ブルージュのお気に入り

水の都ブルージュは大好きな観光地の一つ。そのブルージュには今回Yの運転で母＆姉を連れて訪れたのですが、昨年母と来た時に見つけたお気に入りのレストランがあり、そこで食事できたないいなぁと密かに思っていました。

ただ、行きの高速で渋滞にあい、ブルージュに着いたのが2時半過ぎ。普通のお店ならランチタイムの営業を終え、クローズする時間。夕方迄待って、夕食食べてアムスに戻ってくる事も考えたのだけど、それだと帰りが非常に遅くなるので、どうしよう...と思っていました。

諦め半分で通りかかったBreydel De Coninc(=お気に入りのお店)は店先に出してある看板がなく、ドアも閉まっていたけれど、中にはお客さんがちらほら。思い切って中に入ってまだ食べれる?と聞くと、大丈夫よ!と言われ、嬉しくなりました。

母が気に入っていたロブスターのガーリックバター焼きはランチメニューではなかったものの、ランチは既に終了していたので、逆に食べれてラッキーでした。半身で26ユーロ、1匹丸ごとで44ユーロするのですが、2匹頼んで4人でシェアし、その他サラダや海老のソテータルタルソース添えも美味しかったー。気に入ったお店で食べるランチは格別だっただけでなく、ほとんど貸し切り状態になってしまったお店では、ウェイターのお姉さんや厨房から出て来たお兄さんが遠くから娘をあやしてくれたり。お腹も心も満たされてスタートしたブルージュの旅。

その後、運河沿いを歩いたり、運河が見えるホテルバーでお茶したり。通算3度目のブルージュで一番の人出でしたが、趣があり、静かでのんびりとしたブルージュは、寛容さと優しさで万人を包み込んでいました。ブルージュ自体もお気に入りだけど、ベルギー名物のショコラティエはデコレーションが見事だし、レースのお土産物屋さんも素敵だし、これまたベルギー名物のリエージュタイプのワッフルも楽しみの一つ。

何度来ても飽きないなぁ。また来年も来れたら、その頃は娘も歩いているだろうし、娘にも素敵な場所を見せてあげたいなぁと思うのでした。

イースター休暇

今年のイースター休暇は22日～25日までの3泊4日。オランダは祭日が少ないので、貴重なお休みの機会。昨年はマルタ島でしたが、今年は北イタリアを旅行してきました。幸いお天気にも恵まれ、気温も20度超えで半袖でも十分過ごせる陽気。体調崩す事なく楽しく旅行できて、大満足でした。

10ヶ月になる娘を連れての旅行だし、イースターはどこも混んでいるだろうと、今回はツアーに参加。添乗員さんもガイドさんも気遣ってくれ、参加者の方も温かく見守ってくださって、本当に有難かった!

外出すると、とたんにおっぱいを飲まなくなる娘故、旅行する度におっぱいが詰まるんじゃないか、乳腺炎になるんじゃないかと冷や冷やしつつも、今回なんとかならずに切り抜けられて、ほっとしています。

添乗員さんにはあらかじめ事前に事情を説明していたので、移動のバスも後方座席を使わせてもらったりして、たまーに飲んでくれる機会を狙って授乳。日中は気が散るのでなかなかそれでもしっかり飲んでくれないので、お手洗いで搾乳する場面も。

ツアーなので、私が体調を崩して皆さんに迷惑をかける訳にはいかないので、苦肉の策でした(苦笑。

3泊4日のうち、初日がミラノ、後半がサンマルゲリータリグレ、ポルトフィーノ、チンクエテッレ(5つの村という意味で、世界遺産に登録されている村です)。

旅行記も書きたいのですが、また時間を見つけてぼちぼち買いていこうと思います。

憧れのホテル

今回の旅行で最も行きたかった場所の一つがポルトフィーノ。今回のツアーを選んだ理由はポルトフィーノが行程に含まれていたから。サンマルゲリータリグレから船で行ったのですが、とっても素敵な場所でした!

曇りだったのが唯一残念だったけれど、眺めは良いし、さすがは高級リゾートだけあって、品もある。

自由時間は4時間位だったのだけど、そのうちの大半を費やしたのがホテルスプレンディート。1泊2名で10万以上してしまう高級ホテル。以前、日本の旅番組でポルトフィーノとスプレンディートを見て以来、いつか行きたいと思っていた場所でした。

スプレンディートは山の中腹にあり、港から徒歩で行く事もできるのだけど、かなり急な坂道を登必要があるのと、娘のベビーカーでは到底無理だと判断した私達はタクシーで向かう事に。

ガイドさんが「こちらのタクシーはお高いですよ」とは言っていたけど、わずか5～10分の距離なのに25ユーロもしてしまった(タクシーにはメーターもなく、運転手の言い値になるので事前に確認すべきだったのだけど、すっかり忘れてしまった)けれど、仕方ない。

ホテルに着くと、崖の上に張り付くように作られたテラスには人がおらず、午前中の雨のせいで室内のみになったいたみたい。晴れていたらここでランチしたいと思っていたのだけど...

