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コンサルタントになったきっかけ その2

2015-07-19 23:04:37 | OB生の近況報告・活動報告

みなさんこんにちは。講師の金子です。

今回は、前回に続き、自己紹介です。

前回、自分自身がコンサルタントになったきっかけの1つ目を記事にしましたが、今回は、2つ目です。2つ目は、コンサルタントになった理由というより、中小企業診断士資格を取得したきっかけというほうが適しているかもしれません。

私は、社会人になってからいくつかの仕事をしているのですが、その中で特に長かったの通信回線などの営業代理店での仕事です。商店街の個人商店や町工場、時には、市場の中の仲卸業者さんなど、日々、たくさんの中小企業者に対し、訪問営業を行っていました。

面識のない事業者様にこちらのタイミングで突然訪問を行いますので、嫌がられて罵声を浴びるようなことは日常茶飯事です。逆に、ご縁があって契約にいたるお客様には親切にしていただきました。思うように契約が取れず落ち込んだ時に、そのようなお客様のところに行って元気をもらうこともありました。

ある時、いつも親切にしてくださる飲食店のお客様のところに行き、店舗に対するアドバイスを行いました。日頃から、何かお役に立ちたいと思っていましたし、多くの商店街などを回り多くのお店を見ていますので、客観的に感じたことをお伝えしようと思ってのことです。

いつもにこやかにお話を聞いてくれる店長さんでしたが、アドバイスを行うと急に表情が曇りました。その時、店長からかけられた言葉が私の転機になりました。

「お前は、電話屋だろう」

確かに、その通りでした。自分は、経営のプロではなく、取り扱っている商品を販売しているだけです。ただ、店長の頑張っている姿を見ていたので、もっとお店を繁盛させて、美味しい料理をたくさんのお客様にも食べてもらえたら良いなと思っていました。

客観的にみたら、改善する点はたくさんあるように思えます。ただ、どれだけ有効なアドバイスをしても、聞いてもらえなければ、まったく意味がありません。

頑張っている店長さん、社長さんたちのお役に立ちたい。そのためには、アドバイスを聞いてもらえるように体系的な知識を得る必要があります。的確なアドバイスができるように知識をつけて、コンサルティングのプロフェッショナルになりたい。そんな気持ちで、中小企業企業診断士の勉強を行い、資格を取得しました。

独立後は、望んでいた飲食店を中心とした個店支援や、商店街支援を中心に行っています。ご自身でコンサルティング費用を負担するのが難しい事業者様でも、公的な支援策などを利用していただき、ご支援の機会をいただいています。

現在は、たくさんの機会をいただき、すべてのご依頼にお答えすることは難しくなっていますが、支援をご希望いただくお声にはできるだけお答えするよう、精一杯頑張っています。

個店の魅力を最大限に引き出し、オンリーワン店舗が街にあふれるようなサポートができればと思います。

みなさま、これから一年よろしくお願いします。

コメント (4)
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