リスペクトコラムです。
本当に久しぶりに鳥取さんの取り組みをリスペクトさせていただいました。地元岡山にとって、お隣でJ2時代には「陰陽ダービー」として盛り上がりを見せましたし、当ブログもアウェーでお邪魔し、「ファジフーズより全然旨い!」とスタグルに舌鼓を打ったのを今でも覚えています。鳥取さんもJ3に行かれてもう長いですね。でもシャレンでは毎回賞を取る優等生クラブとして何度も取り上げさせていただきました。先日のシャレンでは珍しく受賞無しでしたね。
鳥取さんといえば、「公園遊び」に並んで、シャレンでもお馴染みの「しばふる」ですが、今回1刀流から2刀流で進化されていました。J3と遠いカテゴリではありますが、鳥取さんは今でも当ブログにとってはうらやましい優等生クラブです。
【J3ガイナーレ鳥取が二刀流で地域貢献 下は芝栽培、上は太陽光発電】
「『下は農業、上は発電』。サッカーJ3ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取が、鳥取県米子市の新電力小売会社『ローカルエナジー』と連携して、芝を育てる農地の頭上に太陽光パネルを並べた『営農型太陽光発電所』を開設した。Jリーグでは初の試みという。電力は鳥取県境港市立第一中学校に安価に供給されている。
米子市彦名町の発電所で5月22日にあった開所式で、SC鳥取の塚野真樹社長は『芝の生産は地域密着で取り組んできたが、この事業はさらに地域密着の活動を展開できる可能性がある』。ローカルエナジーの森真樹専務は『持続可能な社会作りに貢献できるモデルになると思う』と述べた。
ガイナーレは2017年から、地域貢献活動として米子市の遊休農地などで芝生を生産する事業を進めており、規模は市内11カ所、約5万平方メートルに及ぶ。ローカルエナジーは2015年に設立。米子市、境港市と山陰酸素工業など5社が出資し、公共施設への電力供給を行っている。
今回の発電所の農地は個人所有の約2700平方メートルの畑。地面ではガイナーレが芝を生産し、その上部にローカルエナジーが太陽光パネル432枚を設置。パネルが日光を遮り夏の高温の影響が減るなどのメリットがあるという。また、芝はそれほど光量を必要としないという。
土地所有者にはSC鳥取とローカルエナジーが借地料などを支払う。年間発電量は約7万9千キロワット時。4月17日から、約12キロ離れた境港市立第一中学校に送電されている。ソーラーシェアリングと呼ばれる事業で、遊休農地の活用策として注目されているという。事業費は約1700万円。Jリーグ地域再生可能エネルギー助成金の対象として半額助成を受けた。」
Jクラブでも●●電気という事で、太陽光発電や水力発電による売電事業に取り組むところが見受けられますが、鳥取さんはちょっと違います。しばふるの天然芝畑の上に太陽光のパネルを設置して発電させるという二足の草鞋状態。ソーラーシェアリングという今注目されている遊休のうちの活用策でもあるそうです。Jリーグ地域再生可能エネルギー助成金制度というのがあるのですね。これはまた次回のシャレン事業で受賞しそうですね。
【しばふる太陽光発電所開所式を行いました】
「ガイナーレ鳥取はJリーグ気候アクションの一環として創設された「Jリーグ地域再生可能エネルギー推進助成制度」を活用した営農型太陽光発電所の開所式を行いました。2017年より始めた地域課題解決への取り組みである「しばふる」を事業拡張し、さらには、地域における農業の可能性を広げる第一歩としての新たな挑戦となります。
【注目を集めるソーラーシェアリング】
農地に支柱を立て、その上に間隔を空けて太陽光パネルを設置することで、農作物の栽培と発電を同時に行う「ソーラーシェアリング」。作物の生育に必要な日照を確保しながら、太陽光を使って発電を行うことで、農地を最大限に有効活用しつつ、農家の収入源の多様化と地域のエネルギー自給にも貢献する取り組みとして期待されています。
ガイナーレ鳥取は、ホームタウンでのソーラーシェアリングに挑戦するため、関係者との調整や手続きなどの課題を乗り越えてきました。耕作放棄地の解消と地域の再エネ創出を実現する新しい地域貢献の形として大きく期待されています。ガイナーレ鳥取がローカルエナジー株式会社とともに作った営農型太陽光発電所。2025年4月から売電を開始。個人所有の2700㎡(うちパネル面積 1093.5㎡)の農地に小売電気事業者であるローカルエナジー株式会社が営農型太陽光発電設備を設置し、境港市の公共施設へ供給するもので、営農をガイナーレ鳥取が担い、芝を生産・販売します。
営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の事例がない地域で取り組むことは 責任の重い取り組みとなりますが、まずははじめの一歩を踏み出すことが重要であると考えています。営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)での芝生生産が可能であることが証明できれば、他の農作物への生産につながるものと考えています。今回の取り組みで培ったノウハウや地域の方々との新たなつながりをもとに、地元Jクラブの発信力を生かして再エネと遊休農地利用の普及・拡大を図ることはもとより、地域の方々への再エネの普及啓発を行えればと考えています。」
ソーラーシェアリングという言葉は初めて知りました。営農型太陽光発電所のしばふる太陽光発電所ですか、いい事業ですね。2017年から始まった「しばふる」の事業拡張で、地域における農業の可能性を広げる効果があるとか。今年4月から売電がスタートしているのですね。この天然芝の事業で事業化できれば、他の農産物栽培にもつながっていくといくことで、地域農業の期待を一身に受けているという事で期待大ですね。やはり鳥取さんは昔も今も付加価値が高いですね。
そんな鳥取さん、J3では現在14位ですか。本業でも頑張って欲しいです。混とんとしているJ3。鳥取さんの順位の周りは元J2ばかり。一方の優勝争いなどの上位勢はJ2未経験クラブばかり。とにかく鳥取さん、早くJ2に戻ってきてください。
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#がんばろう石川 #がんばろう能登
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