今日は新しく出来た奈良は高ノ原のイオンシネマに 「続、3丁目の夕日」 を見に行って来た。 朝一番の午前9時30分の上映、おかげで中年以上の夫婦連ればかりでゆっくりと鑑賞出来て大満足。
映画の出来も良かったし、でも最後は少しハッピーエンド過ぎたかな? 昭和30年代半ばは金の卵ともてはやされた中卒の子供達が頑張った。 みんなが今日より明日、そして日本の国を良くしようと頑張った時代なんだね。
親父が働いていた炭鉱が閉山になって、大阪に出て来て2年後に初めて熊本に帰省した。 中学1年だったけど、当時はクラスメイトで自家用車がある者は10人いたかどうか。 友人の家に遊びに行って自家用車があれば 「金持ち」 と囃し立てていた時代だった。
よって高速道路も名神、東名くらいしか長距離道はなかったので帰省の足は、大半の国民は国鉄利用、新幹線も東京~新大阪間のみだったので、夜行の臨時列車が大増発されてお盆に休みが集中していたので大変な混雑だった。
車両には楽しくおしゃべりをしている若者のグループがいくつかあったけど、今と違って旅行ではなく集団就職で出て来た若者の帰省だった。 16、17才の子供達が中学を出ると知らない土地で働いてお盆と正月に田舎で暮らす弟、妹に都会の土産(文化)を運んで帰る。
あの頃は、みんなが当たり前のように働いたんだけど現在はどうなんだ? 我家にも現在、ブラブラしてるのがいるけどバイト=就職=社会人と、どうも勘違いしているようだ。
しっかり仕事をして納税しているのが社会人!!
あ、話が横道にそれたけど続編も良い映画でした。