つい先日の日曜日、のんびり散歩とランニングでもしようかと近所の「赤坂の森公園」に行ってみた。
この公園は、川越市・狭山市・所沢市にまたがって広範囲に残る雑木林の中にあり、特にこれといって面白い施設や遊具があるわけではないが、なぜか不相応に芝の整ったサッカー場が一面。
たまにオジサンサッカークラブの試合なんかをやっているのを見たことがある。
で、この日は周辺の雑木林をひと回りして公園に戻ってみると、なにやら音楽が流れて騒々しい。
何事かと思って管理棟の方へいってみると、テントが出ていてユニフォームやらパンフレットなどを販売している。
何か大会が開催されるらしい。
同好会レベルの大会ではさすがにグッズの販売は無いだろう。でもこんな所で何の大会だろう？
よくよく見ると、女子サッカーのなでしこリーグディヴィジョン２の公式戦！
いくら２部とはいえ、女子サッカーの日本最高リーグ。その公式戦がこんな観客席も無いグラウンドでか…
一抹の寂しさを感じながらも、女子サッカーってどんなものなのか興味もあったので観戦することにした。
ちなみに入場料はかかりません。というか、どっからでも勝手に入ってこられるし…
なんでも、なでしこリーグの試合は一部を除き入場料は無料だそうです。
試合中の様子
で、結果は２０－１（笑）でＡＳエルフェン狭山の勝利！
野球でもなかなか見られない点差だが…（笑）
一部昇格を狙うチームと、最下位が指定席のチームとの差が如実に現れていましたね！
でも内容はとても面白かったですよ。
真剣勝負でもありますし、ＡＳエルフェン狭山も一切手を抜いたりはしませんでしたから。
まあレベルの差なんでしょうけど、中盤から面白いように両サイドに展開し、クロスが上がる。
そしてそれが確実にシュートにつながり、ゴールが決まる！
テクニックも結構しっかりしています。
でも、いくら日本トップリーグのなでしこリーグとはいえ、ほぼ確実にアマチュアのクラブチーム。（いまは１部リーグでもプロ契約の選手って存在するのかな・・・） 選手たちもサッカーで飯が食える可能性は、一部の例外を除いてまず、無い。
それでも本当にサッカーが好きで、働きながら、あるいは学校に行きながら、クラブでサッカーを続けている彼女達にとって、いくら観客がいなかろうが、全国レベルでの真剣勝負の場があるということは、幸せなことなんでしょうね。
なんでも、遠征費用の一部など選手負担のクラブもあるようですから、選手達もクラブの運営者も大変でしょうけど、夢を追って頑張っている選手達も素晴しいですし、それを応援するスポンサーが存在することも（このご時勢だけに特に）素晴しいと思いますね！
でも熊本からはるばる狭山まで遠征して、２０－１で負けるって、相当キツイかと…
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