あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

町田康著「湖畔の愛」を読んで 

2018-11-30 11:43:45 | Weblog


照る日曇る日 第1170回



日常と非日常の境目を行ったり来たりして、わたしらの文芸によせる無条件の定見をば、その文体、プロットを通じて打破しようとする町田選手である。

が、なんだかペンを持つ右手が萎えてきているようで気になる。

もはやパンク・ロックがパンクがしてしまったように、パンク文芸もパンク寸前ということかもしれんて。



    七四と四四の親子なれど手をつなぎ歩く霜月の午後 蝶人

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