灯台下暗し -カッターナイフで恐竜を腑分けした記録-

仕事で携帯向けアプリを書いて、趣味で携帯電話を買い、趣味で同人小説を書いて、何もしていません。

2005年10月の自作小説公開

2005-10-30 12:08:24 | 同人誌
とはいえ月一にはほど遠い遅いペースなので、この時期に公開したという意味です。



以前のエントリで「これが私のメイドロボ」と言い切った作品です。何人かの人に読んでもらうと、話として萌えどころと読みやすさと収拾のつけ方に欠ける、という厳しく暖かい評価をいただきました。次はちょっと考え直さないといけません。



これは私が大好きな漫画「ぼくの地球を守って」(通称「ぼく地球」(ぼくたま))のフォロワー小説です。10年経ってようやく書けた極短編は、アンチテーゼとなってしまいました。最近の心境の変化です。ただ、「ぼく地球」はいろいろ言われようと読者を楽しませるエンタテインメントに努力した漫画であって、楽しませることに努力していないこの極短編は自己中心的です。
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薬を減らすことに

2005-10-26 23:15:37 | 日記
昼間の眠気はいよいよ耐えがたく、あわてて主治医への診察を取りつけ、受診の結果として二週間かけて薬を減らすこととなりました。

今まで直視したくなかったものを直視せざるをえなくなって落ち込みました。元気になったと思っていたものの、「補助輪つき」だったんだなあと。
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時間がなくなった

2005-10-23 13:05:51 | 日記
先週は仕事で良くないことを二つやりました。まず、査定に響くくらい残業時間が少ないことが分かりました。次に睡眠不足で就業時間中に寝る失態をやりました。

そのために対策を打たなければならなくなったのは


  1. 残業時間の少なさを取りもどすため夜 9 時以降まで働くのが目標になりました(注: 朝 9 時 30 分出社)
  2. 夜 11 時半までに寝るのが目標になりました


会社から帰宅して風呂に入ったら、後は何もできません。週 5 日は仕事しかできない、そう割り切らざるを得ません。今の会社に居続けたいですから。
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名人と呼ばれるに足る芸

2005-10-16 21:37:05 | 日記
昨日のことになりますが、音楽番組 NHK ポップジャムを見て感激を覚えました。

私が見て感激を覚えたのは project430 meets 高橋名人 のライブです。高橋名人とは、かの、ファミコン名人です。どんなライブか説明すると、音楽はシューティングゲーム「スターソルジャー」のテーマがエンドレスで流れていて、ダンサーが踊り、ヒューマンビートボックスが抑揚をつけるというものです。高橋名人が何をしていたかというと、高橋名人の前に置かれていたコントローラはボタンをたたくとメカニカルにクリック音が鳴るもので、高橋名人がボタンを連打してビートを刻むのです。

説明するとバカなライブを、感激するものに変えたのは、高橋名人の連射のすごさでした。カメラがアップで写し出したそれは迫力を覚えるものでした。指を固定して手首で連射するスタイル -そして尋常じゃない速さ- に、高橋名人が連射をはじめると NHK ホールが静かにどよめくのです。

これは見た方がいいです。再放送は10月18日(火) 14:15 - 14:54 に BS ハイビジョンのみという絶望的な条件ですが、見れる・録れる環境が在る方は是非!
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年を取っても成長したくない!!

2005-10-10 19:42:07 | 日記
出身大学サークルで、がらにもなく「SFマガジン」2005年6月号を読んでいたら、栗本薫女史が「『ライトノベル』というジャンルは成長を拒絶した人たちの物語である、『幼生の文化』である」と評しているのを読んでしまいました。初出は「小説トリッパー」2005年春号だそうです。

