katsura's note

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ありがとう。。。

2007年03月27日 | Weblog
ここのところ、メールやブログのコメントという形で数々の励ましの言葉を頂きました。

本当に有難うございます。

先週、週末までメソメソしていた私ですが、かなり元気になってきた気がします。早めに仕事復帰したのが良かったのかどうかはよく分かりませんが、忙しくしている方が性にあっているのかもしれません(^^ゞ

大きな一歩は踏み出せないかもしれなけれど、徐々に一歩一歩前進できたらいいのかな。そう思います。

時に父や父にまつわることを思い出してはふともの想いにふけってしまったりもします。

昨日、以前使っていた携帯を見つけてチェックしてみると、留守電に父のメッセージが残っていました。聞くと懐かしさとさみしさ、悲しさでまた涙がこみ上げてきました。

病気が病気だけにこんなふうに懐かしむ日が来るのかなと思う反面、そんな日がこないことを願っていた自分を思い出します。

もう父がいない。。。その事実は変わらないけれど、悲しんでばかりじゃ父も悲しむのかな。そう思ってみたり。

前に進んだかと思ったらまた後退しつつも自分なりに成長したいと思うのでした。

追伸:

ヤマシタさんのコメントにあったように“意識してあまり頑張らない”ことにしています。頑張っても仕方ないことも世の中にはあるのかなと思ってみたり…

温かいアドバイスとても嬉しかったです!

季節柄?

2007年03月26日 | Weblog
歓送迎会の季節。友人知人から異動や海外赴任の知らせ等が届いています。

そうかぁ~、桜の季節ってそういう頃ですものね。

最近CMで流れるアンジェラ・アキの桜の歌。いいですね。最近よく頭の中でBGMとして鳴っています。

春らしくて嬉しい反面、さみしい季節のような感じがしてしまいます。。。

気晴らしに

2007年03月25日 | Weblog
なんだかお家にいるとつい父のことを思い出してメソメソしてしまうので、気晴らしに連れ出してもらいました。

行き先はかねてから行きたかったIKEA。カナダにいた頃から見慣れたロゴに愛着もあったので、気になっていたのです。

家具も安いよ!と先に行った方から聞いていたので楽しみです♪ただ、着くまでのアクセスを考えると西船橋で乗り換えしたりするのが、18日から解禁になったパスモをもってしても不便さがありました。が、しかし、着いてみたらウキウキします。

海外に来ているかのような錯覚というか、レジなどはアメリカ・カナダでよく見かけるスケールですし。ディスプレイもラフな感じでちょっとしたウォールマートやKマートのよう。

疲れたらちょいとホットドックをパクついたりしながら、なかなか楽しめました。目的のものは買えなかったり、買い忘れたりしたものの、かわいい寝具を見つけて買い物ができたことが嬉しくて。

ちょうど曇り空で公園で散歩というにはちょっと物足りないお天気だったのもあり、こういう日はインドアで楽しめるし、良い気分転換になりました。

仕事復帰

2007年03月23日 | Weblog
本来ならもう少しお休みしても良かったのですが、仕事の調整等もあり、福岡から会社に直行しました。

家からタクシーで祖母を父の会社に送り、涙のお別れ。いつもなら、父が祖母と一緒に仲良く車で通勤していたのに、もうその姿を見ることができません。でも、祖母も頑張ろうとしています。「会社に行かなきゃ」というので、空港に行く途中にある父の会社に寄ってから空港へ。

飛行機の中でも羽田に着いて会社に向かう途中も、とめどなく時折涙があふれてきます。福岡から東京に戻るということ自体が父に心配かけている気がしてしまったり、母や祖母は大丈夫だろうかと心配になってしまったり。仕事復帰できる程自分の心の準備が整っていなかったことに、行く途中に気がついてきました。

