ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

2007年7月アクセス№3記事;

2008年07月31日 07時39分09秒 | Weblog
 生後3か月の珍島犬の朝夕の散歩に連れて行った。なんとかわいいことか。犬もネコも飼ったことがない。とりわけ犬にはズボンの上から噛み付かれたりして、あまりいい印象がないだけに、珍島犬のかわいさには新鮮というより、新たな発見をも見出した。

 韓国では同種の犬に富山犬という種類がいるらしい。この2種は日本の秋田犬と同じ種類に属すらしい。

 すこし山道をあがると、盛んに帰りたがった。仕方がないので珍島犬が引っ張るとおりに従うと、一目散に飼い主宅に駆け込んだ。その走り方が実にいとおしい。

 犬とはかわいさといとおしさを備えるものだとは思いもしなかった。番犬として飼うというのとはまた違う種類かもしれない。

 自宅で犬を飼う人の気持ちに冷ややかな面があったが、その気持ちのいったんが少しわかった気がする。

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出たとこ勝負のクセは相変わらず

2008年07月30日 22時23分21秒 | Weblog
 大阪韓国領事館にパスポートの切れ替えの人があり頼まれて同行した。

 館内に入ると、えらいすいていた。

 昔は韓国に行くのにもビザが必要だったので、領事館は日本人も多く満員だった。いまは閑散としている。日本人で訪れる人は少ない感じだ。

 制度改革は大変な効果をもたらすと、一人納得する。

 図書館が併設されていたので、ついでに立ち寄ろうとしたら文化院の移転で中津の方に移ったようだ。なかなか中津まで行けない。韓国の書籍で調べたい時に便利だったのに……。

 30分ほどで表に出た。御堂筋はイチョウ並木で陽影ができて、真夏でも少しは涼める。
 
 道頓堀の方に歩いて交差点を渡り古本屋さんに寄った。お目当ての本を探していたら、携帯電話がなり、表へ。おかげで本購入の衝動は抑えられた。出たとこ勝負のクセは相変わらずだ。
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ソウルの豪雨が翌日日本に

2008年07月29日 19時51分21秒 | Weblog
 台風ならわかるが、豪雨も移動してくるのか。「冬は朝鮮半島からやってくる」と喝破したのは司馬遼太郎さんだが、夏もそうなのかと思わせる昨日の豪雨だった。

 冬は朝鮮半島南側で雪をもたらす低気圧配置なら、日本も1,2日遅れてその雪を見るーということなのだが、夏は気圧配置は南から発達した高気圧が日本列島を覆うから、北西の朝鮮半島からの気候の影響は少ないはずだ。

 もうこれまでの常識では通じないのかもしれない。温暖化は全地球的に気象条件を同じにする。そのあらわれなのか。27日のソウル周辺の豪雨、翌28日の北陸、近畿の豪雨。国境とか言ってられない時代になってきた。それだけ協力をお互いに求めないと生きていけない。もう、そういう時代なのだ。
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2008年8月№2アクセス記事

2008年07月29日 09時30分09秒 | Weblog
 これまで聞き取りをされた資料のファイル、写真の整理、証言別録音テープ…。この整理方法はとても私にはできない。すごい。

 「幼い時からですか」と質問したら、「オモニが「お前は鋼鉄をたたく棒のように曲がったことが嫌いだ」と言われたものだ」とおっしゃった。「学者になりたかった」ともおっしゃった。

 齢80才。この方の若い時代に在日朝鮮人がいくら学識がおありになっても、専門職にたどり着くことは容易ではなかった。いまの時代ならと思うと、時代に翻弄される残酷さを思った。

 「また収入にはならない仕事で研究を進めている」とはにかむように笑われた。この少年の心が研究の原点なんだろう。先駆者は恵まれない。なぜなら誰もやらない分野を切きながら、その成果はなかなか評価を受けないからだ。

