里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'23~贈答品にする

2023年12月23日 | 干し柿づくり

干し柿を贈答品にしました。
今年は順調に乾燥が進み、輸送時に傷む心配もなくなりました。
近年はあんぽ柿の状態で早めに贈るようにしています。
少々負担に感じるようにもなっていますが、この時期相手方もその気になっているので止められません。
近くの親しい方には縄付きをそのまま届けます。
箱詰めにして贈るのは、遠方の親戚、知人あてのものです。
昔は、縄付きで数十個贈ることも珍しくありませんでしたが、今は20個程度にさせて貰っています。
但し、姿の良いものを選別し、贈答らしい体裁を整えて箱詰めにしています。
贈答にするのは主に横吊りにしている方で、現在はこのように覆いをしています。


横吊りにしている片方の覆いを外し、姿の良いものを選びます。


こちらは縦吊りですが、今年は特大玉はないので横吊りとの違いはあまり感じません。


昨年と比べると全体に小さく、ボリューム感では見劣りします。
色上がりはまずまず。見栄えは白粉が少し吹いてきた頃の方が良いとは思いますが。
昨年は大玉のためまだ軟らかく潰れる心配がありました。今年はその心配はありません。
まず一つ作ってみます。


昨年は少し盛り上がり押し潰されそうになった記憶があります。
それから見ると今年は大玉が少なく物足りなさは感じます。
それでも比較的大玉のものを選び20個詰めにしてみました。


結構ボリューム感が出て、それなりの姿になりました。


もう一つ作ってみます。


こちらはサイズが一回り小さいので25個詰めに増量しました。


ボリューム不足は個数で勘弁願うことにします。
さすがにこちらは少し盛り上がる感じになりました。


今はあんぽ柿の状態で贈っていますが、昔はもう少し白粉が回ってから贈っていました。
小生的にはそのくらいに進んだ方が好きです。しかし、贈る時期が遅くなってしまいます。
今、当地方では殆どあんぽ柿の状態で店に出回るので、むしろ白粉の回らないのが一般的かもしれません。
贈る側も早めに贈った方が管理の期間が短く気楽ではあります。
白粉が吹いた硬めの干し柿が好みの人は受け取ってから少し置いて食べてもらえばいいと思います。
何はともあれ贈答が済めば一安心と言ったところ。