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冬至が起点

2015年12月23日 00時00分01秒 | 紹介

  今年の冬至は12月22日ぐらいとされている。冬至の行事は全国的に行われていて、ゆず湯に入り、カボチャを食べるとのこと。二十四節気の一つであるが陰暦である。北半球では太陽から地球までの距離が最も短くなる日で、昼間が最も短くなる。逆に南半球では距離が最も長くなり、昼間が最も長くなる。1年を24に区分し、その起点が冬至である。

 

ウェッブ辞書によるともう少し専門的に解説している。参考までに引用すると、以下の通りである。

 

 現在、広まっている定気法では太陽黄経が270度のときで12月22日ごろ。恒気法は節気を夏至からの経過日数で定義するが、起点となる夏至は定気と同じ定義である。定気と恒気で一致する唯一の節気である。暦ではそれが起こる日を夏至とするが、天文学においては太陽黄経が270度となる瞬間を冬至と定義している。冬至の瞬間を含む日を冬至日と呼ぶ。期間としての意味もあり、この日から次の節気の小寒前日までである。西洋占星術では冬至を山羊座の始まりとする。

 

 二十四節気は1太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を伏したもの。二十四気ともいう。太陰太陽暦において、月名を決定し、季節とのズレを調整するための指標として使われる。分割点には12の節気と12の中気が交互に配され、各月の朔日(1日)が対応する節気前後になるように月名を決める。

 

 実際には月中に次の中気が含まれるように決める。例えば、雨水が含まれる月を正月と決めると元日の前後半月以内に立春があることになる。中気が含まれない月が現れた場合には閏月が設けられる。ただし、定気法においては例外の処理が必要となる。特に重要な中気である夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分を併せて二至二分といい、重要な節気である立春・立夏・立秋・立冬を四立、二至二分と四立を合わせて八節という。

 

 また1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けて24の期間を表すものとして使われることがある。この場合、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた、七十二候という分類があり、各気各候に応じた自然の特徴が記述された。日本では暦注など生活暦において使われる。