katsura's note

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バトン(長文)

2007年10月31日 | Weblog
今日参加したセミナーでよいお話を聞くことができました。瀬山さんというとあるベンチャー企業の社長さんのお話だったのですが、冒頭の語り口、お話の内容もとても興味深いものでした。

小学校1年生にして“人生は闘いだ!”“決して嘘をついてはいけない”と強く信念を抱いた海外生活での教訓、そしてどうせ教えを乞うならダイヤモンド(本当に素晴らしいと思える人)と直接会って話をしたいと、これまで国内外問わず、著名な政治家(元英国首相のS氏や米国防大臣だったP氏)、宗教家(チベットのD氏)、経営者(本も出されているI氏)等、直接お会いし、アドバイスを頂いてきたのだとか。

“会いたいと想う(強い)気持ちがあれば、(何らかの形で)会うことができる”ということを体現されているのには感心しました。

そして、多忙を極める上記著名な方々であっても、真心をこめてコミュニケーションをとることで、時間をさいてくださる温かい一面についても言及されました。

そこで、参加者の一人でもあるHさんが、「それってバトンですよね?きっとその方達も先人からそのようにしてもらった経験があるから、瀬山さんにもそうされたのではないですか?」と質問したところ、すごく驚かれた様子で「そういえば、そうかもしれないですね!そう、そうです!良い気付きを頂きました、有難うございます。」と素直に発言されていました。

瀬山さんのお話にもありましたが、「自分が愚かで弱点もあることは分かっていても、それをも認めて、そのことよりももっと自分の長所に目を向けて自分を褒める、自分を認めてこそ、相手を理解したり、相手を幸せにすることができる。」と言うお話、参加者の皆さん、静かに聴きながら自問自答しているようでした。

とてもスピリチュアルなお話に、しばし心を奪われているようでした。

そして、「仕事は何の為にしているのか?」という問いに、「人の幸せの為に」という答えをくれたこと、これは確かにとても深い考え方でもあり、とてもシンプルだとも思いました。

ある方は「この場でこんなお話をするのはなんですが、実は悩んでいたことがありまして…」と恥ずかしそうにしながら皆さんの前でお話してくれました。その内容に真摯に耳を傾け、「確かに会社にとって利益は重要です。(もちろん利益も)追求しなくてはいけませんが、あまりにそれに気をとられても、自分を責めてもいけません。もっと自分を認めることからはじめましょう、頑張りましょう!」というお答えをされていました。

いろいろ学んだ数時間。この会を仕切ってくださっているSさんが「瀬山さんの回は特に期待してください」とおっしゃっていたのも納得。とても新鮮な気持ちになりました。

追伸:
セミナーの後、HさんとHさんのお友達(と言っても医療、保険業界でトップセールスマンだった現在は起業して社長さんでもある、15歳上の)Yさんが一緒に飲むとの事で、同席させて頂きました。

そこでは、今日のセミナーの話も然ることながら、いろいろなお話を聞くことができました。トップセールスを経験しているお二人の視点、東京ならではの競争社会、学閥、各業界の話等も含む、多岐にわたるお話。視点がお二人とも高いところにある故、自分なりの意見、そして物事の見方、考え方もユニーク。勉強になりました。
また、お店が閉店するまで話が盛り上がっていたのですが、お会計の際Yさんがさりげなく「ここは私が持つから。これもバトンなんだよ。」と言われ、最初遠慮していたものの、ご馳走になることに。遠慮している私を見て、多くを語られませんでしたが、“君達も君達の下の世代にそうしてあげると良いと思う”ということだったと思います。
体育会系出身のYさん、明るく笑いながらぶっちゃげ話等もされる一面もあれば、礼儀やマナー、気遣いに感心してしまう一面も。言葉のみならず、態度からも学ぶべきところがあるな、と学びが多い一日であったことをとても嬉しく思うのでした。

研修について

2007年10月31日 | Weblog
ここ数日、職場で「研修どうだった?」と聞かれることが何度かありました。リーダーからだったり、同僚からだったり。

あえて具体的に聞かれない限り、こちらから「○○が良かったよ!」とかあまり言わないのですが、聞かれると逆にいろいろと思い起こしてから「△△が参考になった。」とか、「□□が良かった。」と答えています。

そして、答えることによって学んだことがより鮮明に再認識できたりします。再認識できたことによって、「そういえば、■■を意識しよう!」とか実際の活動を意識した上で行うことができます。

例えば今回モチベーションを分析するクラスがありました。これまでモチベーションの種類だとか、人は何によって動機付けられ、行動に移すのかについて分析したことがなかったので、とても興味をひきました。

