渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』を読み終えた。岡山のノートルダム清心女子大学で長く教鞭をとられた渡辺和子さんは現在、同学園理事長を務められている。
新聞広告を見て、Amazonでポチして買ってから長く机の上に積まれたままだった。読み始めたら一気に読み終えた。短い文章に心に染み入る珠玉の言の葉が散りばめられていて、内容は重かった。
Bloom where God has planted you.
置かれたところで自分らしく生きる、じぶんの花を咲かせる努力をする生き方は若い人にはすごくハードルが高いと思う。置かれたところの理想と現実の大きなギャップに、我が身の不遇を若い頃は強く思ったものだ。僕でも今の歳になると、置かれたところで自分らしく生きる考え方を素直に受け容れることができる。そういう境地の大人になったということは喜んでいいだろう。
今までできたことができなくなるし、物忘れはひどくなるけど、老いることは悪いことばかりでもなさそうだ。謙虚に素直に、できることなら美しく老いたいものだ。
今朝は一段と寒い。短パンで過すのもそろそろ終わりかなあ。年寄りの冷や水と言われる前に衣替えをしたほうがよさそう。
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