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両親教室

2010年02月23日 | Weblog
昨日は一日雨。夕方から参加した両親教室に向かう際も結構雨が降ってて、肌寒い中、地図を片手に迷いつつ、会場であるブリティッシュスクール(こちらに住む英国人の子供の学校)に行きました。

Yは会社から直接だったので、私の方が先に着いて先生に挨拶したら、なんと登録されてないとのこと!何かの手違いだったんでしょう(もう既にお金も振込完了しているし)。

今回参加したのは10組の夫婦。英語クラスだったので、オランダ人は少なかったですが、国籍は様々。イギリス、スコットランド、フランス、アメリカ、イタリア、ポーランド、マチェドニア等。アジア人は私達だけでした。

初回のクラスともあり、先生が自己紹介用の質問シートを用意していて、それに沿って自己紹介を順番にしていきました。幸い私達が最後だったので、どう回答すれば良いか皆さんの様子を伺うことに。

質問例としては、出産準備はどの位できているか?出産に対する知識はどの位だと思っているか?出産に対して特別なアイデア(や想い)はあるか?病院で産むか(or自宅出産希望しているか)?今出産に向けて特別に取り組んでいる事(習い事等)はあるか? 等。

それぞれが答えていくのだけど、やはり国籍も違えば考え方も違う訳で面白い。習い事についてはマタニティヨガやスイミングはよく聞くのだけど、ポージングのコース等もあるみたい。ポージングとは、歩き方や姿勢を指導してもらいながら筋肉の使い方を工夫・知ることで腰痛改善等を目的としたコース。へぇ~、と思う事もあるものですね。

今回のメンバーは10組が10組とも病院出産を希望していて、その理由としては3割がリスク有の為(高齢によるものではなく骨格の問題や妊娠時特有の症状によるもの)、それ以外は病院で産むと言う自国でのスタイルがやはり自然だと思うからと言う理由。また、自然分娩を推奨しているオランダは特殊のようで、無痛分娩を希望するからと言う理由も多かったです。欧米では無痛が主流ですからね~。

1回2時間のクラスがこれから毎週月曜日に5回のセッションで終了するのですが、実は私は早めに申し込みしすぎて先生が懸念している事が…一応参加条件としては24週以降の妊婦カップルと言う事になっており、私は帰国する予定があるので早めに受けさせて貰ったのですが、逆に受講が早すぎて大事な事をいざという時に忘れてしまうのではないか+30週以上の方も割といるので、感覚の差が出るのではないかと言う懸念があり、他のクラス(プライベートレッスンか4月以降の1回のクラス)に変えてはどうか?と提案を受けました。

とっても人気のあるクラスだけど、結構厳密に人数制限しているらしく、ウェイティングの人も多いらしい。

私としては自分の住む地域に近い所で知り合いを増やしたいと言うのも目的にあるので、あっさり4月以降の地元に近い所のを受けてみる事にチェンジしました。

そうした理由は実は他にもあって…実は私達少しはアジア系もいるかな~と思っていたら、かなり外人外人したクラスに圧倒されてしまったのです!子供を通じて知り合いになる良い機会とポジティブに受け取ることができれば良いのですが、どうしても殻を打ち破れそうにないと言うか。

日本人的繊細さと言うか、共通意識ってとっても大事だと思っていて、外人と対等に打ち解けた友達になってみたいなのって、やはり難しいのではないかと。

せっかく外国に来てまで…と思われるかもしれませんが、ある程度日本人も多い地域にいるせいか、日本人といる方がやっぱりしっくりくるんですよね。

私もYも自分の意見が無い訳じゃないけど、外人みたく積極的に意思表示をするタイプ、人前でも正々堂々ユーモアを交えた会話ができるタイプでもないですし。

海外に来てみると余計に自分が日本人であることを認識させられます。

話戻って今回のセッションでは、呼吸法や身体に起こっている変化や対処法について話を聞き、あらためて実感、発見することもありました。また、夫婦で受けるからこそ男性にも分かっておいて欲しいことを先生(第三者)が発言してくれることで、男性陣にも新たな発見もあったみたい。

あと、最も目から鱗だったことが2つありました。1つ目はへその緒のこと。オランダでは父親がへその緒を切るのが一般的なのですが、それが良いと思っている人とそうでないと思っている人がいること。私は前者で思っていて、先生(助産師さん)も最初はそう思っていたのだとか。でも、よくよく考えてみると母親と赤ちゃんを繋ぐ絆を断つのが父親であると言う事がどうなのか?と言う考え方をした時、果たして良いのだろうか?と疑問視もあるのだとか。

私も後者に考えが変わりそうでしたが、よくよく考えると、赤ちゃんに人生のスタートを切らせる為の第一歩を父親が後押ししてくれている、そういう風に考えることもできるな、と。

まぁ、国籍も育ってきた環境や概念、信念が違うと考え方も当然千差万別でしかるべきだし、何が正しいとも言えませんが、考えてみることが大事かな。

2つ目は安産に対する考え方について。陣痛が始まって分娩まであまり時間がかからずすぐに赤ちゃんが生まれると「安産で良かったね~」と日本では言いませんか?スピード出産とか言ったりもしますよね。母親が何時間にも渡り陣痛の苦しみを味わうなんて、嫌だな~って思いますし。ところが…、こちらでは赤ちゃんが生まれるまでの9~10ヶ月間で作った環境をたった数時間で分娩(壊しちゃう)しちゃうなんて、母親の身体にはどれだけ負担があるかと考えているのだとか。陣痛から丸2日かかった人の話とか聞くととってもお気の毒…と思ってしまいがちですが、ある程度の時間はかかるもの、と言うのがこちらの考え方。通常陣痛が始まって7~24時間で産まれる位の感覚でいてください、陣痛が始まってすぐに助産師に連絡するのではなく、夜であればできるだけ寝るようにして、落ち着いて翌日の出産までに体力を蓄えておいてください、とのこと。

自分で本を読むだけでは気付かない事も気付けたし、長年助産師として活躍され、もう8年位人気のあるコースを続けている先生のお話はやはり興味深かったです。参加者の半数は先生の話が良いからと言う第三者の薦めで来ていましたし。

私は次回4月に受けます。次はどんな発見があり、心境にも変化が見られるか、今から楽しみです。

追記1:
そうそう、出産予定日に実際に出産する人って、大体どの位の確率かご存知ですか?実際には1割位だそう。先日知り合いのK子さんの第2子が予定日に産まれたと報告を受けました。さすがはK子さんって、意味もなく勝手に納得してしまいました(変わり者と言ってる訳じゃないですよ~(笑)。

追記2:
セッションが終わって21時過ぎ、外でお食事して帰る事に。こちら日曜、月曜お休みのお店が多く、開いているお店で行ってみたかったこだわりハンバーガーのお店に行きました。セッション前に傘をさしてても雨に濡れていたのと、お部屋が暖かくなかったので冷えていた身体を温めたかったのに、お店は暖房がきいておらず…(こちらはあまり暖房をどの店もきかせてない)→ハンバーガーはすぐに冷えてしまうし、しかもスープ等のメニューがないので、身体が温まらないままでした…味は美味しくてもちょっと残念。Y曰く、「バーガーキングの方が良かったかも」と。こちらにしてはかなりいける味のパテだったし、気候が暖かくなったらまた行ってみたいと思います。

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