仕事の上でもモチベーションというのはとても重要な部分となります。外から影響を受けるモチベーションもありますが、できれば自らの成長したいという気持ちや向上心に従っていく方がモチベーションも長続きするようです。

学んだことをしっかりいかして、今後に役立てて行きたいと思います。


規則正しく

2007年10月29日 | Weblog
アメリカ滞在中、夜20時頃には眠たくなるせいか、21時半~22時位に寝ることが多かった私。初日こそ何度か目が覚めたものの、日に日に夜中目が覚めることもなく、かなりぐっすり寝ることができました。

おかげで毎朝6時過ぎには起き、ゆっくりと身支度をして、ホテルでシリアルやオムレツ等しっかりと朝食をとり、それから出かけることができました。ここ数年、こんなに規則正しい生活したことない!って位に。

出国前は時差ボケや研修中眠くなるのでは?との懸念があったのですが、来てみれば取り越し苦労でした。

一つ苦労したことがあるとすれば、食欲。時差ボケ解消には食欲があろうとなかろうと、その国の時間で食事をすることが望ましいそうとのことで、食事こそするものの、夜は胃が食べ物をあまり受け付けず、いつもに比べると2分の1程度しか食べられませんでした。

それでも、朝と昼にできるだけしっかり食事することにしていたので、逆に身体にとっても良かったみたい。帰国して体重計に乗ったら少し減量できていたみたい。

帰国して2日になりますが、なぜか妙に早起きです。朝6時頃には目が覚めるから不思議。逆に帰国して時差ボケ?って感じです(笑。

寒かったアメリカに比べ、こっちは台風の影響なのか、温かくてなんだか変な感じ。今日も26度位まで気温が上がるとかで、東京の12月の気温だったミネアポリスから9月中旬の暖かさの東京。調子狂っちゃいますね。

今日は週に一度の9時出勤。いつもは朝起きるのがとても苦痛なのに、今日は余裕でブログ書いてからの出勤です(笑。昨日作りすぎた鍋の残りをしっかり朝食として食べ終えてのこの余裕。東京に来てから初!と言っていいくらい。

昨夜何度も途中起きてしまったので寝不足気味ですし、本来なら(土曜日の深夜に帰宅したせいもあり、)今日も一日休みたいところですが、仕事のアポがあるため、あまり無理しない程度に仕事してこようと思います。

帰ってきました!

2007年10月28日 | Weblog
今日、つい先ほど帰宅しました。

いや~、今回の研修、行きも帰りもかなりいろいろありました。

行きは急病人がいたので、かなり急いで到着したり、帰りは成田上空で落雷。落雷の時私は寝ていたので気付かなかったのですが、起きていた人曰く、かなりの光だったのだとか。

落雷と天候不良のせいもあって、成田に到着できず、中部国際空港(セントレア)へ。セントレアでマニラ、サイパン、グアム乗り継ぎの人を下ろし、給油して再点検の後、3時間後ようやく成田へ。本来なら17時到着の予定が、成田に到着したのが23時。電車もなくなっていたので、東京駅までのリムジンバス+タクシーでなんとか帰宅しました。

はぁ~、こんなにいろいろあるとは予想だにしませんでしたが、なんとか帰宅できてほっとしたところです。

普段なら飛行機で寝れない性質の私ですが、今回は例外。帰りなんて13時間+待ち時間を含めると4~5時間あったのですが、その間ほとんど寝てました。なので、(今、午前2時なのですが)全然眠くない!

とは言え、少しずつ荷解きでもしてみようかと。ここ1週間携帯も、インターネットも全くアクセスしていなかったので、そのキャッチアップも必要かと。では、これから眠くなるまで少し格闘してみます(笑。

Twin City

2007年10月22日 | Weblog
今回研修で訪れたミネアポリスは、ミネアポリスと隣接するセントポールという町とともによくTwin Cityと呼ばれます。それで、野球チームもミネソタツインズなのですが…

飛行機から見下ろすミネアポリスは自然豊かなところ。湖が多く点在し、紅葉に染まった木々がとても美しかったです。町の中心部から程遠くないところにミシシッピ川が流れています。その流れは速く、川の水力を利用して電力発電が行われ、かつては繊維産業が栄えたのだとか。そのお陰なのか?!、税金が高いアメリカで洋服および靴が免税。マサチューセッツ州のよう。

渡米初日、お昼過ぎに現地に着いた後、1週間の研修中に必要となるであろう水等を買出しにダウンタウンへ。ホテルもダウンタウンの中にあったのですが、1ブロックが広くて、2ブロック先の提携先の会社に行くのに10分はかかってしまう程でした。

