月曜日です。
某所で先生方?と酒盛りをしました。
墨田区押上に、来年五月、東京スカイツリーが開業します。
1日の東京新聞には、「求人、勤務地『地上450メートル』」
という記事が載っていました。
当面は、展望台のチケット販売、来場者の誘導、
駐車場の誘導などの担当者約500人を募集するといいます。
地上350メートルの第一展望台と、
同450メートルの第二展望台で働くスタッフです。
おそらく、東京一“高い”勤務地ではないでしょうか。
事業会社の東武タワースカイツリーから運営を受託したのは、
アクティオという墨田区の企業です。
同社の人材募集のページを見ると、
確かに、契約社員とアルバイトの募集をしていました。
前にあげた記事によれば、当面の募集は500人ですが、
今後、ショップ販売員や喫茶店従業員、清掃員なども募集するようです。
タワー部分で700人~800人を採用予定です。
タワーの横の商業施設を合わせると、
4000人を超える雇用が生まれるそうです。
墨田区に配達される新聞に折り込み広告を入れるなど、
地元から多くの応募があることに期待しているといいます。
墨田区で、4000人の雇用といえば、すごい雇用創出効果です。
「東京スカイツリー」といえば、さまざまなメディアでとりあげられ、
いま、もっともホットな話題で、ハデな側面ばかりに目がいきます。
世界一のタワーを建造することは、確かにものすごいことですし、
たくさんの観光客を集める、人気スポットになることは間違いありません。
しかし、スカイツリーが果たす、大切な役割の一つは、
地味ではありますが、雇用創出にあると思います。
日本経済には、現状、いま一つ元気がありませんが、
スカイツリーによる雇用創出で、
墨田区が元気になるのは間違いありません。