 先生のストレスのすごさを痛感しながら自宅をあとにした。
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夜中生集会で橋下大阪府知事招くこと決める

2008年07月28日 10時47分20秒 | Weblog

 この日は近畿夜間中学連合生徒会15校から58人が参加、教師をいれれば約100人の集会になった。

 主に生徒からの発言が相次いで、削減に強い抗議を示した。

 削減反対の署名活動で街頭に出たことが大きいと運動の成果を生徒の1人が語り、事務局では「〈まず削減あるき>の姿勢から歩み寄りができなかった。このままではいかんと府議会議員のところに足を運んだ。09年度の予算は来年2月に決定する。このまま黙っていたら就学援助金は廃止される。9月が勝負で、運動を続けないといけない。知事は議会が終われば行くという答弁があった」とした。削減反対署名は全国から寄せられ、総計で35000近くになる。
 
「出席率の問題が出されるが、年をいって学んでいるからからだの悪い人もいる。高校への進学率など言うが、これらは夜間中学生の側に向いての発言ではない」
「予算削減は根本から間違っている。義務教育としての当然の権利だ」
「23日の予算削減のニュースを聞いて体中の力がぬけた。しかし、そう言ってばかりはおれない。強い意志をもたないとだめだ。知事に直接会って聞いてほしい」
「補助金は爪のあかほどで、それを削るのか」
「知事は生徒のことがわかっていない。出席率の問題もそうだ。家庭をもっていて学校に通う。高齢でもある。しかし、夜中は義務教育だ。だから必要な経費だ」
「市民税を年金から引いている。うまくいかんなら文部省にいかんとあかん。戦争で焼け出されて学校は3年しか行っていない。税金ばかりとられ、とることばかりだ」
「今回の結果について府教育委が説明すべきだ。この場で。知事が泣いたことがテレビで映ったが、こっちが泣きたい」
「直接知事に会い生の声を届けたい。運動をもっとしていかないとだめだ」

今年度のカットは10パーセントで、来年度からは補助廃止の方針だ。これに対して来年度予算を審議を始める9月議会にむけて集会を開くことが確認された。
 集会の期日は未定。8月末か9月初めになる可能性が強い。事務局では「招待状を知事、議員に出す。これに応じてくれるかはわからない。そこで示される熱意は知事に伝わるはずだ。今日は58人参加だが、300人、400人集まれば違う」と、8月末か9月初めの集会に全力を投入して、来年度全廃を阻止する運動を続ける。(
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日曜日新聞書評欄簡単レビュー

2008年07月27日 10時21分35秒 | Weblog
 小説2作品から。楊逸『時が滲む朝』(文芸春秋、1300円)ー毎日ーと、平野啓一郎『決壊』上・下(新潮社、各1800円)-日経ーである。2作とも書評が手厳しい。前作の書評は張競による。本格的な書評である。ご存知のとおりこの作品は今年度上半期の芥川賞受賞作。中国人作家初の芥川賞受賞作品。張は母語でない日本語を駆使して書いた作家の言語力を称賛する一方、文学の本質からまず説き起こし、いくつかの点で注文している。
「優れた小説であるかはオリジナリティーがあるかどうかにかかる。読者は常に魂が揺さぶられるような、斬新な言語体験をも求めている。その期待の水平に近いほど、共鳴が得られやすい」
「しかし、文学は文体だけで成り立つものではない。器に盛られる中味のほうがより重要である。物語の構成や展開の仕方、登場人物の喜怒哀楽の描写も作品の出来映えを大きく左右する」
 こう書く張は作品の中で天安門事件が起きた後の展開にもう一つ工夫がほしいと注文する。「生活体験の欠如を想像力で補うには、布置の周到さが求められる」として民主化を求める姿の希薄感をあげる。
 さらに張は「作家は生に対する深い洞察力を持たないと、よい作品を書けない。小説は言語の芸術であるから、思想信仰を表現するものではない」という趣旨の発言に続き、「生を描けたかどうかが作品の善し悪しを判断する唯一の基準だ」と書く。暴力的な「矯正」よりもー日本語を母語にしない作家ー、その理由を吟味し、クレオール化を包容することが大事だと説く。実はこの作品こそ文学とは何かを学べる作品といえる。