それにしてもアメリカのスーパーはでかい。今回行ったターゲットというお店、近々ハワイにもできるそうですが、広くてびっくり。ウォールマートやKマートよりも広かったです。お水やジュース等を買い込みました。日常必需品の物価自体はさほど高く感じませんでしたが、それでも日本に比べるとインフレは進んでいるはずですよね…

買出しが終わると、一旦ホテルに戻り、皆で早めの夕食をとりに再びダウンタウンへ。東京と違って10度前後の気温、それに加えて風が冷たく、コートを着ていても寒い。ホテルから歩くこと20分。ようやくレストランに着きました。地元でも人気のお店らしく、大人数故、早くからお店に到着して正解でした。クラムチャウダーやシザーサラダ、ニューヨークステーキ等、アメリカらしい食事に満足したものの、量の多さにメインデッシュが食べきれず…

午後20時過ぎ、ホテルの部屋へ。ワールドシリーズがテレビ中継されており、松坂の登板ゲームを見ることができたのは良かったのですが、程なく睡魔が襲ってきて、慌ててお風呂に入った後、初日錚々22時前には就寝。おかげで翌日時差ボケもなく、快適に過ごせました…

続く…

追伸:スヌーピーの作者のシュルツがセントポール出身ともあり、街にチャーリーブラウンの像等がありました。可愛かったですよ。

行ってきま~す!

2007年10月21日 | Weblog
今日から研修でミネアポリス(ミネソタ州)に行ってきます!これまでアメリカには何度も行っていますが、ミエアポリスは初。

提携先の本社がミネアポリスにあるからなんですけどね。約1週間、みっちり研修漬けの日々を過ごす訳ですが、いろいろと学んできたいと思います。

時差ボケと寒さが心配ですが、なんとか頑張りたいと思います。

追伸:先日差し入れをくれたKさん、有難う!

良い運動?!

2007年10月19日 | Weblog
今日、Mさん宅から頂くことになった冷蔵庫とベットを移動しました。Mさん宅は港区のタワーマンションで施設も立派。搬送用のエレベーターまでそんじょそこらのマンションよりお洒落!びっくりしてしまいます。

Mさん宅からの搬送自体は上手くいったのですが、かなり苦労したのが私のお家への搬送でした。運送業者のおじちゃんと実質二人で200ℓを超えるかなりしっかりした冷蔵庫を運んだのです。想像以上にかなりの重さゆえに今思えばリポビタンDのCMさながらの搬送でした(笑。

階段の移動の際、私が下から押し上げ、おじちゃんが上から引っ張る。何度も休憩しながら、くじけそうになりながら(笑。実は私の想定ミスがこんなことになった原因でもあるのですけどね。

頂く前に冷蔵庫を見ていたにも関わらず、ドアが幾つあったかもうる覚え。エレベーターがあればさほど苦労はなかったかもしれませんが、以前200ℓの冷蔵庫を同様な形で運んだことがあったので、大丈夫かな?!なんて甘く見ていたのが間違いの本でした。

とは言え、苦労しつつもなんとか運び終えた時にはリポビタンDのCMのような、かなりエネルギーを消費したような、困難なロッククライミングをやり遂げた後のような、そんな妙な達成感を感じたりして…

翌日筋肉痛が起こることになろうとは想定していなかったんですけどね…結果的に良い運動になりました。また、部屋の印象も変わって、かつ、冷蔵庫も立派になりとても使い勝手がよく、活用の幅が広がりそう!

今まで使っていた200ℓの冷蔵庫は今度は私の友人夫婦が使ってくれることになりました。これまたもらいものだったのですが、回りまわって活用されることに。良かった、良かった!

にこにこ

2007年10月18日 | Weblog
今朝出勤中、にこにこした外国人の方とすれ違いました。きっと同じ歳位であろうスーツをパリっときた方でしたが、遠くから見てもにこにこ、近くにきてもにこにこしていました。

その姿を見て“日本人ってなんて無愛想なんだろう”と感じました。海外にいると目が合うだけでニコってしてくれる人多いのですが、日本はどちらかというと目をそらちちゃいますよね。恥ずかしいからなのか、なんなのか…

今日すれ違ったにこにこした外国人の方は、ウィルスミス主演の映画「幸せのチカラ」のラストシーンを思わせる感じがしました。自信に満ち溢れた感じとでも申しましょうか…

最近、私の職場に入ってきた新人さん。もっと自信を持てば良いのに…と思う程に自信なさげなプレゼンをしていました。経験の深さはどうあれ、お客様としても、自信のない人より自信がある人の方が頼りがいがありますよね。

私の場合もそうかも。もっと経験を積んで自然と出てくる自信みたいなものが、お客様からのより深い信頼に繋がるのかもしれませんね。ちょっとした発見があった大手町での一こまでした。

