台湾雪山遠征で2泊したシチカ山荘(2,510m)で朝晩、台湾のおじさんコックが食事を作ってくれた。我々19名と登山ガイド3名と通訳1名の23名分の食事づくりはまるで洗面器のようなアルミの鍋での野趣溢れる料理だった。
夕食は6種類の総菜にスープと白米、朝食はお粥に5〜6種類の具や総菜が出た。どれも美味しくて、これは参ったという味は一つとしてなかった。
電気も、もちろん照明もない無人の山小屋であれだけのバリエーションの料理を手際よく作ってくれたコックの力量には驚かされる。
どれ一つとして油っぽくもなく、野菜もふんだんに使われていて日本人には万人受けする味付けだった。貝柱など海産物もふんだんに使われていて、美味しい食事は楽しみだった。14名の雪山登頂成功はコックの料理に支えられていたと思う。
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