私にはこの評が私の現状を言い表しているように思われ、自分の本性を知って落ち込んでしまいました。欲望に任せて行動すると成長を拒絶しているんです。

ライトノベルの他に、安部公房の小説も好きです(私の最近の筆名と比べると納得いくと思います)。私から見て、安部公房の小説は成長を無視することで成立しています。

安部公房の小説は人間関係を科学実験のように描いている、とは度々評されるところです。でも人間関係の中で実験に扱いにくいところがあり、それは学習つまり成長です。化学反応を起こす化合物なら、餌に群がる昆虫なら、何度でも同じ振る舞いを再現します。しかし人間は前回の失敗を学習して次回から違う行動を取ります。すると実験を繰り返すと結果が違ってきて単純には再現性を見つけられなくなります。それを学習なんて存在しないことにして再現性を印象づけようとして成立しているのが安部公房の小説だと思っています。それは安部公房の小説の欠点だと思っています。

私は高校生の頃から安部公房の小説の虜ですが、先ほどの欠点に気付いてからは距離を置くことにしました。その欠点を持たない小説がライトノベルではないかと思っていました。ライトノベルはジュブナイルであり、ジュブナイルは成長を描くもの、そう思っていました。

しかしライトノベルは成長を拒絶した人の小説と聞くと、いろいろな点が腑に落ちて、私は欲望に任せて行動すると成長を拒絶しているのだと思い知るんです。そもそも、残り一ヶ月で30歳になる人間が必要とする小説を探すとジュブナイルになるという時点でおかしいんですよね。

時間を止める方法は実際にはあって、私は数年前には常に自殺に片手をかけていましたが、それは封印しました。それから大学を修了して就職しました。でも先週の週末に日下部陽一さんとまいなすよんさんと一緒に焼き肉を食べたときに「他の人は十年後を考えて行動するけど、僕に十年後は無い」と真顔で言っていたりします。その発言のバックグラウンドに気付いた次第です。

このまま欲望のままに突っ走ると困ったことになると気付くのが常識的判断なのですが、方向転換が難しいです。
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「serial experiments lain」 をどうやって見ようか

2005-10-10 12:12:41 | 日記
どうも、お世話になっています。面白いネタを提供してくださって有り難うございます。

「serial experiments lain」は、テレビ放送当時に「見た方が良い」と言われていたのですが、私はあまり力を入れず 2, 3 本しか見ていません。いつかどうにかして見た方がいいのでしょうが、さて、どこで時間を作ろうか。

@nifty TV on 4th MEDIA 加入当時には番組表に列挙されていたのですが、STB で探して見つからずそのまま。配信は期限付きなので、加入が一足遅かったのでしょう。DVD レンタルが一番簡単なんだろうなあ。

[追伸]
つづり間違い修正 experiment -> experiments
(2005-10-23)
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操作が世界一簡単な Symbian 携帯電話

2005-10-08 18:58:08 | 携帯電話
CEATEC JAPAN 2005 に行ってきました。私が見た中で一番ウケたのは

NTT ドコモ らくらくホン シンプルは Symbian OS で制御してるんだって。一機種のために専用の OS を使う方が手間がかかるんだって。

Symbian OS は UI (操作方法)を変えられるしスマートフォンとは限らないと以前に書いたことがありましたが、ここまでの変わり種は想像していませんでした。会場で周囲を考慮せず大声で笑ってしまいました。
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診断は出ていた

2005-10-06 23:03:03 | 日記
今日は七週間に一度の通院日。主訴の睡眠障害の他に、GW の頃に「詳しく診察していないけれども」と疑われた認知上の特性についても「そう診断しています」との事で診断が出ていました。

これで、しょうがないから、でしゃばらないようにするしかありません。病気じゃありませんが、一生もののクセですから。

難しい事 : 将来の自分が読めるように Blog に書いたのだけれども、周囲の人にはっきり伝えない書き方が難しい
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ゆめのばとん

2005-10-05 00:46:23 | 日記
Aki さんから、ゆめのばとんを渡されました。

そんな今週は、個人の直感で、おそらく人生の中でも二度と来ないほど、過去の夢を語るのに良い時期だと思えてならないのです。だから、口にした事もしなかった事も書く事にします。一番の読者は将来の自分です。

1.小さい頃、何になりたかった?