 後者の平野の作品について根本のところに疑義を呈しているのが評者の山城むつみだ。作品9・11事件の翌年、1人の会社員の遺体の断片が日本各地発見される。警察当局に容疑をかけられる被害者の兄。「悪魔」を名乗る犯人の犯行声明は海外にも無差別殺人を誘発させる。幸福追求を求める臨界は心の空白さなのだが、作家はこの現代人の空虚さを描く。山城は『歎異抄』の一説を引用してもっと深い小説設定を求めている。その一説とは「わがこころのよくてころさぬにはあらず、また害せじと思うとも百人千人をころすこともあるべし」というくだりである。殺すような心の臨界状況よりも恐ろしいのは、殺そう・殺すまいという意志以前にその心と千人とのあいだに生起して、殺す・殺さないを決している何か別のものがあるーと山城はあげるのだ。それは何か。人間が持ってしまう虚無感なのか。山城はその答えを書いていない。ただ親鸞が言ったことは絶対的存在である阿弥陀仏と煩悩具足の私との距離感であり、絶対物に身を投げかけた親鸞にとっては地獄もいちじょうの住みかぞかしなのだ。絶対との格闘ゆえに生まれつつあるものの追求を語った『歎異抄』の親鸞と平野とでは立つ位置が違う。虚無と絶対をどう生々しい生として描けるか。先の張の指摘と合わせて読むと面白い指摘となり読者に迫る。いじれにしろころこの2冊は今年の代表する文学作品になるだろう。

 朝日新聞で連載された『新聞と戦争』が一冊の本になった。朝日新聞出版刊で、2415円。戦争協力の極地は朝日新聞社屋が軍需産業に使われたことだ。そのころを本書は書いている。新聞製版技術が軍用機の設計図拡大に転用されたのである。私も新聞製版現場で働いた経験があるからわかるが、その技術への誇りが従事者を支えていることなのだ。だからこそ戦前にあっても同じメンタリティーであることは想像に難くない。朝日の東京本社は「護国第4476工場」と呼ばれた。誇りと戦争協力という問題をどれだけ本書が追及しているのか。ここが大きなカギのなるが、その点を軸にまとめて読んでみたい。人間の誇りこそ、邪悪さを拒絶する一方、誇りゆえに国家を誇りあるものに協力していく矛盾をもつ。戦争がなぜ国民を巻き込んでいくのか、心のありようも重要である。事実関係だけ追うことからさらに進めることが次ぎに求められる。朝日の連載は外岡編集局長―当時―就任から実現したと聞く。さらに後輩は本書の刊行で満足するのではなく掘り下げることを求められている。
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どうしてこんなに人が多いのか

2008年07月26日 19時14分56秒 | Weblog
 ふきぬけになっている構内のエスカレーターに添い3階部分に喫茶店があったが、「室外にイスがある。これはあかん。この暑さではかなわん」と地下に潜った。

 お目当ての店がなかなか見つからない。しかし、やっとあった。その喫茶店、私らが入っている間、次々とお客さんがくる。こんなところなら経営で苦労もしないだろうと思った。

 大阪駅の比はない。京都駅は人数が違う。なんでか。

 会議はなんとか方針がでた。それも1時間ほどで。中身が濃い話ができた。あとは大変だ。やらないといけないことが多い。それにしても京都は人数が違う。

 帰りは近鉄で奈良駅まできた。京都ととなぜこうも人数が違うのか。閑散としたところがいいのかもしれない。人数だけでは良し悪しは当然言えるわけないが、観光業者はたいへんだろうな……。京都は人が多すぎる。
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疾走するお坊さんー朝早くどこへ

