会社で先輩(自分が年上ですが、自分の役職が低いので)の携帯電話の話をしていました。au の携帯電話で、800MHz 帯再割り当ての都合により残り1年で使えなくなる端末。販売から5年以上。停波ぎりぎりまで使い続ける意志を示していました。
対照的なのが僕。携帯電話に関わる仕事に就いて以来、「芸の肥やし」として携帯電話をとっかえひっかえ。いや、自分で使ったことで見えてきた知見で自分の首がつながったこともあったのですが、思えば体のいい浮気でした。
NTTドコモ公式サイトの「お客様サポート」から「製品別サポート一覧」を見ると面白いですよ。端末の修理受付の期限が載っています。NTTドコモは顧客サポートが手厚いので、古い端末まで修理を受け付けているのです。
僕が自分のNTTドコモ回線で使った(新規で購入したり、中古で購入したり、譲ってもらったりした)、そして捨てた端末を見ると……
M1000 ... 2012年02月まで
SA700iS ... 2012年06月まで
N703iD ... 2013年12月まで
M702iS ... 2013年08月まで
SIMPURE N ... 2012年09月まで
NM706i(回線を解約しても、まだ手元に持っています) ... 2014年07月まで
N-01A ... 2015年08月まで
全部まだ使えますし、壊れても修理できるんです(日本から撤退したノキアの端末も含めて)。使えるものを捨ててきたということです。
もう一つボーダフォンからソフトバンクモバイルの携帯電話を使ってきましたが、こちらは修理できなくなったものばかりです。801SA(ネットワーク設備更新によりサービス停止)、702sMO、802SE、702NK、811T、X01T、820SC(まだ手元に持っています)、いずれも修理受付を終了されました。
(自分の携帯電話/PHS歴から、会社がなくなったアステル東京は除く)
現在使っているのはソフトバンクモバイルの X05HT。購入から約1年。修理受付終了が2014年2月28日、あと2年7ヶ月。
今までの反省からすると長く愛さなければならないのですが、果たして自分が心変わりしないかどうか。時の積み重ねって重いんですね。
