そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第18日  山口市・JR四辻駅へ

2015年11月27日 | 2014年太平洋側の旅-前半
3月28日(金) 晴 (下関市・ホテルAZ山口下関店
      ~JR厚狭駅~JR四辻駅~山口市・パルトピアやまぐち)





主要歩行部分


今日も変則歩き。
宿から、長府駅~厚狭駅間をJR山陽本線で行き、厚狭駅~四辻駅間を歩いて、四辻駅から湯田温泉駅へ山陽本線・山口線、そして宿のパルトピアやまぐちへ、という予定。

ホテルの朝食を食べて、6時20分、出発。晴れて、空気はすがすがしい。

木屋川から周防灘。


桜の開花は、一日でだいぶ進んだようだ。




長府駅。


6時50分発の岩国行き山陽本線に乗り厚狭駅へ。寝太郎の像に送られて、7時15分出発。225号線を辿って、国道2号線へ向かう。


すぐに厚狭川を渡る。


こちらはすでに満開。


7時50分、宇部市に入り、


すぐに2号線(山陽道)に交差し、周南・小郡方面へ左折する。




8時40分、西見峠を越え、


9時、二つ目の吉見峠を越える。この間のアップダウンは、道路が蛇行し、歩道もしっかりしていないので消耗感が大なり。


年度末の週末で、トラックが大量に走っており、歩道のない区間は路肩をぎりぎりに通行しなければならず、ちょっと怖い。大動脈の幹線だから致し方ないか。


ところで、今朝歩き始めた厚狭の街が、かつての宿場だったであろうことは理解できる、現在歩いているこの山陽道は、昔の山陽道とどれほど重なり、どれほど離れているのか、宿場などはどうなっているのか。そんなことも、帰ってからの宿題なり。

9時40分、新幹線の線路の下を山陽本線。


新幹線と並行する。


レンギョウが満開なり。


10時、山陽本線と並行し、厚東川水路橋を通過。


スイセンがちらほら。


九州では至る所で咲いていた菜の花が、こちらではあまり見られない。たまにあっても、まだこれから咲く準備をしているようだ。


11時45分、今坂峠で山口市に入る。


周防・長門国境碑あり。




11時50分、2号線は自動車専用道路になり、


歩行者は、昨日と同様に下の道に追い払われてしまった。


以後、しばらく下の道。









13時40分、椹野川。




14時35分、高速道路の下を行く。


四辻駅近し。




14時50分、四辻駅まで歩き、打ち切り。新山口方面行の列車がちょうど出発してしまったところ。残念。


この地は、大村益次郎の出身地。昔、司馬遼太郎の小説『花神』で読んだっけ。


駅でおばあさんたちと話しながら、電車待ち。歩き旅の話をすると、みんなびっくりしていた。生まれてからもこれからも、そんな人に出会うことはないだろう、元気をもらった、と。少し功徳をしたかな。

15時15分に乗る。新山口でJR山口線に乗り換え、

15時40分、湯田温泉駅に着く。

15時55分から30分ほど中原中也記念館を見学。時間が足りないのが悔しいところ。










「中也ビール」やら、


街頭広告。


17時、宿に着く。宿泊、素泊まり3150円。足は相変わらず出血。天気は明日から下り坂、とテレビは言っている。

歩数  55793歩  (累計  1001897歩)
距離  32km     (累計  642.5km)
費用  4330円   (累計  86065円)








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。