J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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頑張れ!商店街41

2020-09-05 00:24:56 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 ホームタウンには商店街の存在は重要ですね。スポンサードをもらってるためか、スタジアム最寄りの1商店街しか相手にしないようなところもあるかもしれませんが、浦和さんは違います。何とタペストリーを74の商店会に寄贈するとか。多くの商店街と連携しているのは何と言ってもF東さんですが、浦和さんも多いじゃないですか。
 このコロナ禍での恩返しで、選手が作成したバナーフラッグを地域の街角に掲出し、タペストリーを地元の商店会に寄贈ですか、さすがJ1の名門クラブですね。
   
【浦和選手の作成フラッグ寄贈 商店街を活気づける】
「浦和レッズの選手たちによるデザインの街路灯用バナーフラッグが31日からホームタウンに掲出される。選手たちがコロナ禍で非常に苦しい状況にある地元の「サッカーのまち浦和」を活気づけるために企画した地域貢献活動で、浦和駅周辺、浦和東口大通り、浦和中郵便局前歩行者通路などに順次、バナーフラッグが設置される。
 クラブの経営悪化により、例年のバナーフラッグを製作、設置できないことや外出自粛の影響で商店会が厳しい状況であることを知った選手たちが企画からデザイン、メッセージまで考え、製作・設置費まで捻出し、実現に至ったという。バナーフラッグは700枚製作され、浦和駅、北浦和駅周辺に設置。タペストリーは旧浦和、与野、岩槻地区にある74商店会(約2700店舗)に選手4人(GK福島春樹、GK西川周作、DF宇賀神友弥、FW興梠慎三)からのメッセージを添えて寄贈する予定だ。」
引用:日刊スポーツ

 いいですね。コロナ禍で苦しむ地元のまちを活気づけるための地域貢献活動。うちだけ活気づければええんじゃではなく、ホームタウンも元気づけるために地域貢献をしたいという考え方。地域貢献活動が比較的薄いところがあるかもしれませんが、こういうコロナ時期は全く薄くなっているのではないでしょうか。浦和さんにはクラブ全体に昔からそういう文化があるから、こういう動きになるのでしょう。Jクラブにおいて、シャレンで何をやっているかでもよく反映されていると思います。
 ちょっとグッズを作って売って終わりは地域には何も伝わらないと思います。100年続くクラブは地域とともに苦しみ、地域とともに共創することが必須行動なのかなと思わせる浦和さんの事例でした。クラブで足りないところを選手が協力する、いい流れです。
   
【選手が考案した“サッカーのまち浦和”に寄り添う企画…オリジナルバナーフラッグが浦和の街に登場!】
「バナーフラッグとタペストリーに書かれているのは「URAWA ONE LOVE」という言葉。また「PRIDE(誇り)」「VICTORY(勝利)」「PASSION(情熱)」「GLORY(栄光)」といった浦和を背負うために必要なワードでハートが形作られている。選手たちの想いが込められたデザインだ。」
引用:サッカーダイジェスト

【選手が企画・実行した「バナーフラッグ」を浦和のまちに設置】
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、クラブの経営悪化により例年『サッカーのまち 浦和』を赤く染めているバナーフラッグを製作・設置できないことや、緊急事態宣言や外出自粛の影響で街の商店街が非常に厳しい状況であることを知った選手たちが、日ごろから支えてもらっている浦和の人たちに何か恩返しできないかと動き、費用は選手会の積立金および選手からの善意の寄付で捻出された。」
引用:J1浦和公式HP

 「ONE LOVE」というにはいい言葉ですね。ストレートに地域への思いやりが伝わります。「地域への思いやり」がしっかりできるところ、それがJ1にふさわしいと思っています。その費用を選手会の積立金や選手の寄付で捻出されたそうですが、素晴らしいですね。同じ選手会活動でも、名前だけの組織で実質は何も活動していないところもあるのではないですか。よくフロントスタッフ達が前に出たがるところも、中にはあるのかもしれませんが、フロントはあくまで裏方。主役になってはいけない、ぶれてはいけないと思っています(代表、役員、アンバサダーは除く)。主力商品はあくまで選手であり、監督が続きます。そういう面では浦和さんはスタンダードにしっかり沿って、ホームタウンへの思いやりが深く、J1を代表する人気クラブとして先頭を走っていますね(成績も頑張って欲しいです)。

 そういえば、地元岡山でも2年前にバナーフラッグが岡山駅周辺に掲出されて、これで一つJリーグのある街らしい景色が一つできたと思ったものでしたが、よく確認するとこれは地元行政(
岡山市)が実施したもの。何週間か掲出された後に違うバナーフラッグにつけ替わりましたね。時々耳にする「やっていただいた」ではなく自ら携わるこういう事業を一つでも増やし、早く浦和さんの域に近づいて欲しいと思います。街に掲出するバナーフラッグの個人的なイメージはJ1柏のように地元の各商店街がクラブと協力して制作・掲出するものかな。
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