ホテル内に行くと、上品な佇まいに見とれてしまう。きらびやかではないけれど、落ち着いた雰囲気で、初めて来た場所なのに、落ち着けちゃうから不思議。

入って程なくするとフロントの男性が食事なら「バーかレストランがあるけれど、あいに5歳以下の子供はレストランのポリシーで入店出来ないのだけど、念の為確認してみよう」と言って、レストランへ。しばらくして、残念そうに戻って来て「ごめんね、やっぱり駄目だったけれど、バーなら大丈夫だよ」とバーの係に繋いでくれました。

バーの係員がすぐに席を準備してくれ、レストランのメニューも持って来てくれたので、おすすめを聞いて、レストランとバーの両方から1つづつパスタをチョイス。2つともこの地域で最もよく食べられるパスタを勧めてくれました。一つはペスト(バジルソース)とトマトソースのショートパスタ、もう一つはベーシックなペストとじゃがいもといんげんのフィットチーネ。この2つ、お値段も結構したけれど、どちらもすっごく美味しかったー!

食べ終わってからもくつろがせてもらい、かなーり満喫。さーて、港に戻ろうと思ってフロントでタクシーについて聞いてみると、「25ユーロも払ったの、まぁ。ホテルの無料シャトルが20分おきに出てるからそれに乗って行くといいわよ」と教えてもらい、帰りはタクシー代が浮きました。

シャトルを待つ間、ホテル周辺を散策。色とりどりの花が咲いたお庭から眺める風景は素晴らしく、やっぱり来て良かったなぁと実感。

以前は「いつかこのホテルに泊まってみたい」と思っていたけれど、ほんの数時間の滞在でなんだかとっても満喫＆満足してしまった私。きっともう二度と来る事はないかと思うけれど、この場所に来れて、本当に幸せだなーって思ったのでした。

追伸;

バーでたまたま一緒になったとってもセクシーな女性(スペイン人で18歳の子供がいるとは思えないお洒落でリゾートファッションが似合う方)が、バーの店員に写真を連れの方と一緒に撮ってもらっていました。女優さんか?とでも言うような、外見を気にしつつ、きどったポーズをして何枚か撮影。本人もチェックした後、満足そうにしていたのを見て、きっと高飛車な人なんだろうと思っていたら...

なんと、とっても気さくな方で、私達のファミリーフォトまで撮ってくれちゃいました。「私、写真には自信があるの」と言って、店員より率先して撮ってくれて、「私がここに一番最初に来た頃がちょうどあなた達位の頃よ」と言って、18歳の娘がいる事を教えてくれました。また、娘に近寄りスペイン語で色々と話しかけては、あやしたり、ニコニコしたり。いかにも金持ちそうで、鼻持ちならないタイプかと思いきや...見かけで判断してはいけないですねー。

世間に遅れを

IT業界に身を置いていた事がある割に、話題のT他、SNS?!のFもあまり活用していない私。特にFは使いこなしておらず、Gの方が慣れているので、幾つも同じ作業をするのは面倒だし、Fはほぼ使う事はないだろうとたかをくくっていたのだけど...

最近、こっちの友達が一緒に子供を遊ばせた時の写真をFにアップしているからチェックしてーと言うのでログインしたりして、同様の事を私もすれば良いのに、どうアップするか等考えるのも億劫で私はメール添付していたり。

世間に遅れをとっております(苦笑。

今回、災害の時にもTを活用出来たと言う情報を得て、私もいつかは取り組むかぁーなんて思いつつも、新しい事に挑戦する気になれず。

まぁ、そのうち、ですかねー。

よく寝る

ここ数日、娘がよく寝てくれます。朝の昼寝はたっぷり1時間半、昼寝もするし、夕方も20時前に寝る事も。有難い。

昨夜は夜中の授乳が2回だけで、ぐっすり寝れて嬉しい反面、逆に拍子抜けと言うか、こっちの調子が狂ったかのように、あんまり長い事娘が寝ていると眠りが浅くなって私が目が覚めてくる始末。

そして、久々にできた夜の時間を使って、ここのところあまり書いてなかったブログ(これ+育児ブログ)を一気に書き上げてたら...　あまりに熱中し過ぎて、湯冷めしちゃいました(苦笑。

娘もあと数日で10ヶ月、その2ヶ月後には1歳の誕生日。うわー、一気に成長しちゃった、そんな感じがしてしまったり。

今日久々に会った友達が「Aちゃん、だんだん顔つきが変わって来てるねー。そうかー、もうすぐ1歳かぁー、赤ちゃんから幼児にだんだん変わってってるんだねー」と言われ、確かに私もそう思う今日この頃。

1歳までカウントダウンが始まったような、なんだか切ないような複雑な気持ちです。

ハイティー

今日はランチコンサートに足を運んだ後、友達とハイティーを楽しんできました。久々に活気ある街中を歩き、ホテルで優雅なひととき。

幸い娘も今日は落ち着いていてくれたので、13時過ぎからゆったりと16時頃まで友達ともおしゃべりを楽しむ事ができました。

ここのところ天気もよくて、気温も上がってきていて、今日なんて最高気温25度。半袖でちょうど良い位、来週は少し気温が下がるようですが、明日も同じ位まで気温が上がるらしい。

