ツバメ日記

登山と日々の出来事

一冊のノート

2022-06-12 21:49:18 | 日記
今日は妹と嫁と3人で、母親が入院~施設と不在になっている実家に空き巣に入られると

面倒なので冬物の整理に布団カバーの洗濯などをして

貴重品も持ち帰って来た。

母親は妹と嫁には貴重品の整理場所に、印鑑の在処と話していたようだ。

私がワイドナショーを見ている時に貴重品を、妹と嫁が持って来た。

貴重品を入れていた袋には一冊のノートが入っていた。



母の文字で通帳、カードの番号、各通帳の印鑑に色々と伝えたいことがしたためてあった。

遺影の写真の指示に着る着物、棺の中に入れてほしいもの。

自分のお気に入りの服と父の背広を入れて焼いてほしいと書いてあった。


父が亡くなった時に、葬式の朝に母は棺の中に眠る父に胸元に前夜にしたためた

手紙を入れたと嫁から聞いた。

ノートには3度、同じことが書いてあった。

49日の法要はしてほしい、父のもとに行きたいからと書いてあった。

なんかね。 私は涙なしでは読めませんわ。

ノートの母の頼みは、すべて嫁と妹に託さられいました。

長男の名前は一言もなかった。

やはり、父も母も嫁の事が大好きだったのでしょう。

ひとつは親孝行ができたのかな。

面会がままならない時ですが、母親の事がホンマに気になります。