なぜだか自分が福岡から離れれば離れる程、悲しさが増してくるのです。

それはきっと父にずっと心配かけていたからかもしれません。ことあるごとに「まだ東京おるとや?もうそろそろ福岡帰って来んか?」と言っていた父。「無理してないか?」と時々電話くれたりしてくれました。

そんな思い出が次々と。。。

思い出を拭い去るのではなく、じっくりと時間をかけて慣れていくしかないのかなぁ。。。と思ってみたり。いつまでも悲しんで泣いてばかりもいられないので、涙を時折流しながらでも現場(仕事)復帰をする方が良いのかなと思ってみたり。。。

いろんな側面

2007年03月19日 | Weblog
ここ数日、父の生前お付き合いのあった方が沢山お見えになります。初めてお会いする方もいれば、顔なじみの方もいらっしゃいます。

そんな方たちとお会いお話することで、私たちが知らなかった父の側面が見えてきたところもあります。

今日は父がサラリーマンだった頃の後輩や同僚だった方がお見えになりました。父の赴任先であった常陸からだったり、福岡支店だった頃の方だったり。。。

特に常陸からお見えになったYさんは、父が海外赴任を命じられた時の仲間(うちの父は海外赴任を断り、その後福岡支店に移ったのち独立したくて退職したのですが…もし海外赴任を受けていれば私はロス生まれの予定で、その後ドイツやいろんな国に行くことになったようです)。常陸に赴任していた独身時代に一緒に仕事したり、遊んだりした仲間だったそうです。
父がサラリーマンだった頃の話は、父と実家のリビングで夜中に話し込んだりした時に時々ふと思い出したように話してくれたものです。。。

今日はYさんを通して父からも聞いていた懐かしい話が出てきたり、知らなかった逸話もお聞きできました。

お父さんは本当にすごい方だったんですよ。いろんな意味でね(笑。なんて言いながら、その当時を知る母とうなずきつつ話をしていました。

私は比較的、父といろんな話をしていたので知っていることも多いのですが、姉や妹は私程そんなに話を聞いたことがなかったようなので、「知らんかった~」なんて言って感心していました。

本人から聞く話と他の方から見る、聞く話と本人像。私や姉妹の生前(生まれる前のという意)の父の姿も同じく父であるのですよね。。。

人生の深みというか、人の深みというか…。いろいろと思うこと、感じることがあるのですね。。。

周りの方から

2007年03月18日 | Weblog
父の死から数日。そして、引越しから約2週間。いろんな方から助けられています。

特にご近所の方や父の会社の従業員の方、父のロータリークラブ仲間の方々。母や姉の友人知人もかけつけてくれたり…

通夜と葬儀があるまで、父が仏間にいてくれるので、いろんな方が集まってくれています。

力づけてくれたり、励ましてくれたり。ご近所の方はさっさと来客用の椅子を用意してくれたり、亡き父が病院から来るまでの間に玄関前に花を置いてくださっていたり。

こういう一つ一つのやさしさや気遣いが身に沁みます。。。

間に合わず…

2007年03月16日 | Weblog
今日は午前中に1面談あり、終えて席に戻ると携帯に不在着信ありのライトが点滅していました。

まさか!とチェックしてみると、母から伝言が。「お父さんの血圧が下がってきていて、いよいよかもしれないからすぐ連絡ください。」とのこと。

気を落ち着けながら電話してみると、「先生(お医者様)も今日明日かもしれないって言ってるから早く帰ってきて。」と涙ぐんで話す母。

それから急いで机のものなどを片付け、午後のご面談予定の方に連絡をして延期のお願い等を済ませ、13時過ぎに会社を出て空港へ。

隣の席のUさんが「お昼まだ食べてないでしょ、良かったらこれ持ってって。お腹の足しになるかわからないけど…」とお菓子を手渡してくれました。

焦る気持ちのまま電車に乗り込み、空港までなんとか到着。一番早い便で福岡に戻りたかったのだけど、全日空便が満席。次の日本航空便をおさえたのは良いものの中途半端に空き時間ができてしまいました。

