そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第57日  焼津市・ウィークリー翔 焼津へ

2016年02月29日 | 2014年太平洋側の旅-前半
5月6日(火) 小雨のち晴 (御前崎市・御前崎ユースホステル~焼津市・ウィークリー翔 焼津)



4時45分、宿を出発。小雨のため傘だけで行く。

5時、御前崎灯台。




「見尾火燈明堂」という江戸時代の灯台。


山口誓子句碑。
「碧の濃き灘 通り来し土用波」


「遷れい塚」という、明治期に御前崎灯台の建設に功のあった人をまつったもの、とか。


遊歩道の途中から、明け方の太平洋、遠州灘。


灯台の下は、県道357号線。


5時、静岡県最南端の岬標柱。


海はやや荒れている。


5時15分、堤防の上を歩く。東方の彼方、雲の切れ間に朝焼けが見える。


堤防の上や下を歩きながら、岬を回っていく。

6時5分、牧之原市に入る。御前崎から続く「ヤシの木通り」。


6時40分、国道150号線に入り、沖の方を見ると海面上を太陽が照らしている。風はそよ風。


海岸線を堤防に沿って行く。焼津まで30㎞の標識あり。




7時20分、急速に雲が切れ始める。


カヌーの人たち。


7時30分、堤防は防風林に代わっている。


9時5分、国道150号線と海との間に歩きやすい道路があり、ところどころ国道150号線に出たりしつつ、これを辿る。空は青空に。


砂地の畑や、イチゴのビニールハウスなどが並び、防風・防砂林がずっと続く。

国道150号線に戻り、

10時30分、吉田町に入る。


大井川に向かい歩いている途中で、左遠方はるか彼方に、真っ白な山々が見えた。同定はできないが、方向からして南アルプスの南部の3000m峰だろう。荒川三山か、赤石、聖かな。




11時20分、大井川の富士見橋をわたる。遠方には懐かしい富士山の姿が見える。残念ながらややガスっていて、白妙の‥‥とはいかなかったが、やはり富士を見ると感慨が沸く。鹿児島から50数日、やっとここ迄来たか、と。


水量はさほどではないものの、やはり大河である。「越すに越されぬ‥‥」の時代など想いつつ。




11時30分、焼津市に入る。




12時40分、ここからも富士や、


チラッと白き山々。


あとはお決まりの市街地近郊歩きから、市の中心部へ。


14時5分、焼津駅へ。


時間が早かったので、宿の位置だけ確認して、再び駅前の広場でぼんやりと人々を見ながら過ごす。

16時5分、宿に着く。宿泊、素泊まり 2900円。

宿は、前に広島の三原で同宿した若者に聞いていた「ウィークリー翔」という、オートロック付きのマンションをホテルのようにしたもの。部屋は、ワンルーム・マンションのようになっており、ベッドの他に、バス、トイレ、簡単な調理場などがついていて、2900円と格安。もっと安いプランもあるとのことだが、そこは先客あり、だった。ここも2泊の予定なので、夕方、近くのスーパーに買い出し。


歩数  58557歩    (累計  2947136歩)
距離  38.5㎞     (累計  1914.5㎞)
費用  6339円     (累計  318122円)


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