原木。


穫れているのは殆どがこの原木です。
二夏を越したので本格的に発生する時期になったと言うことでしょう。
穫り始めた頃、小さなシイタケがあまり確認できなかったのでどうかと思いましたが、適当に続いて出ています。


但し、全体的にこの程度出てはいるものの一面シイタケという状態にはなっていません。


これまでは見事と言えるほど一斉に出ることがありました。
今は気温が下がってきたので数日おきに穫っていますが、やや物足りない。


やはり夏の乾燥が効いているのかもしれません。
通常よりは少し大きめで穫っています。このくらいならちょうど。


大きくなっても肉厚なので、その方が 食べ応えがあります。
それでもさすがに穫り遅れのものもありました。


これが植菌3年目の原木。


今年の春はこの原木がメインで穫れました。しかし、この秋は殆ど穫れていません。
夏の乾燥がまともに影響している可能性があります。
今秋はこれで終わってしまうのかと思いましたが、小さいのが出てきました。どのくらいものになるでしょうか。


これが植菌5年目の原木。


こちらも殆ど穫れていません。
春もあまり出なかったので、このまま終りに向かうことも否定できません。
ただ、こちらも小さいのが見えてきました。果たしてどうなるでしょう。


今回は小振りの篭いっぱいに穫れました。


穫り遅れのものもありますが、傘の裏は綺麗で、問題なく食べられます。
むしろ自家用には大きめの方が食べ応えがあって良い。店で売られていないようなシイタケが自家製の良さです。
今では原木シイタケが店に出るのは乾燥シイタケのみで生シイタケが店に出回ることはなくなりました。