ラジオ深夜便「明日へのことば」をベッドに横たわったまま聴き、最後まで聴き終わってから起きて、朝食の準備に取りかかる。これが僕の毎朝のルーティンだ。
朝食は味噌汁にご飯。これも何十年、時が経ても変わらないルーティン。和食のこだわりを捨てれば、朝の忙しい時、準備の時間が短縮できて楽になれるのにと思うけど、朝だけは味噌汁とご飯にこだわり続けている。
このこだわりは多分、物心ついた時から母親の味噌汁とご飯で育てられたことが大きく影響しているのだろう。それは僕が結婚してからも変わらなかった。ご飯と味噌汁の朝食を求めた。最大の譲歩はウィークエンドだけはパン食でもいいということくらい。
娘はどっちでもいいみたいだから、僕が自分で味噌汁とご飯の朝食を準備できなくなったら、娘にとって面倒臭い老親になるんだろうなあ。その時はこだわりを捨てる苦渋の選択を迫られるのかなあ。