小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

第3回サンスポ古河はなももマラソン完走報告

2015年03月16日 | ランニング

平成27年3月15日開催の第3回サンスポ古河はなももマラソン、とりあえずは何とか完走しました。

タイムは大幅に自己ワースト記録を大更新しました(笑)

ネットタイム 5時間14分24秒

一昨年の東京マラソンで記録した自己ワースト記録を38分更新です。今回の古河でフルマラソンは3回目ですが、走るごとにタイムは落ちています(笑) 

初フルは2012年の板橋Cityでしたが、このときは4時間29分02秒でした。これが自己ベストです。このときは初めてのフルマラソンということもあって、いったいどれほどキツイのかもわからず、また42.195kmがどれほど長いのかもわからず、生半可なトレーニングでは完走すら覚束ないのではと思い、それなりにフルマラソン仕様のトレーニングをしていました。30~50kmのロング走や峠走、15kmビルドアップなどを、付け焼刃的ではありましたが一応はこなして本番に臨みました。後半はかなりヘタリましたがそれでもサブ4.5を達成しました。

その後、林道フルマラソン秩父ウルトラマラソンなどを経験し、「フルマラソン程度ならとりあえずタイムを気にしなければ完走くらい出来るだろw」 くらいの楽観的希望的観測を持ってろくな練習もせずに2年ぶりに臨んだフルマラソンがこの古河マラソン。確かに完走は出来ましたが、今までで一番きつく、今までで一番早く失速し、今までで一番練習不足を後悔した大会でした(笑)

ラン友の松パパ氏と会場で合流、準備を整える。スタートの20分前に念のためトイレ行列に並ぶが前に十数人いる。待っている間にも刻々とスタート時間が近づく。私がトイレに入ったのはスタート直前。トイレの最中にスタートの号砲が鳴り渡りました(笑)

松パパ氏と共に最後尾からスタート、しばらく進むとサブ4ランナーの松パパ氏は先に行って見えなくなったが、自分としては6分/km程度のペースを保って4時間台前半でゴール出来ればと(楽観的にw)考えていたので飛ばしすぎないようにして5km、10kmと進む。この程度のペースなら問題なく最後まで行けると考えていたが、15km辺りでなんとペースが保てなくなってきた。たかがジョギングペースと思っていたのに、たった15km程度しか持たないとは…(汗)

さらにこの辺りからかなりの空腹感を感じるようになった。当日は朝5時半頃に「赤いきつね」と切り餅2個を食べ、会場までの間にエナジージェルを2度摂取。あとはレース途中のエイドで軽食を採れば問題ないと考えていたが、あまりの空腹感で途中食べ物の事しか考えられない状態に。どこまで行けば食べられるかばかりを考えながらずいぶん走った。ようやくたどり着いたエイドステーションにはカットバナナが。ようやく見つけた食物。立て続けに10個を一気喰いし、ようやく少し空腹感が収まったのでまた走り出す。でもすぐにまた空腹感。次の軽食エイドにあった菓子パンは、アンパンとクリームパン計5個を一気喰いしてようやく空腹感が収まった。このあとはもう何も食べなかったような…(笑)

さて脚のほうですが、20kmを過ぎた辺りから時々攣りそうな状態に。太腿の前も後ろも内股も脹脛も。そのたびにストレッチを交えながら走る。ペースも完全に落ちる。「こんな痙攣直前の両脚で果たしてあと20kmも走り切れるのか?」と考えつつ、ほとんどLSDのようなペースで進んでいく。後半は本当に長かった。先にゴールしているであろう松パパ氏を、いったいどれだけ待たせることになるのかと心苦しく思いながらも思うようにならない両脚で走ってはストレッチ、走ってはストレッチの繰り返し。25km、30km、35kmと、とにかく前に進んでさえいればいずれゴールには辿り着くからと自分に言い聞かせながら、長い長い道のりをゆっくりと進んでいく。

走っている時間と、立ち止まってストレッチをしている時間と、どっちが長いのかわからないようなレース終盤、ようやく40kmの文字が見えたときにはすでにスタートから5時間を過ぎていた。まさか5時間を超えることになろうとは予想もしなかったが、いかんせん痙攣寸前の脚ではどうしようもない。すでに背筋も重だるく満身創痍(笑) なんとか最後の1kmだけは立ち止まらずに走り、トラックでも走り続けて何とか5時間オーバーでゴールすることが出来た。

今までで一番キツかった42.195kmがようやく終わった…

参考までに今までのフルマラソンのラップタイムを載せてみます。



今回の古河は15kmまでしか脚が持たなかったことが良く判ります。それ以降は大失速、特に30km以降はLSD以下です(笑)

こうして比較してみると、初マラソンとなった板橋が最後失速したとはいえ、一番いいレース運びをしています。それなりにフルマラソン用の練習をして臨んだ板橋、とりあえずロングトレランや30km超のロング走をやって臨んだ東京、ジョギング以外は10~15kmの起伏走をほんの1~2回だけやって臨んだ古河と、事前練習の内容とレースの結果が完全に一致しています。

やはり毎回思うことですが「練習不足は裏切らない!」ということですな。

最後に。

本番で苦しみたくなかったら、それまでの練習で苦しんでおけということですな~(大汗)





 


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2 コメント

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Unknown (松パパ)
2015-03-17 12:20:07
お疲れ様でいた。
レース途中は聞いておりましたが、レース前も結構食べていたのですね。バナナにアンパンは私には無理です。
 そういえば今回はトイレの話がないですね(笑)。
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トイレ (川越人)
2015-03-17 12:43:47
どうも燃費が悪いようです(笑)
山歩きだとそんなに食べなくても平気ですが、トレランだと食べないとすぐにバテますね。奥武蔵グリーンラインチャレンジでも途中でかなり食べますから、走ると一気に消耗する体質なのかも(笑)
ちなみに本文では触れませんでしたが、トイレは3回行きました(笑) 当日はコーヒーも全然飲んでいないのですけど…
どうもエナジージェル系が怪しいと睨んでおります(笑)
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