仕方なくお昼ご飯を済ませ、飛行機に乗り込むと…出発時刻になっても離陸しない。「ただいま4名のお客様をお待ちしております。ご協力お願いします。」との場内アナウンス。”こんな時に…”と焦りと怒りの混じった気持ちでしばし様子を見ていると、今度は「1名のお客様がお忘れ物をされたそうで、急遽搭乗を取りやめるそうです。いましばらくお待ちください。Thank you for understanding.」などと言う。

こちらは父が危篤と言うのに…何がThank you for understandingか!こちらはちっとも了承なんてしてないのに…と思ってしまう自分。

本当だったら、人目を気にせず「父が危篤なんです、早く離陸してください!」と叫びたい気持ちを抑え、新聞片手に気を紛らわしました。

そして、やっと離陸したのは良いものの到着時刻よりも十数分遅れる見込みらしい。焦る気持ちもあるけれど、父のことを考えると涙が今にもこぼれそうになるのを落ち着けながらなんとか福岡に到着。

16時50分ちょっと過ぎ。ようやく福岡空港に到着しました。タクシーに乗り込み、都市交でがんセンターに直行。

がんセンターに着くなりコートを脱いでいたら、父の知り合いに遭遇。すると、「残念だったね。間に合わなかったね。」と言うので、驚く気持ちを焦る気持ちとですぐさま病室へ。

すると、父の周りに母や姉妹、祖母、そしていとこや叔父、叔母が集まる中、父が息をひきとっていました。「桂が帰ってくるけん、もうちょっと待っときって言ってたんだけどね。でも、お父さん、桂が帰ってきてくれて喜んでるよ。さ、手を握ってあげて。」と言う母や姉妹。祖母も傍らで泣いていました。

思わず「お父さん!」と言って泣き出してしまった私。もうどうしていいやらわかりません。「お父さん、がんばるって約束したやん!玲子(妹)の結納(=18日を予定)まで頑張るって言ったやん!」と言いながら泣き崩れてしまいました。

叔母曰く、「ちょうど桂ちゃんが空港に着くまで待っておいてくれたんじゃない?16時54分に息をひきとったとよ。桂ちゃんが空港着いたから、安心したんじゃないかな。欲を言うならもうちょっと頑張って欲しかったけど、お父さん十分頑張ってくれたじゃない。」となぐさめられました。

父とお別れの時がいつか来ることはわかっていました。先生(=担当医)からも余命そんなにないことも告げられていました。家族がしっかり看病したことも、父自身本当にすごい生命力で一度復活してくれたことも感謝です。

でも、やるせない想いがこみ上げてきます。まだしたかったことがあっただろう、まだやり残したことが沢山あるだろう。そう思うと、本当に悔やまれます。

一方で7年間の闘病生活から逃れられたこと、そして、苦しまずにやすらかに息をひきとったことについては、父のせめてもの救いなのかなと思ってみたり。

死に目にあえなかった…ということは、今後の自分にどのような悔いを残すことになるのかわかりません。

でも、父が頑張ってくれたこと、感謝の気持ちは忘れたくないと思います。

尊敬できる、父であり、経営者であり、友である父。これから話せないのは悲しいけれど、これまで父が頑張ってくれた分、私たちが頑張る順番なのかもしれません。

ありがとう、お父さん。
短くも太く逞しく生きてくれたその生き様に私は心から感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。
お疲れさま、お父さん。

追伸:
上記、一度に書くには涙がこみあげてくるので、何回かに分けて数日後に書きました。。。

あまりにも身近な父の死。訃報の知らせを自分からしたくなくて…気づいてくれた人だけでいい。そういう気持ちなのです。

まだ信じられない気持ちが半分。父が亡くなったという現実を認めなきゃいけないと思う気持ち半分。これから少しずつ実感が増すのかもしれません。

ステキな夜

2007年03月14日 | Weblog
Yからジャズライブにお誘い頂き、今日急遽行ってきました!

