ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

夜間中学の集会

2010年12月12日 09時13分15秒 | Weblog
11月の奈良の夜間中学の集会が今日の奈良版で掲載された。2週間もたまっていた記事だ。「いつ開かれたわからない」と記事を読んだ家族が尋ねてきたが、記事が遅れた場合は「このほど}と書くのである。
 
 どう財政危機の中で学ぶ権利を守るのか。熱い議論が闘わされた。その中身はだいたい詳しい記事でわかった。

 今後の展望なり運動の組み立ては載っていなかったが、集会を準備した人たちには当然もっているわけで、改めてさらに突っ込んだ記事を読みたいし、また直接聞いてみたい。

 大阪での運動もそうだが、もし財政健全化が進み、それでカットされた部分が復活するということなら、それでいいのではないだろう。財政問題を跳ね返すのが、学ぶ権利の保障であろう。行政が死守すべきものだ。そこに本末転倒があると、状況は変わらない。

 本末転倒している行政部分が何か。人権行政の脆弱さだろう。それだけの位置しかないのかと思わせる。その弱さは政治の目標がどこにあるか不確かだからだ。『荒廃する世界のなかで』という トニー・ジャット の本が出た。訳者は森本醇。社会民主主義の未来を語る本だ。 民主党の右往左往に渇を入れてほしい。ほかの野党が。
コメント
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