そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2014年 徒歩の旅 第7日 高鍋町・石川旅館 へ

2015年11月12日 | 2014年太平洋側の旅-前半
3月17日(月) 晴  (宮崎市・ペンション青島
                  ~高鍋町・石川旅館)





4時50分、出発態勢。

 
5時出発時に、既にオーナーが起きていて、ペットボトルと「お昼」をくれた。
今日も長丁場。暗い中をヘッドランプで歩きはじめる。暑からず寒からず。国道は海岸線から少し離れている。

5時45分、遠くにヤシの木の並木が見える。


県道367号を行き、
6時15分、清武川、木崎橋より。


日南線沿いに歩き、


6時30分、日の出。




6時55分、日南線の写真を撮る。






7時25分、本郷ランプを左折、国道220号の宮崎バイパスに入る。ヤシの木の並木の広い道になり、




それにこぶしの木が混じって咲いている。




8時45分、大淀川の橘橋を渡る。


やがて宮崎市の中心部に。




9時過ぎに、JR宮崎駅前につづく国道220号の起点に。




ここからは門司方面に向けて日向街道の国道10号がつづくことになり、しばらくはそれを辿る。


9時50分、宮崎神宮前を通過。


国道10号を北上。


11時50分、鯉のぼりならぬ「くじらのぼり」。そういえば、四国の高知には「かつおのぼり」があったっけ。


その後は田園地帯。


13時30分、一ツ瀬川へ。日向大橋は一部工事中。








川を渡ると新富町である。

13時50分、日豊本線。


田園地帯をひたすら歩き、






15時5分、新富町を抜けて、


高鍋町。


15時15分、水田の向こうに日豊本線。


15時50分、宮田川。親亀の背中に‥‥。


そして、16時、JR高鍋駅へ。


駅前にて、宿の場所を確認。


駅から宿まで3kmほど。町の中心部が、駅から大分離れている。近くに航空自衛隊の新田原基地があるため、時折、空を引き裂くような轟音が響き渡った。

途中、3人の小学生と一緒に歩く。4年生の男女一人ずつと、2年生の女子。宮崎県は若山牧水の生誕の地なので、1600首の短歌のうちの100首を選んで、学校でカルタ大会をやるのだそうだ。団体戦と個人戦があり、各学年で優勝を競う。彼らに、一番好きな短歌は何だい、と聞いたら、
「白鳥は悲しからずや、海の青空の青にもそまずただよう」(女子)、
「日向の国むら立つ山のひと山に住む母恋し秋晴れの日や」(男子)と教えてくれた。一緒に、その他の「幾山河‥‥」や「吾亦紅すすきかるかや‥‥」などを口ずさみながら、彼らが教えてくれた宿まで行った。
「白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒はしづかにのむべかりけれ」や
「山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇を君」などは小学生には出さないことにした。
その他には、4年生は星座や、小数点同士のかけ算の勉強をやるのだそうだ。

16時40分、宿に着く。今回の宿は食事つきにしたが、宿代に比して実に豪勢な夕食だった。宿泊 5800円。

歩数  66886歩  (累計  365983歩)
距離  47km     (累計  230.5km)
費用  7036円   (累計  35906円) 







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