2008年07月26日 11時26分47秒 | Weblog
 どうして土曜日の朝早く飛ばさないといけないのか。次々と車を追い抜き、見えなくなった。

 袈裟とヘルメット、革の手袋。おしゃれだ。

 お坊さんは単車で飛ばしていくとは、考えもしないこと。お経がゆったりしているから、当然、日常生活もゆっくりと思うものだ。その思い込みがよくないのかも知れない。

 単車でスピードで出しても、袈裟をたなびかせてもかまわない。人間というのはえてして、思い込みをはずされると違和感を感じてしまうわけだが、それにしても、颯爽と駈けぬけたものだ。

 まっすぐ行ったのか、それとも交差点で曲ったのか、わからない。法事に間に合わないから、急いでいたのか。ほかの寺に行く用事があったのか。しかし、こんなに早く法事はないだろう。
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2007年7月アクセス№1 福間のスイカはとびきりうまい

2008年07月25日 22時44分33秒 | Weblog
 福岡に仕事で行き、えらい得をした。

 西日本新聞記者と夜会ったが、ちょうど韓国の安東大學の学者が訪日してられ、宿泊先のホテルの居酒屋で同席。ここで「安東焼酎」の土産をいただいた。なんと手回しのいい方か。

 翌日は旧の福間町に仕事へ。そこで朝9時から入り午後2時まで根をつめて仕事。それから特産野菜市場へ。というのは、この福間町のスイカがうまいから、何よりも買い求めかったのだ。プレゼントした友人から「こんなおいしいスイカ初めて」と感想を聞かせてもらったから、思わず3個購入。

 ラクビーボールのようなかたちのスイカで、こぶりものばかり。値段は500円から700円ほど。大阪なら1000円はするだろう。

 500円のスッカを1000円も出して宅配で送るわけにゆかず、自宅まで持ち帰るはめに。

 途中、うち1個がバックから飛び出し、クルクル回るスイカを追うハメに。予想もしない事態に冷や汗をかいた。スカイがこんなに転がるとは思いもしなかった。幸い車道ではなく助かった。スイカは扱いを間違うとケガをする。

 扉を開けると、「ようスイカ3個も九州から持って帰るワ!」と一喝されたが、福岡から新幹線に乗り持ち帰るほど価値が高いのだ。ほとんどの人は知らない。博多の友人は一様に「福間のスカイ?」と怪訝な様子だった。知る人ぞ知る。
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勝手に送られた原稿に当否は当然連絡なし

2008年07月24日 00時03分41秒 | Weblog
 頼まれもしないのに原稿を送って、採用されるはずはない。またボツだ。正確に言うと、ボツの感じだ。

 ただボツという連絡が一度たりとてあったためしがない。無視というか、何と言うか。頼まれもしないものを勝手に送るからで、「読者のページ」に投稿した人に、いちいち新聞社なり雑誌社が「採用しませんでした」と連絡するかとい言えば、そんなことはない。

 冷静になると、連絡がないのは当然のことだろう。

 そこで、なんとかーとは思うがなかなかそうは行かない。

 単発ものはもうやめようかも思う。徒労に終わる事が多い。

 それより資料や証言を集めてまとまった方がいいかも知れない。

 だからテープおこしで集中するのか。しかし単発をしないと、計算がたたない。ジレンマ。いい年をして。

 
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とばしはクセか

2008年07月23日 21時49分11秒 | Weblog
 内容はまだ書けないが、一緒に相談してきたジャーナリストに念のため電話を入れた。

「おい、おい、まだつめができていない」

「ほんまかいな。これでええのと違うの」

「おい、おい、まだやで」

 こんな会話が記者の前で展開。急遽ストップ。

「まだその段階でない。すまんね」

 15.6年来の知合いだったから、「それでは仕方がない」となった。

 あと3人いる。これの断りの電話に追われた。2人は旧知の仲。なんの問題もなかったが? 残る1人は顔も知らない記者。かなり立腹しているのが電話の向こうでもわかった。

「えらいすいまへん」

「仕事を入れますよ」

 この一言がこたえた。

 都合して時間をあけてくれただけに、まことに申訳ない。詫び状を書くしかない。それが礼儀だろう。

 それにしても「とばし」はくせなのか。対象があるとすぐくらいつき追いかけていく。事件記者そのもの。多少の間違いはいいという性格は変らない。

 しかし電話をいれたことで、あやうくセーフというところか。
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編集局からの手紙 週刊誌の時代?

