そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第53日  伊良湖町・オーガニック宿 まるえいへ

2016年02月24日 | 2014年太平洋側の旅-前半

5月2日(金) 晴 (半田市・ビジネスホテル アーク半田
                       ~伊良湖町・オーガニック宿まるえい)






6時、出発。

半袖で歩きはじめる。今日も暑くなりそうだ。国道247号線を南下する。

半田の市街地を通り、

6時25分、武豊町に入る。


JR武豊線を越えたヒジリ田には、ところどころに古い家並みが残っていた。


6時50分、国道247号線から離れて、堀川沿いを行き、


しばらく衣ケ浦湾に続く海沿いを行ってみる。




対岸の碧南市の工場群遠望。


7時55分、美浜町に入る。


美浜町は全国で3か所あり、先日通った和歌山県の美浜町、日本海側縦断で通った原発のある福井県の美浜町、そしてこの愛知県知多半島にある美浜町である。白砂青松の地域の誇りなのか、懐旧なのか、願望なのか?

その後、名古屋市内に向かう車のラッシュ時間帯で道路は混雑。

8時15分、三河湾。




8時25分、河和口駅そばの、かっぱの「花ちゃん」像。


しばらく、堤防の脇を、海を見つつ行く。




日差しは眩しく、海は凪いで、暑し。


9時45分、南知多町に入る。


南知多町に入ると右側はもっぱら田園地帯。左側はもちろん知多湾だが。

途中、何軒かさびれた感じの潮干狩り場などがあり、

10時5分、海側に水田もあったりして、


師崎漁港を回り込んでいって、

11時15分、師崎港フェリー乗り場に着く。14時50分の便でもよかったのだが、12時5分の便に間に合いそうだったので、途中少し急いだら、だいぶ早く着いてしまった。


乗り場には、自動車だけでなく、チャリダーの自転車も数台とまっていた。

フェリー代1200円。このフェリーは、知多半島の先端の師崎と渥美半島の先端の伊良湖を結ぶ便利なものだが、その運航は、2014年9月いっぱいで廃止が決まっている。

出港まで時間があり、そばの売店で「おおあさり焼き」(550円)など食べながら待つ。

フェリー接近。






12時5分、フェリー出港。


三河湾を横切っていき、






渥美半島の風力発電も見える。


12時45分、伊良湖岬に到着。






当然、チェックインには早すぎるので、

道の駅クリスタルポルトになっている、港のターミナル内にある「やしの実博物館」を見たり、




浜辺で島崎藤村の「椰子の実」の歌を口ずさんだり、




港のそばのあずまやで食事をしたり、昼寝をしたり、などして過ごす。

風が強くなったので、

14時40分、休憩を打ち切って国道259号線を宿に向かう。


「柳田国男逗留の地」碑。


歌曲「椰子の実」誕生の物語


芭蕉の句碑。
「鷹一つ見つけてうれし伊良湖崎」


などを見ながら歩き、

3時15分、宿に着く。宿泊、素泊まり 4800円。

宿の後ろは、宮山原生林という典型的な暖地性常緑樹林の斜面で、静かな時を過ごした。

歩数  41793歩    (累計  2692604歩)
距離  26㎞       (累計  1743㎞)
費用  7500円     (累計  292449円)


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