自宅から送る

　同居の義母が亡くなった。実母よりも長く一緒に暮らしてきた人なので、失ってみると心にぽっかり空洞ができたような虚しさを覚える。
　子供たちと相談して、家族葬、そして自宅葬にすることを決めた。この三日間、慌ただしかった。葬儀も終わり、今はばあちゃんの部屋はがらんとしている。

王子が岳の景観

　小雨が降る中、王子が岳の裾野を車で通った。久しぶりに眺める王子が岳だったけど、なかなか美しい景観だなあ。
　身近なところにまだまだ新しい発見が詰まったスポットがありそうだ。

ウィンブルドン、始まる

　楽しみにしていたウィンブルドンのテニストーナメントが始まった。すでに大坂なおみさんは一回戦敗退してしまったので、錦織圭さんに期待が高まった。
　そして迎えた一回戦は世界ランキング113位のモンティロ選手（ブラジル）との試合の放映が夜7時から始まった。テレビの前に釘付けだ。
　世界ランキング7位の錦織圭さんは力の差を見せつけたような王者の風格で3-0のストレートで勝利した。さあ、ウィンブルドンはこれからだ。楽しみな日々がしばらく続く。

冬ソナに感動する心

　病気療養中の娘が家にある連続ドラマ「冬のソナタ」のDVDにハマり、３日間で20話すべてを見終えたようだ。切ないなあと言いながら熱心に観ていた。
　朝起きると、娘から一言メッセージが残されていた。初恋が実る最終話に納得し満足した様子だ。冬ソナに感動する心を持っていてくれたことを知り、親として嬉しかった。メッセージが書かれた紙切れをDVDのボックスに大切にしまった。

香のある暮らし

　新しい１週間が始まる。朝、いつものようにラジオ深夜便「明日へのことば」を聴いてから朝ごはんの支度をはじめた。味噌汁を作り、海苔を炙り、焼き魚をチンする。
　蒸し暑かった昨日が嘘のように今朝は清涼な空気に包まれている。朝食後、松榮堂の花散里の香を焚き、コーヒーを淹れる。部屋に優しい香りがコラボして広がった。
　梅雨の鬱陶しさを香が消し去ってくれるかのようだ。