2008年07月22日 09時28分58秒 | Weblog
 「東洋経済新報」は中身が群を抜いている。例えば「新聞の危機」という特集を各誌がやったが、「東洋経済新報」はデーター量が他誌を圧倒していた。データーは客観的であるゆえに、読者はその主張に説得される。

「ニューズウイーク」は国際関係から日本や東アジアを見ることができるという面で、群を抜いている。最近ではG8特集での「世界危機入門」、ニュースを読み解く「世界宗教入門」など、海外にライターを擁する「ニューズウイーク」ならではの特集だ。

「週刊朝日」はいま何を日本人は知りたがっているかを知悉した編集陣をそろえている。かつて扇谷正造という名物編集長が活躍した時代は№1の発行部数を誇った。「週刊誌の鬼」とも称された人だ。「週刊文春」「週刊現代」「週刊ポスト」などに抜かれて凋落が伝えられたが、復権してきた。

ネットの時代で活字離れ、紙媒体の減少はたしかだ。しかし、だからこそ「週刊誌だから載っている」「こんな視点があったのか」と、独自のネタ、特集で迫るなら、読者を引きつけられる。3誌で共通しているのは、イデオロギーで説かないことと、大衆性に根ざしていること、言論が独立していること、当り前だが、自由主義陣営の思想的限界をもつこと。

後者の思想的限界とは、突き抜けた批判精神をもつことだ。象徴的支配を批判する精神だ。それは天皇制であり、宗教的指導者批判であったりする。また世のジャーナリズムが置いてきぼりにしがちな、もの言わぬ(言えぬ)人への徹底した取材継続、関心の持続だ。逆に言うと、そうした突き抜けた批判精神を縦横に発揮する雑誌なり週刊誌が生き残る余地をもつことを示唆する。

「週刊金曜日」、「現代の理論」(これは雑誌)などはそういう意味では、生命力をもつ。問題は大衆性をどう発揮できるのか。ここが一番難しい。なかなか獲得できない。上滑りになる。難しい、暗い、多くの人の関心を得られないーなど評価は厳しい。徹底して前述の3誌に学ばねばならない。
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竹島(独島)問題をどうみるか 下

2008年07月21日 15時41分02秒 | Weblog
 太政官指令が無視されてきたことこそ竹島問題を複雑にした主因だろう。その後の日本は朝鮮半島の領有をめぐりロシアとの軍事的対立から自国領として編入する。この間の史実は崔文衡(チェ・ムンヒョン)漢陽大名誉教授の研究が裏付けとなる外交文書も紹介した著『日露戦争の世界史』(藤原書店、2004年刊、朴菖煕(パク・チャンヒ)訳)でふれているが、日本の外務省が大韓帝国領土であることから反対の意思を示したものの、軍部がロシアのバルチック艦隊の北上を食い止める上で戦略的要として独島を自国領に編入した-という史実だ。

 こうして}九〇四年八月の日韓協約から約三ヵ月後にあたる一九〇三年一月二八日に日本政府は竹島(独島)の領土編入を閣議決定して竹島と名付け、島根県は告示四○号を出し領土とした。植民地解放以降、韓国側では五二年一月一八日に出した「隣接海洋に対する主権宣言」(李承晩(イ・マンスン)ライン)で独島を含む韓国領土を明確化したが、日本政府はこれに対して同年一月二八日、独島(竹島)の領有権を主張、ここに独島問題が発生したのである。

