最終出勤日まであと2日。昨日も結局10時過ぎまで仕事してどっぷり疲れた身体を癒すべく、今日はお休み。まぁ、(退職前に)やれることを出来る限りやっている達成感で充足感もあるのですけどね。
ここのところの疲れが一気に出たのかしっかり眠れました。ここ数日Yの仕事が立て込んでいるようで帰ってくるのが1時過ぎ。Yの頑張り時に私も疲れきっていると良いサイクルがうまれないことに少し反省。ここ半年位、Yの仕事はあまりきつくない程度だったのが有難かったんだなと今になって感じることになるなんて。
今の仕事を続ける限り、私の方が遅く帰ることが多く、Yがお風呂上りでこれから寝ようとしている時に帰ってくる、そんなサイクルが続いていました。愚痴一つ言わず理解あるYには本当に感謝です。
思い返してみればやりがいある仕事けれど、その分ストレスも費やす時間も多く、Yに負担をかけていたのかもしれません。
でも、その分、自分磨きができたな、とふと思った昼下がり。多くを学び、沢山の方と出会い、試練と立ち向かい、コミュニケーション能力や対応力、応用力、思考力等磨く格好の機会でした。
そう思ったのも昨日お客様と面談したり、同僚とランチしたり、引継の打合せで次第に思うように。
当部署のトップ成績を上げているKさん。年齢はさほど変わらないのだけど、彼女の頑張りと群を抜く挙績には脱帽。ただ、誤解され易いあまりにまっすな性格と発言により彼女のことを悪く言う人もいるのは事実。彼女はそのことを認識していますが、退職前に是非とランチに誘われ、職場を離れゆっくり話してみました。聞くと、彼女なりの考え方と周りの彼女観のズレが。本当は年上なので敬語で話すべきなのに、私が勝手に年下だと思っていたことから何故か私がため口で彼女が敬語を話す、周りから見ると不思議な関係のようですが、お互いの考えをざっくばらんにゆっくり話す機会はそうないので楽しかった。ランチが終わって気づいたのが、私がいつの間にか人の意見とかに惑わされずニュートラル(中立)でいられるようになったか、と言うこと。人の話が聞けるようにいつしかなっていたこと。人の話が素直に聞ける(様々な解釈を受け入れられる)ようになって多くを得ているな、と思います。
そして、同期のHさん。引継の打せで話していた時、研修の頃から一緒でアメリカの研修旅行も一緒だったことから、私が退職することにすごく残念に思っているとつぶやいていました。Hさん含め同僚、そして、お客様からも“もったいない”とよく言われます。打合せの合間に彼女の奥さんの話から九州女性の懐の深さについて話してくれました。私は妻として、Hさんは一家の主として今の仕事をしているのですが、そのパートナーの懐が深く、かつ理解がないとこの仕事を続けることは難しいよね、と彼なりの考えを聞いて、あらためて同感することが多く、視野が広がりました。因みに彼は2度目の結婚で、前妻は九州ではなかったので、あらためて今の奥さんの九州女子らしさ(良さ)を痛感しているのだとか。まぁ、得てして九州女子の多くは男性の支えになろう、恥をかかせまいという思考が根付いている気がします。
最後に昨日会ったお客様。まだ若い子なのだけど、感心する程しっかりしていて、仕事もできて頭脳明晰。だけど、お金における自己管理が苦手な子なので、マネージメントを必要とし、私のところに定期的にやってきます。また目標に向けて真剣に取り組む姿は私もアドバイスのし甲斐があるというものです。選択肢を提供し、お互いに納得のいく形で実行に移していく彼女を見ていると、今後もまだまだ面倒みていたい、そんな気がしてきます。
私の周りには様々な人がいて、支えられ、支えている、そんなことを今、振り返ってみたりしています。残念ながら身体を壊して本人の意思とは違う形で辞めるアドバイザーも多い中で、お客様と後任の相性等を考え、最後の最後までできる限りのことをやろう、そう思い、ある程度そう実行できている点において、良い退職をできそう。ただ、お客様には申し訳ない気持ちが消えることはないのだけど、良い形で辞めることができればいいなと思います。
色々思うことを徒然なるままに書いてみましたので、うまく表現できていないとこやまとまりがない部分もあるかと思いますが、とりあえず今の気持ちをふと綴りたく、筆を取った次第です。