幼稚園児の頃…覚えている中で一番古い白昼夢は、将来の自分がテレビの中で知識を披露している姿です。この頃から、人の上に立つ、尊敬の念を持たれる、ということに強く囚われていました。それと同時に白昼夢にふけっていました。同い年の他の子はこんなに想像しないに違いないと思い上がる(本当はそのくらいの子どもは皆がかなりのドリーマー)ほど、他人が見えていませんでした。

小学生の頃…スポーツで勝つ事にあこがれていました。現実には負けてかんしゃくを起こしてばかりいました。小学校の運動会で負けた後の閉会式で父母にも聞こえる大きな声で「楽しくない」と叫ぶ、自分勝手な子どもでした。実家の島根県内で珍しく体育科がある大社高校に入りたいと友達に語った事を覚えていますが、努力していませんでした。私の学年でできた少年野球団には入りませんでしたし。小学校高学年で、四つ上の兄の影響で卓球部に入り、うまくならなくて限界が見えてきました。

中学生の頃…この頃は精神的に危うい状況にあり夢を持つどころではありませんでした。でも、中学三年生の頃に今までとまったく違う夢を抱きました。最初は漫画家になる事で、絵を描いてみてもダメだったので次には小説を書く事になりました。今では文芸の面白みは文そのものにあると思っていますが、当時は漫画の代替品だったんです。四つ上の兄が「ドラゴンマガジン」を買っていたので、目標は富士見ファンタジア。それしか知らないくらいに本を読んでいませんでした。それなのに、自分の発想は面白いと信じ込んでいました。やっぱり、いきなり原稿用紙250枚が書ける訳でもなし。夢に火を点ける役割だけ果たして終わりました。それと、通っていた学習塾の講師から、こいつは将来は自分で理論を作るとおだてられたのが後に深い影響を残します。そう言われたのは、多分、数学で別解でばかり回答する生徒だったから。

高校生の頃…小説家が夢でしたが、筆が遅く、詩ばかり書いていました。でも、その方面が私には合っていたようです。高校生としてはワンフレーズがうまいと文芸部の顧問教師に評されていました。高文連(高校の文科系部活動の大会)の詩の部門で、二年生の時に県一位、三年生の時に県二位、と評価が安定していました。実は説明が悪く分かりにくい文章だったのですが、うまく煙に巻いた形になったようです。三年生の時の講評に、彼は文芸の趣味を生涯続けて欲しいと書かれました。その言葉は今までずっと私を支えてきました。そんな高校生が大学受験を控えて、理工系大学に入るなら博士号まで取りたいと夢見るようになりました。そしてコンピュータの中で TRON にはまったのは、実は高校一年生の時に坂村健の著書を読んだのがコンピュータを勉強したいと思ったきっかけだったからです。でも、東大は入れそうにありませんでした。

大学学部生の頃…東京工業大学で、コンピュータの勉強ができて、SF 研究会に入って友達ができて、順調な生活を送っていました。でも学部四年生の時に曲がり角を迎えます。時系列順に書きます。まず東工大名物コラムランドで、分かりにくい文章で煙に巻く事に失敗して講座で一番の嫌われ者になった事。これをきっかけに文章が大きく変わりました。次に大学院受験で東大受験に失敗した事。今でも本郷キャンパスは近寄りがたいです。そして、卒論研究が遅れて精神の健康を崩した事。

大学院修士課程の頃…一年留年、二年休学、客観的には学業に失敗しているのに自分はひとかどの人間だと思っていたので、自己認識と現実のギャップに足を取られつづけた五年間でした。あきらめが付いた頃、実家に帰ったとき、中学生の時に通っていた学習塾があった場所まで行って、そこに別のテナントが入っているのを見て区切りを付けました。ネクラな行動ですが、そんなやり方が必要なほど自分の気持ちにとらわれていました。そんな私も、就職活動で、一件だけ内定をもらう事ができました、本命の会社に。