金曜からはイースターで連休。みんなここぞとばかりに旅行に行く人が多く、我が家も3泊4日のツアーに行く予定。娘が最近鼻水＆咳しているので体調が気がかりですが、こちらでは祭日がとっても少ない貴重な連休なので、なんとか楽しめたらいいなぁと思っているところです。

春らしいお天気

ここ数日、とっても良いお天気！気温も20度超えで、すっかり薄着の人も多く、家の前の噴水では水着を着て遊ぶ子供もいるくらい。

昨日は友達がピクニックに行くと言うので便乗させてもらいました。娘もお日様浴びてビタミンD生成できたかな?!せっかくの良いお天気なのに家のばかりいてはもったいないですしね。

密かな楽しみ

うちのお隣さんが以前教えてくれた、お隣さんのブログ。これがなかなか面白い。彼女の視点で見る生活、生活観、価値観が面白くて。

独特なウィットとシニカルな一面もあるのだけど、普段多くを話さない分、へぇーこんな風に感じたんだーとか、色んな出来事を話さずとも感じ取れるのも面白い。

あと、3歳のお子さんがいるので、その子の成長日記っぽいのも面白くて、いつか私もこんな風に感じる日が来るのかな、なんて想像してみたり。

ちょくちょくと言うより、思い出した時に時々読む程度なのだけど、最近の私の密かな楽しみです。

追記;そうそう、他にある密かな楽しみは黒糖生姜湯とゆず茶を飲む時。こちらは乾燥しているせいか、今の季節でも朝起きると喉が痛い事が多く、味のみならず喉にも良し。今かなーりはまってます。

白アスパラの季節

最近出回るようになったオランダ産白アスパラ。日本にいる時はグリーンアスパラばかり使っていて、白アスパラなんて缶詰や瓶詰めしか見る事がなかったし、あっても食べ方が分からず放置している事が多々ありました。

が、つい最近、友達とマーケットでたまたまばったり会った時に調理法(ゆで方)を教えてもらい、2週連続で白アスパラ料理を作りました。

一つはゆでてソースで食べる物で、もう一つはゆで汁を利用したリゾット。リゾットはレシピサイトKを見て作ったのですが、これがかなり美味しくて、私も好きだけど、Yも気に入ってくれ、2週連続で作っちゃいました!レストランでも出せそうな位のできばえで、かなーりはまってます。

お家でもこんな風に作れちゃうんだーって我ながら満足。リゾットってアルデンテに仕上げるのが大変ですが、このリゾットは炊いたご飯でも作れるのが有難い。残りご飯の有効活用にもなるし、ゆで汁も捨てずに活用できるし、一石二鳥。

白アスパラは通年物じゃないので、今の時期にしっかりと美味しく食べておきたいと思います。再来週に姉と母がこちらに来る予定なのですが、その際まだ手に入るようだったら作ってあげたいなぁ。

あー、1月にMが来た時に食べさせたかったーって今更ながら思ったりしたのでした。

スタジオAまがいの

ここオランダにもスタジオAまがいの子供用写真館みたいのがあります。近くのデパートにできたのは知っていたけれど、実際に行ってみた友達に”週末は混み合ってるよ”と言われ、先日予約しました。

で、その予約の為、今日は親子3人ちょっとおめかしして出かけてみました。メインは娘なので、幾つか着せ替え用の洋服等を持参。出発前に慌てて幾つか洋服を引っ張り出してみたら、出産前にパリで買ったRのワンピースを2つ発見。でも、サイズが3ヶ月用なのでもう無理よね...しかも、一度も着せていない新品のまま。あー、これ着せたかったのに...私にしては奮発して買ったのに...なんて後悔していたのですが、思い切って着せてみると...なんと入っちゃう!因に娘はもうすぐ10ヶ月と言うのに、小さめさんで逆に良かった、なんて(苦笑。

お店に到着すると明るいお姉さんがスタジオAのように唇をブルブルさせたり、おだてたりしながら娘の気を引きつつ撮影。スタジオにある小道具も利用しながら巧みに、テンポよく撮影してくれました(20分間の撮影時間、娘は一度もぐずる事なく撮影できました、赤ちゃんなので長い時間だと集中力ももたない為、基本20分の設定だとか)。最初は緊張した面持ちでなかなか普段の笑顔がでなかった娘ですが、次第に慣れてきて、手をパチパチしたりして、たまに笑顔が出るように。

着せ替えして幾つか写真を撮った後、お風呂のように樽の中に裸の娘を入れた写真も撮りました。できあがりは2週間後で、その時に現像された写真を見ながら、どれを買うか決める仕組み。スタジオAなんかはその場でデジタルデータを見ながらどれを買うか決める仕組みなので、その点はこっちは遅れている気がします。が、写真になって見れるのは確かに有難いかな、と。

ここのところこれと言ってすごーく楽しみな事があまりなかった地味な日々でしたが、2週間後の現像写真を見るのが楽しみになりましたー。