3連休は晴天間違いなしのお墨付きでしたが、山と下界では違います。
連休初日の土曜日は曇天。
上高地から横尾まで歩きますが、とにかく人が多い。
その辺の地方都市の商店街より人が多い、、、、、、
ちなみに私が到着したAM11時前の横尾のトイレは女子の列がなんと50mで男子も15mの列、この先が思いやられます。
テン場も激込みで登山道脇に設営したもんだから何かと煩かった。
夜の8時過ぎからポツポツと雨が降り始め、一気にやる気が急降下
夜中の2時過ぎに起きて出発準備。
雨は止まないが少し小雨になってきた。
霧雨状態の3時30分に出発するが、雨でテンションが激下がりしているので予定を30分オーバー。
夜明けに涸沢に着いてビックリ。
どうも標高2600mより上は雨ではなく雪だったようです。
実は噂に聞く涸沢の紅葉が素晴らしく綺麗だったのに、夜明け前のレンズの眼では再現不能です。
北穂のテン場は冷凍庫になってました。
キレットが雪で危険なので北穂小屋で少し待機。
12爪のアイゼン装着の単独者が下って行ったが危険を感じたら戻って来ますと言っていた。
上から覗くと長谷川ピークまでの積雪が嫌な感じである。
カップラーメンを食べて北穂の下りを慎重にいけば大丈夫と自分を鼓舞してキレットにGO!!
ヒェ～、おっかない、、、、 先行者の踏み跡を辿るも岩場では雪の踏み跡もないので眼を皿の様にして辺りを見回します。
積雪の北穂の下りに比べれば飛騨泣きも長谷川ピークもタマが縮みあがる事無く無事通過。
南岳小屋でカレーライスを食べて天狗池へ向うも今日は一度も槍ヶ岳がその姿を見せない。
南岳から天狗っ原への下りが激下りだったので、少しビックリ。
紅葉の天狗池は素晴らしいのに槍はガスの中、残念。
紅葉を満喫しつつ無事16時40分、横尾テン場到着。
そして連休最終日なのに横尾から上高地に向かっている時に登って来る人の多い事。
みんな紅葉目当てなんでしょうか？
そして最終日は連休一番の好天でした。
帰りに最近、2度ほど車中泊をした高山のアルプス展望公園に寄り道をしてみると
残念、、、、 2時間前まで、まっただ中に居たのにガスがかかっています。
今回は一度も槍様を拝む事が出来ず。