就職後…プログラマとして会社の中で目立つ存在になりたいと思っていました。でも、今年に入って、トップクラスでない事を知識として知るだけでなく感情的に認められるようになってきました。文芸の方でも、自分は雑多な作家だと分かるようになりました。仕事で自分の立ち位置が分かったのは、GW 前にデスマーチから傷病離脱した事。傷病の一番の理由が、自分が言葉を解さないために自分が精神的に追い込まれたからでした。その一件で、理性的思考ができていない事を痛感しました。文芸で限界が分かったのは、先日、メイドロボの小説を書き終えたからでしょう。とっておきのネタと思ったものが完成品になった姿を読んで、この程度のものしか書けないけれどもやるだけやった結果だというあきらめを得る事ができました。

2.その夢は叶ったか?

叶っていません。でも、一つ叶った事があります。夢が叶わなくても今のところ生活できる経済基盤を手に入れた事です。

3.現在の夢は?

ぱっと出てきません。字句通りの意味でリストラクチャ中です。もうちょっと地に足のついた夢(?)にしたいです。でもナルシストなのは相変わらずと実感します。バトンを知った昼前から、何を書こうかずっと考えていたんですから。

4.宝くじで3億円当たったら?

これも、使い道が思いつきません。多分、お金に振り回されるでしょう。数年前がひどかったです。保険金代わりに残して自殺すると公言していましたから。あ、今はそう言いませんし、宝くじは買いませんからご安心を。

5.あなたにとって夢のような世界とは?

分からないです。以前は、私が私である限り天国すら地獄とうそぶいていました。今では娑婆は娑婆です。

6.昨晩見た夢は?

アクション映画のような夢でした。実家近くと思われる、刈り取り後の水田地帯で拉致され車に乗せられました。拉致と来れば北朝鮮の工作員と想像しました。だけど車は海には行かず水田地帯を走り、降ろされたところで銃を向けられました。手足は自由だったので「助けて!」と叫びながら走りました。そこで目が覚めました。色付きだった気がします。

7.この人の夢の話を聞きたいと思う5人は?

けいすけさん、U-Down さん、ヒロ、Jayer さん、O.D.P さん。大学の仲間でバトンが回っていない人が見つからず、幼なじみと飲み仲間ばかりです。ネットに物を書いているのは末尾の二人だけです。それでも挙げてみました。このバトンは、普通はこんなに詳しく書くものではありません。夢は一言で終わるくらいがむしろ良いんです。
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財布落とした!

2005-10-02 23:09:35 | 日記
知人に映画「NANA」が面白いと教えてもらい、計画としては映画を見た後に海を見ようとして、お台場まで遊びに行きました。

正午にシネアージュで当日券を買って財布に入れて、開演が 13:50 なのでお昼を食べて海浜公園をぶらぶらして、開場する 13:35 にシネアージュに戻ってきたら

財布落とした!

僕が飲ん兵衛であることを知っている人は酔っ払いの失敗と思うでしょう。でも、しらふでやってしまったんです。

それから大慌てです。まず AQUA CITY の防犯センターに問い合わせて届け出が無かったので交番に行って、その後で銀行・クレジット会社に電話をかけまくりました。所持金が 600 円しかないので先日に金を貸した友達に返してもらう算段もしました。返してもらいに行こうとしたところで AQUA CITY の防犯センターから届け出があったと連絡がありました。現金含めて全品無事でした。

13:50 の回が開場する開演 15 分前に気付いて、届け出の連絡があったのが終演 5 分前の 16 時ちょうど。

僕、運命って信じるタチなんだ。

でも、その後で渋東シネタワーで安全に鑑賞できたので運命はありませんでした。面白い映画でした。カッコよくてドラマチックで。

一番恥ずかしいのは、郵便貯金のキャッシュカードを止めていなかったので他のカード再発行までが首の皮一枚でつながったことです。
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