普段、よくお家で流れている曲の奏者だとは気付いていなかった私ですが、1曲目から「あっ!あの曲の!」と気付きました。

最近、最も忙しい若手テナーサックスアーティストのEric Alexander。Quartetということで、ドラム、ベース、ピアノ+Ericという構成だったのですが、すっごく良かったです!

アーティストそれぞれの奏者としての才能を存分に感じることができましたし、CDで聴くのと違って、ライブならではの生の良さ。そして、音の奥行きやアーティストの楽しそうで時に渋い表情等見てとれました。

久々にステキな夜を過ごせたことをYに感謝したいと思います!
ありがとう、Y。
また行こうね!

追伸:
今日はホワイトデーということもあってか、それともEricの最終公演だったからか、結構な人だかりが出来ていたコットンクラブ。Blue Noteの窮屈さと違い、ゆったりとした席の配置等、ここのところかなりお気に入りです♪

お散歩

2007年03月13日 | Weblog
今日は祖母と父の病室で一日の大半を過ごしていました。

看病疲れと父の病状が快方になかなか向かわないことにもどかしさを感じ始めていた祖母。我が息子が目の前で苦しんでいる姿を見るのはさぞ辛いことでしょう。

いつもは明るい祖母でも暗い表情を見せることも、小言を言うこともあります。

今日は真っ青な気持ちよい小春日和なお天気とはよそに、いつにも増して、落ちこんだ様子の祖母をどうしたら励ますことができるだろうか。気分転換させてあげられるだろうか。そう考えていました。

そんな時、ふと窓の外を見ていると水仙の黄色い花が咲いているのを見つけました。そして、「おばあちゃん、ちょっと行ってみようよ!」と言うと、「そうねぇ~」と嬉しそうな表情。

父の様子も落ち着いている様子だったので、祖母としばしお散歩に出かけました。すると、水仙のみならずつぼみの沢山ついた桜の樹やパンジー(写真)などを発見。

足元がぐらつくところは手を繋いで歩いていると、通りかかった人が微笑ましくこちらを見ていました。

ほんの数十分のお散歩でしたが、病室に戻ってきた時の祖母の嬉しそうな顔。早速父にも報告して満足げでした。

人は落ち込むと自分でなかなか立ち上がれない時、這い上がれそうにない時があるかと思います。やるせなさにもどかしさを感じてしまったり。

最近の祖母はもの忘れがあるせいか、時に言いようのない悲しそうな表情で切なそうにしていることがあります。思い出せないことに腹立たしいやら、悔しいやら。
そんな時、気分転換に連れ出してあげると嬉しそうにしています。

今日は天神でお買い物とはいきませんでしたが、場所はどうあれ、一緒にお散歩できたことで祖母が少しでも明るい気持ちに戻ってくれたのなら私も嬉しいなと思うのでした。

ほんのちょっとしたことで喜んでくれるなら、普段からもっとしげあげたいなと思う反面、日々の忙しさのせいか、気が回らないこともあります。もっと気遣ってあげることができたら、もっと祖母もラクになるのかもしれないなぁ~、なんて。

きっと父も祖母の明るい表情が見たいに違いないので、父の分も大事にしてあげたいなと思うのでした。

追伸:
散歩しながら見つけたよもぎの葉。かつて、祖父母、両親とよもぎ摘みに出かけることもありました。

我が家のレジャーと言えば、遠出の旅行等ではなく、行っても隣の県が限界と言う感じで、山や海に連れてってもらうことが多かった気がします。アウトドアが好きとかそういうのでもないのですが、父の定番は潮干狩りでしたしね(笑。

山に行った時には山菜やよもぎやつくしを摘みに行くことも何度かありました。なんだかまだ幼かった頃の時分を思い出してしまったりして。こういう思い出の一つ一つがなんだかむしょうに貴重に思えてきたりします。