こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今日は、育成塾のカリキュラムの中で、重視している「声」について取り上げてみました。
育成塾では11期生の時から、ボイストレーナー&コンサルタントの宮崎絢子氏を講師に招いて、「声」の重要性について理解を深めています。
その成果として、『企業診断ニュース』2014年11月号に、「コンサルタントに求められる声の力」の特集記事を塾生関係者で執筆いたしました。
その中で、私が担当したプロローグから、声に対する思い込みの部分を以下に抜粋します。
~・~・~・~・~ 以下 抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
①“声”は出ていればよい
② マイクを使えば大きな“声”になる
③ 自分によく聞こえていれば相手にも聞こえている
④ 声量が乏しいので“声”が小さい
⑤ 普段出している地声が“本当の声”である
~・~・~・~・~ ここまでが、抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
このように思っている人は、多いのではないかと思います。
正しい認識は以下の通りです。
~・~・~・~・~ 以下 抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
①“声”は出ていればよい
“声”は音声として出ていればよいのではなく、相手の心に“声を届ける”という意識が大切である。
② マイクを使えば大きな“声”になる
マイクは、“声”をそのまま大きくする。力が入った声や滑舌の悪い声は雑音として伝わり、スピーカーの性能が良いほど誇張される。したがって、マイクを使っても聞きやすい発声をすることが必要である。
③ 自分によく聞こえていれば相手にも聞こえている
自分の声は、頭の中に響いているのでよく聞こえるが、相手にも同じように響いているわけではない。自分に聞こえる声と人に聞こえている声を聞き分ける力が求められる。
④ 声量が乏しいから“声”が小さい
声量が乏しいのは「腹式呼吸をしていない」、「姿勢が悪い」、「口が開いていない」という3つの基本ができていないからである。これらを体得すれば“声”は変えられる。
⑤ 普段出している地声が“本当の声”である
地声とは、普段、自分がリラックスした状態で出している自然の声である。一方、“本当の声”とは、心身のバランスがとれている時に出る地声をいう。必ずしも、地声が“本当の声”とは限らない。
~・~・~・~・~ ここまでが、抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
私自身、独立直後は、マイクを使っても話す内容がよく聞こえないと言われていました。声量が無いからと思っていたのですが、実は、その原因は以下の通りでした。
・腹式呼吸ができていないので、お腹から声が出ていない
・口が開いていないので滑舌が悪い
・姿勢が悪いので、通る声が出ない
しかし、講師という仕事をする私にとって、声は大事な商売道具なのです。
あることがきっかけで、自分の声の改善に取り組み始めて、かれこれ10年が過ぎました。長いようであっというまだったように思います。
これは、ある意味では自分に対する投資といえます。10年間で、いくらの投資をしたのかは、計算をしていないのですが、その投資対効果を実感することができるこの頃です。
良い声がでると、それはプラスに働き、逆に、声がでないと仕事はマイナス評価になりやすい……いろいろな場面で実感しています。
コンサルタントに求められる声の力を、今年も育成塾で取り組んでいきたいと考えています。
今日は、育成塾のカリキュラムの中で、重視している「声」について取り上げてみました。
育成塾では11期生の時から、ボイストレーナー&コンサルタントの宮崎絢子氏を講師に招いて、「声」の重要性について理解を深めています。
その成果として、『企業診断ニュース』2014年11月号に、「コンサルタントに求められる声の力」の特集記事を塾生関係者で執筆いたしました。
その中で、私が担当したプロローグから、声に対する思い込みの部分を以下に抜粋します。
~・~・~・~・~ 以下 抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
①“声”は出ていればよい
② マイクを使えば大きな“声”になる
③ 自分によく聞こえていれば相手にも聞こえている
④ 声量が乏しいので“声”が小さい
⑤ 普段出している地声が“本当の声”である
~・~・~・~・~ ここまでが、抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
このように思っている人は、多いのではないかと思います。
正しい認識は以下の通りです。
~・~・~・~・~ 以下 抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
①“声”は出ていればよい
“声”は音声として出ていればよいのではなく、相手の心に“声を届ける”という意識が大切である。
② マイクを使えば大きな“声”になる
マイクは、“声”をそのまま大きくする。力が入った声や滑舌の悪い声は雑音として伝わり、スピーカーの性能が良いほど誇張される。したがって、マイクを使っても聞きやすい発声をすることが必要である。
③ 自分によく聞こえていれば相手にも聞こえている
自分の声は、頭の中に響いているのでよく聞こえるが、相手にも同じように響いているわけではない。自分に聞こえる声と人に聞こえている声を聞き分ける力が求められる。
④ 声量が乏しいから“声”が小さい
声量が乏しいのは「腹式呼吸をしていない」、「姿勢が悪い」、「口が開いていない」という3つの基本ができていないからである。これらを体得すれば“声”は変えられる。
⑤ 普段出している地声が“本当の声”である
地声とは、普段、自分がリラックスした状態で出している自然の声である。一方、“本当の声”とは、心身のバランスがとれている時に出る地声をいう。必ずしも、地声が“本当の声”とは限らない。
~・~・~・~・~ ここまでが、抜粋です ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
私自身、独立直後は、マイクを使っても話す内容がよく聞こえないと言われていました。声量が無いからと思っていたのですが、実は、その原因は以下の通りでした。
・腹式呼吸ができていないので、お腹から声が出ていない
・口が開いていないので滑舌が悪い
・姿勢が悪いので、通る声が出ない
しかし、講師という仕事をする私にとって、声は大事な商売道具なのです。
あることがきっかけで、自分の声の改善に取り組み始めて、かれこれ10年が過ぎました。長いようであっというまだったように思います。
これは、ある意味では自分に対する投資といえます。10年間で、いくらの投資をしたのかは、計算をしていないのですが、その投資対効果を実感することができるこの頃です。
良い声がでると、それはプラスに働き、逆に、声がでないと仕事はマイナス評価になりやすい……いろいろな場面で実感しています。
コンサルタントに求められる声の力を、今年も育成塾で取り組んでいきたいと考えています。