S50年

2007年10月17日 | Weblog
今日、仕事中に友達のK君からメールが届きました。

“30代のキャリアを考える会”という会を来月開く予定らしく、そのお誘いとお声かけについてでした。

なかなか興味をひかれるタイトルですよね。K君とK君の大学時代の同級生数名で企画したらしいのです。

確かに20代に比べ30代ってキャリアを考える必要性が高まってきます。転職しやすいようで、そうでないようで…というのも業界によっても、求人の需給関係によっても違います。

K君も私もこれまで転職を経験しているし、私の友人の大半が転職を経験していますし、その上でキャリアや方向性はとても重要な要素となります。

私はまだ参加できるか分かりませんが、K君の初の試みのようなので何がしかお手伝いができると良いかなと考えています。もしこのブログをお読みの方で興味がある方がいたら直接メール頂ければと思います。追って日時などご連絡しますので。

それはそうと、今日はオルタナティブ投資講座の日。今日はPE(未公開株式)のファンドマネージャーのTさんのお話でした。教室にあらわれたTさん、顔を見たとたん、どこかでお会いしたことがあるけど、どこだったかしら?と一瞬考え込んでしまいました。

実はその勘は的中し、確かに以前お会いしたことがあることが後で判明したのですけれど…冒頭でこれまでの経歴等についてお話されたTさん、見た目とてもお若いのだけど、すごい経歴にびっくりしちゃいました。

講義が終わって懇親会でお話していたのですが、見た目若いけど、この方幾つなんだろう?と思っていました。すると帰りの電車の中で主催者であるSさんが「Tさん、確かNさん(=私)と同じ歳だよ。」と言うのです。やっぱり?!と思うのと、若くしてあの落ち着きは?!なんて思っちゃいました。

偶然にも、今日の会にお声かけして出席されていたAさん、初対面だったけれど、偶然にもご近所にお住まいだと判明したMさんも含め、みんなS50年生まれ!因みに前述のK君も同じ年。

いや~、同じ歳だけどみなさんいろんなところでいろんな経験されていて、驚かされることばかり。あらためて、“キャリア”について考えさせられちゃいました。
Aさんなんて、ビジネス書籍で20万部を超えるヒット本の著者でありながら、某企業でM&Aに携わっていたりしますし、講師をされたTさんは米の名門大学MBA取得後、ODAの仕事を経て、世界最大手のPE会社でバリバリ活躍されています。K君も前職は日本で一番時価総額が大きな企業で働き、世界を飛び回っていましたしね。グローバルと言う言葉を最近よく耳にしますが、本当にすごいな~って思っちゃいます。

私も私なりに今までの仕事を通していろいろな経験ができたことは、これからのキャリアに繋がっていくことだろうと確信しています。まだまだこれから!そんな気がしてきました。

懐かしむ…

2007年10月16日 | Weblog
昨日テレビでふと見かけた松茸。秋の味覚の代表格ですよね。

先日八百屋さんに行って見かけた時には何とも思わなかったのに、今日はなぜか父との思い出がやけに脳裏から離れませんでした。

父は夏の終わり、もしくは秋になると早い時期から松茸の土瓶蒸を食べては、”お前達も食べに来なさい”もしくは“食べにおいで”と誘ってくれては、ご馳走してくれました。

父の行き付けの小料理屋で美味しそうに一緒に頂く土瓶蒸。これは我が家の恒例の行事と化していました。

たまたま電話をもらった母と今日話していたら、「そうねぇ~、よく食べに行ったわね~。」と懐かしがっていました。そして、「あなたはまだ食べていないの?私は大丸に行くと、高玉(こうぎょく;福岡にある老舗寿司店)に行って食べるのが楽しみ。今度帰ってきた時に連れてってあげるわね。」と。

それこそ、お寿司や松茸の土瓶蒸なんて、お値段もするものだし、味の信頼をおけるところでない限り、どこででもは食べない品ですしね。私の年齢で自分で好きな時に食べている人なんてそうそういないんじゃないかなぁ~。

は~、今日はなんだか父のことがやけに思い出されるな~なんて思っていたら、母が「もう7ヶ月になるね。今日は16日だからお墓参りしてくるね。」と言っていました。

そうかぁ~、もう7ヶ月。いや、まだ7ヶ月なのかぁ~。なんだか時間錯誤に陥りそうですが、これからの人生に父がいないのはなんだか寂しいものがあるなぁ~とじみじみ思っちゃいました。

父が他界してなんとなく自立しなくちゃいけないんだなという感覚が最近改めて芽生えてきた気がします。それがある意味また寂しさを感じたりする原因なのかもしれませんけどね。

一秋、二秋と過ぎていくごとに、懐かしさがもっともっと押し寄せてくるのかもしれませんね。。。