そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

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  (2011年 四国八十八ヶ所)
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四国の旅 第24日 大洲市・札掛ポケットパークへ

2012年08月08日 | 2011年四国の旅-1
11月5日(土) 雨ときどき曇 (へんろ宿もやい~大洲市・札掛ポケットパーク)

○本日の参拝
第41番札所 稲荷山護国院 龍光寺   (御本尊:十一面観音菩薩)
第42番札所 一か山毘慮遮那院 仏木寺 (御本尊:大日如来)
第43番札所 源光山円手院 明石寺   (御本尊:千手観音菩薩)




目を覚ますと雨。
出発の支度をしながら、同宿の東京からの青年と話。彼は、オフロードバイクでへんろ道を走っている、とか。バイクでへんろころがしも走ってきたのだそうだが、途中で転倒し、バイクは破損、彼も軽いけがをした、と。修理してもらって今後も走るそうだが、こんな遍路もあるのか、と驚き。だが、お遍路は高齢者も多いので危険な行為はあまり賛成できないなあ。

7時10分、出発。
県道57号線を北上する。


遠くの山が雨に煙って、なかなかの風情。


途中の休憩所で休んでいたのは、一昨日会った中原さん。相変わらず足が痛そうだ。もう一人は新潟から来た高齢の人。三人は前後しつつ雨の中を歩いたが、途中から中原さんと一緒に歩く。彼は大きなビニールのジャンプ傘をさしており、菅笠よりも効果的だ、と言っていた。

8時50分、県道を離れ、田園の中に。


9時5分、第41番龍光寺へ。


ここは山門がなく、稲荷神社の鳥居をくぐって、石段を上ったところに本堂と、


大師堂がある。


左手の駐車場の横から、林の中を抜けて、県道31号線へ。

9時55分、仏木寺へ。

比較的新しい山門。


本堂は、バス遍路の女性たちでにぎやか。




大師堂と、


不動堂。


鐘楼は茅葺き屋根。


小雨の田園の中を歯長峠に向かう。




11時15分、歯長峠の登り口の東屋。


東屋には、和歌山から来たという親子連れ(母親と小5の少年)がいた。毎年少しずつ休みを取って一緒に歩いてきたが、中学に入ると部活が忙しくなるから無理ですね、と。

歯長峠への道は、200mの急登があったりしたが、そして雨のためいささか難儀をしたが、その他は黄色い落葉などで明るい山道だった。

11時40分、489mの歯長峠に着き小休止。




峠には小さなお堂があり、


秋の花が咲いていた。


下りの途中で、先行した母子に追いつき、下りきったところにある歯長地蔵の横の休憩所で埼玉から来た野宿遍路さんに会った。彼は、一週間に一回の割で宿に泊まるが、その他はすべて野宿だと言っていた。

そばの自販機でペットボトルを買う。

その後は、県道29号線をえんえんと辿って明石寺へ。

13時40分、明石寺へ。


山門。




石段の上に、


本堂と、




大師堂。


境内には落葉が敷き詰められ、


古木がいくつもある。




14時10分、明石寺を下って、歴史保存の宇和文化の道へ。








14時50分、新しい休憩所で小休止。水で喉を潤し、「お接待」のミカンをいただいた。


その後は宇和島街道の国道56号線沿いを行く。

15時20分、コンビニで、今夜の食料および新聞を買う。

鳥坂峠の登り口に休憩所があり、そこに泊まろうと考えていたが見当たらず。

16時30分、鳥坂トンネル(1117m)へ。


16時45分、トンネルを抜けると大洲市。


17時20分、少し下って行った所にあった札掛ポケットパークに東屋を発見し、今夜はここに泊まらせてもらうことにした。


明日予定のお遍路無料宿に宿泊利用の連絡をして、すぐに就寝。


歩数 47,682歩(いきいき歩数)(累計 993,451歩)
距離 39.5km         (累計 688km)
費用 889円           (累計 97,675円)














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