風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

雪を待つ

2017-02-09 | 大自然


 週末に西日本は強い寒波の影響でこの冬一番の大雪になる可能性があるようだ。僕が住む岡山県南は非常に気候温暖な地なので滅多に雪は降らないけど、数年に一度は少し積雪があるし、10年に一度は10〜20cm程度の雪が積もることがある。週末はかなり積もるのかも知れないなあ。楽しみ〜


葉っぱのフレディ

2017-02-08 | 健康


 ふと読み返したくなる絵本は人生の宝ものだ。いくつになっても心の中で深く息づいている。葉っぱのフレディは生老病死や輪廻転生のような難解な死生観をさらっと語る。命は永遠に生きているから、死は恐れることではないよ。単なる自然の変化なのだからと。死ぬって、たったそれだけのこと。



 先日、検査を受けた生活習慣病健診結果が届いた。悪玉LDLコレステロールが高い値なので精密検査を受けてくださいというお達しだった。おまけにピロリ菌感染胃炎の疑いとか。
 悪玉LDLコレステロールがこれ以上高くならないように食生活の改善や日常的な運動量について改善をしないといけないとは思うけど、それ以上のこと、薬で抑えるとかいった治療は拒絶するつもりなので精密検査はまったく無意味に思えるし、ピロリ菌なんて僕が育った時代は学校の飲料貯水槽でピロリ菌を飼っていたようなものだったし、それでもこの歳まで生きながらえたのだから、ピロリ菌感染胃炎の検査や治療なんて、正直、今更ですかと開き直りたくなる。
 僕は自然体で、葉っぱのフレディの自然観で生活をしていこうと自問自答した。そんなことに気を止める気配もなく僕の膝の上でハンナはうたた寝をしている夜。


薪ストーブの温もり

2017-02-05 | 薪ストーブ


 日曜日、ハンナを連れて一週間ぶりに秘密基地に向かった。着くとさっそく、薪ストーブに火入れして、ごそごそと片付けというか片付けにはならないモノの移動を始める。これといった用事をするわけでもなく、ただゆったりと過ぎていく時に身を任せる贅沢。心が安らぐ。薪ストーブの優しい温もりの中で古い山道具に囲まれているだけなのに最高の気分。



 夕方、自宅に息子夫婦が孫を連れてきてくれた。鍋を囲んで美味しい酒を呑み、孫が成長する日々の様子を聞く。まさに最高の酒の肴。Nice weekend !!


大統領令を巡る混乱

2017-02-04 | Weblog


 アメリカ国内の混乱は収まる気配がない。イスラム圏7カ国からの入国制限などを命じるトランプ新大統領の大統領令を巡って、国務省職員が1月末までに大統領令を非難するメモに約900人が署名したというから只事ではない。
 世界から多くの民族がアメリカに渡って、そこで融合した文化や芸術などがいわゆるメルティングポットを形成し、それがアメリカを繁栄に導いた源泉となった。言い換えると、諸外国から移民を受け入れるのはアメリカの基本的な価値観と言えるかもしれない。トランプ大統領の大統領令はそれを真っ向から否定しようとするのだから、中央省庁の職員が異議を唱えるのは当然だろう。就任早々からこんな調子では、アメリカの行く末が不安でならない。大国の混乱は世界中に波乱を巻き起こすから、当分の間は不安定で変化の大きい世界情勢になるのだろう。

中村俊郎さんの義肢装具会社

2017-02-02 | 健康

 ラジオ深夜便「明日へのことば」で義肢装具メーカー社長の中村俊郎さんの話しを聴く。中村さんは京都と米国カリフォルニアで義肢装具製作を学んだあと、郷里の島根県大田市大森町に戻って起業される。1ドル360円の時代に渡米したチャレンジ精神にも驚くけど、過疎化の進む人口4百人程度の田舎に戻って起業されたのはすごい。義肢装具の顧客を多く得たいのであれば都市部で仕事をするほうが有利なはずだから。今では従業員70名ほどの会社に成長し、高品質な義肢装具製作に特化して日本国内の医療機関はもちろん、海外への輸出をしているのだとか。また大田市の古民家再生にも取り組んでおられるようだ。話の隅々に郷土愛がほとばしり出ていた。
 行政が地方創生とか声高に言うよりも、結局、志が高く、郷土愛に燃えた個人の行動が地方で雇用を生み、地元の人々を元気づけて地方を蘇らせるのだろう。雪がとけ出した頃、石見銀山の観光を兼ねて中村さんの会社見学に大田市を訪れたいと思った。


アメリカはどこに向かうのか

2017-02-01 | Weblog


 トランプ大統領が日本が通貨安誘導の為替介入を何年も繰り広げていると批判した。一体この新米大統領は事実をどこまで正確に把握した上で熟慮し発言しているのだろうか。まして中国と同列で日本を論じるに至っては憤懣遣る方無い。場末の酒場で酔った勢いで不満を吐いたのであれば許してもいいけど、一国の大統領の公式発言となると看過できないし、発言内容があまりにもお粗末すぎる。
 「国連はおしゃべりクラブ」と国連を批判するに至っては、単にトランプ大統領一人を批判して済ませれるようなことではない。米国が国連を揶揄し、世界を敵にまわすひどい話だ。国連総長もオバマ前大統領もトランプの施策を批判するのも当然だ。
 アメリカ国内はもちろん、世界各地でトランプ批判のデモが頻発している。悲しいことだけど、アメリカはこれからどこに向かうのかとても不安だ。すでにアメリカは船長を失い、難破船のように大海を彷徨い始めたように見える。