ブログ「かわやん」

森羅万象気の向くままに。

日本1の巨人に単純に賛辞を送れない理由と第3監視機構の設立を

2012年11月04日 11時11分15秒 | Weblog
昨日までは仕事も手につかず。プロ野球の日本シリーズだ。巨人だけは日本1になってもらいたくないのと、コーチ経験もない日本ハムの栗山監督をシーズン当初から応援していたからだ。

日本ハムが勝利すればこんなにすっきりした朝はないが、負けてしまった。それでも巨人賛辞を来るべきなのだが。

 朝起きて読んだ朝日新聞のスポーツ面の西村欣也編集委員の「消せない事実 認識を」の記事はスッキとした。

 原監督の醜聞や開幕前に巨人の新人が契約金の最高標準額を大幅に超える金額が複数の選手にわたっていたという事実だ。西村編集委員が書いたように原監督に女性問題で元暴力団関係者に多額の金がわたっていたとすれば明らかに野球協約違反だ。

 巨人は「暴力団関係者ではない」と反論し、加藤コミッショナーはまったく調べることなく「野球に手中してください」とエールを送ったのだ。

 それらを明らかにしないで今回の日本シリーズに。巨人を応援したくない気持ちもわかるというものだ。

 もやもたして気分が西村編集委員の今日の解説で少しすっきりした。

 それにしてもスポーツマンシップとは何なのか。強いものはと問われないのか。野球ファンだけに悪い気分がずーっと残る。プロ野球機構にも第3の監視機構が必要だ。
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週刊朝日問題での1つの視点

2012年11月01日 10時00分09秒 | Weblog
わすれっぽいのはわれわれなのか。しかしそれではいけない。週刊朝日問題です。朝日は自助努力でがんばっていただきえたい。この間の論をネットでさぐった。日本にいない人の方がよく見ている。

「木村正人のロンドンでつぐやいた」というコラムでは以下のように書いています。今回の「血脈主義」「血の論理」という指摘である。

 日本国憲法制定時の金森徳次郎・憲法担当国務大臣の著作「憲法うらおもて」を読んでいて、「日本の一部の人のいう家族は親子を中心とする考えであるのに、外来思想の家族は男 女を中心としている」という下りに目を開かされた。

 日本で政治指導者を選ぶとき、若さは「経験不足」「未熟」という弱点にみられることが多いのに対し、英国で年齢がリーダー選びの主な基準になるようなことはない。

 日本では血縁、地縁がいまだに重視され、「世襲」と決別すると約束した自民党はこりもせず「世襲」候補の擁立を進めている。英国では「世襲」議員はほとんどおらず、「世襲」 は時代遅れ、マイナスとみられている。

 突き詰めて考えると、日本の家族が親子という血でつながった関係に重きを置いているのに対し、欧米の家族では夫婦という契約関係が重視される。政治でも「世襲」という「血の論理」がはびこる日本に対し、欧米は有権者と政治家は投票と政策実現という「契約の論理」で結ばれている」。要は最初の男女という言葉のように個の自立ということか。
 
「契約」の原点は「神との契約」ということだから、大分日本の風土とは開きがある。血の論理でない契約社会ですか。前者の弊害を地道に克服していかないと。
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