 一九五二年から始めた日韓漁業交渉は一九六三年に妥結したがまとまった漁業協定では独島問題は先送りされて解決をみていない。朴ビョンソビは日本の外務省が一八七七年指令を隠して島の領有権を主張する姿勢を批判。一方、大西は偏狭なナショナリズムで対立することを克服すべく両国共通の島名で共通の歴史認識にたって考えるときがきているという。

 韓国側では無人灯台の設置(五四年)、接岸施設の整備(九七年)など行い、二〇〇〇年四月から慶尚北道鬱陵郡独島の行教区となっている。
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週刊誌売り込み原稿は多くはボツ

2008年07月21日 12時22分57秒 | Weblog
 今月に入り、週刊誌、機関紙に原稿を3本送るが、なしのつぶて。つまり採用されないということだ。この不安定さがかなわんので、テープおこしをひきうけて、連日格闘中。しかし、しんどい仕事だ。

 パソコンで文字盤を見ないで打てる技術はない。親指シフトで慣れて10年以上叩いていたのが、ローマ字入力に移行したから、そう習得できない。打ち間違いが多い。

 しかし懲りずに週刊誌に今日も送った。採用はされないかもしれないが。

 団塊の世代だが、多様な段階がある。こうして売り込み原稿で追われている人と、悠々自適の人、嘱託で仕事を続ける人…。

 しかしもうテープ起こしはやめよう。本当にしんどい仕事だ。「もう」とは当分の間ということだ。今月末までかかる。
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関西の平和運動ー活発化

2008年07月20日 15時02分01秒 | Weblog

 「シーサーネット」は世界や日本各地の平和を求める闘いに連帯、派兵恒久法など戦争政策、米軍再編と憲法改悪に反対する闘いをこの間組んできた。07年度は毎月のように集会などを行い、参加者は増えてきている。参加者の状況を見ると、昨年10月14日の「戦争はあかん! 基地いらん! 07関西のつどい」では会場の大阪野外音楽堂に800人が参加、沖縄・辺野古、岩国からの基地反対闘争をすすめる2人のゲストが講演した。今年1月8日の新テロ特措法の衆議院再決議を許さな集会では中之島公園女性像に150人参加、2月11日に沖縄で起きた米兵による少女暴行事件に関してはアメリカ領事館(大阪)への緊急抗議行動を素早く行ない、3月3日の同事件抗議集会では扇町公園に350人が参加した。
 橋下大阪府知事への抗議も活発に展開された。大阪府知事選直前から、米軍艦載機の移駐反対を理由とした岩国市庁舎建設補助金差し止めをめぐり辞任した井原勝介岩国前市長を非難、岩国市民の米軍艦載機の移駐反対の市民投票で87、4%もの人びとが反対に投じたことについても、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と非難したことに抗議文を送るなど活発な活動を展開してきた。
 08年度の活動では10月5日に「戦争はあかん! 基地いらん! 08関西のつどい」を大阪市浪速区の浪速・人権文化センターで開催することなど報告された。集会はおおさかユニオンネットワーク、沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会、大阪東南ファーラム平和・人権・環境など6団体が呼び掛け団体で、名古屋高裁・自衛隊イラク派兵違憲判決(今年4月17日)について池住義憲さん(自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会団長)などが基調講演を予定しているほか、米軍犯罪被害者に訴えなどがある。オーストラリア人被害者が関西で証言するのは今回が初めて。また米軍再編で基地反対闘争が全国に広がり、沖縄・辺野古のほか岩国、横須賀からの基地反対闘争代表が訴える。
 総会では小松基地関連の基地反対闘争との連携など提起され、また基地被害者の補償の取組みの一端も紹介された。総会後は学習講演会と「ピースリンク広島・呉・岩国世話人」の湯浅一郎さんが「憲法改悪の先取りー派兵恒久法」と題して話した。
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