灯台下暗し -カッターナイフで恐竜を腑分けした記録-

仕事で携帯向けアプリを書いて、趣味で携帯電話を買い、趣味で同人小説を書いて、何もしていません。

無償交換対象機種に、あれがない

2011-09-06 23:12:47 | 携帯電話

ソフトバンクモバイル : Vodafone 902SH/802N/802SE/802SH/703Nをご利用中のお客さまへ

ソフトバンクの 3G ネットワークでは設定を変更する予定とのことで、変更により音声通話に支障が出る端末を列挙して無償で別端末に交換すると発表しました。iPhone 3G/3GS ユーザには先に連絡していた話(ソフトバンクモバイル : iPhone 3G、iPhone 3GSをご利用中のお客さまへ)と同じものです。

比較的新しい iPhone 3G/3GS でも問題が起こるのですから、他機種でも問題が起こることは予想できました。今回交換される機種は修理受付も終了していますから、修理せず交換というのは致し方ないでしょう。これから別機種でソフトウェア更新や無償修理がなされるかも知れません。

ところが、このラインナップを見て、ここに載っていない機種を考えると、あることに気づくんですよ。

モトローラの双子機種、702MO702sMO が載っていません。

同時期に発売されたノキア 702NK は、どちらかというとしっかり者の印象があるので、納得します。トラブル続きだった 702MO と 702sMO が今回の設定変更でトラブルを起こさないとしたら、意外なんです。

サービスに支障が生じるときの利用者への連絡は、まだなされていると思うんですよ。両機種がフェムトセル基地局ではパケット通信できないことについてはサイトに注意書きがあります(ソフトバンクモバイル : フェムトセル小型基地局(ホームアンテナFT)について)。

音声通話への対応は良かったのでしょうか。それとも、プレスには出ていなくても利用者に直接連絡してすでに回収済みなのでしょうか。僕は 702sMO の利用者でした(自分で使った記憶で書いています!)から、プレスに出ていない不具合連絡があったことを覚えています。

気になるのですが、もはや利用者ではないので、問い合わせるのは気が引けます。

ところで、こういう話があると、海外ローミングとか SIM ロックフリー端末とかに一抹の不安を覚えます。今回無償交換対象になった機種には海外ローミング対応機種もありますが、ローミング先が同様の設定変更をしていたら音声通話に障害が生じていたでしょう。立場を逆にすると、SIM ロックフリー端末が途中で使えなくなるとか、そもそも使えないとか、あり得るということにようやく気づかされます。W-CDMA(UMTS)だからといって必ずつながるわけではないと認識すると、僕は SIM ロックフリーに少し幻想を抱いていました。


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