多摩川ではあまり珍しい野鳥ではありませんがしばらく見ていませんでした。
10年ごとに本管を刷新する工事が自宅近辺で始まった。工事の進捗で、毎日施工場所が異なるが、工事に伴い近隣住民の周知とともに、交通整理は必須といわれるぐらい重要な施工に伴う業務である。車で通勤する方々も、連日異なる通行方法を余儀なくされる。中には大声で迷惑である旨の意思表示もあるが、その都度のクレーム処理は大変であろうと思う次第である。地下1m以上の深さにある本管は、どのようなタイミングで切り替わるのであろうか、本管から分岐した支水栓から各家庭に配水されているが、いつの時点で切り変わるのかはっきりした通知はない。
工事区間ごとに工事が完了しなければ、通知は出来ないし、工事の進捗も、天候に左右するようである。地下を掘るため、重機を使うが、始めに路上に掘削する位置が描かれる。これは市役所が持つ地下の埋設箇所の図面を利用しているようであるが、実際の所、掘ってみないと分からないとの答えが、現場施工管理者から帰ってきたのには大変驚いた。火山噴火や温泉の掘削などの話は、確証のない世界で、現代社会でも分からないことが多い世界である。これは数百mか数千mのことだから分からないといっても仕方がないで済む。しかし、1m地下がどのようになっているかですら確実なことがいえないようでは、「こっくりさん」の登場が必要なのかも知れない。
地下埋設物は、水道管だけではない。雨水、汚物の排水管、ガス管等が、あるのは分かるが、どのような基準で、どこにあるかは、縦割り行政の弊害でもあり、明確ではないとのことである。工事業者による履歴もはっきりしない。近くの主婦の話では路上はまるでキルト仕上げのようで、モザイクであるといっていた。掘っては埋め、埋めては掘るの繰り返しが、路面にまだら模様を作っている。年度末にかけて毎年の恒例ともなる公共工事は、主管庁の入り乱れは何とかならないのであろうか、都市計画はもっと効率的に行う方法があるのではないかと思うが、それぞれの官庁での調整機能がないに等しい状態は解消される見込みは薄い。
自宅近辺は住宅地であり、幹線道路から離れているため、さほど交通量が多いとはいえないが、工事が幹線道路ともなると、夜間の工事を強いられるようで、交通整理を担当する者も危険性と背中合わせで、常に気が休まることはないという。どの工事についても必要なことなのであろうが、無駄が多い世界としか写らないのは何故か釈然としない。