東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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ポジティブにいこう!

2016-02-29 23:10:51 | OB生の近況報告・活動報告

講師の富岡です。

15期生の皆さん+14期生の森川さん、

先週土曜日、伝わるプレゼンテーション受講お疲れ様でした。

皆さんの3分間スピーチ、それぞれ個性があり、楽しく聴かせて

いただきました。

 

私からプレゼンのポイントをいくつかお話しましたが、

そのなかに「ポジティブな話をしてほしい」というのがありました。

聴いている人が元気になる話をしていただきたいのです。

 

以前、あるプレゼン研修でこんなことがありました。

ある受講生の自己紹介です。

「私は○○高校を卒業しました。ご存知のとおり〇〇高校はバレーボールや

野球でよく全国大会に出場する学校です。でも私は運動が全然だめで・・・

大学は××大学です。ここも最近は箱根駅伝に出るなど運動で有名です。

私はと言えばやはり活躍することはなく・・・」

といった調子で自虐的な話で終わってしまいました。

 

私は言いました。

最後ちょっと変えるだけで良い話になりますよ、と。

「今の仕事は好きでがんばっています。私の母校は運動で有名だけど、

ビジネスでもすごい卒業生がいるんだと言われるように、日々

がんばっています!」こんなふうに言えばいいんですよ、と。

 

次の講義は4月23日(土)。

皆さんのポジティブなプレゼンを楽しみにしています!

 

富岡 淳

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AlphaGO

2016-02-28 15:29:23 | 15期生のブログリレー

15期生の美宅です。

AlphaGO(アルファ碁)とは、Googleが開発した囲碁システムです。

先日、AlphaGOがプロ棋士にハンディキャップなし(互先)で勝利した、としてニュースになりました。(イギリスの科学雑誌「ネイチャー」 2016/1/26発表)

コンピューターがプロ棋士にハンディキャップなしで勝ったは初めてのことです。


私は囲碁を中学の時に覚えました。棋力は大したことなく、アマ初段くらいだったでしょうか。これまでソフトをいろいろ試してきましたが、意味不明のいかにもコンピューター的な着手が多くて臨場感がなく、遠ざかっていました。

しかし、2012年ころ、再びソフトを試してみたらものすごく「それっぽく」なっていて驚きました。今も使っている銀星囲碁13というものです。棋力もアマ6段クラスになっていて全く歯が立ちません(^^;

ちなみに、アマ初段はプロ初段に9子のハンディキャップをつけてようやく互角と言われています。1子=1段の差なので、銀星囲碁13ではプロ棋士には全く通用しないということになります。

 

囲碁はチェスや将棋と違って、盤上の石に「役割」はありません。

どれも同じただの石で、その価値、強弱...といったものは盤面全体の状況次第で刻々と変わります。こういうものはコンピューターが苦手とする領域に見えます。


何本か記事を読んでみて感じた事が3点あります。


1.上手い人の真似をすると上達が早い

AlphaGOは3,000万にのぼるプロの棋譜を用いてトレーニングし、その後、自分自身と対局を繰り返し強化学習を行いました。守⇒破ですね。

今、日本で一番強いと思っている井山裕太名人(26)が、AlphaGOとプロ棋士との対局を見て、
 「すでにどちらが人間か分からない打ちぶりになった」
と話したそうです。

最初は徹底的に真似をすることが学習の王道のようです。


2.進化は連続的ではない

コンピューター囲碁はモンテカルロ法の登場により飛躍的に強くなりました。GoogleのAlphaGOではディープラーニングを取り入れることでブレークスルーを果たしました。飛躍的な進歩が起きるとき、根本的な部分の革新があります。


3.技術の進化が後押し

ディープラーニングのアイデア自体は1980年代以前から提唱されていましたが、当時はコンピューターの処理能力が追い付かず実現しなかったそうです。

 

Googleは囲碁システムを開発して何を狙っているのか?

「グーグルやトヨタなどの大企業が、ディープラーニングの手法を取り入れて車の自動運転を実現しようと、開発にしのぎを削っています。今回、グーグルが発表した、囲碁で人間のプロ棋士に勝つというのも、そうした研究開発の一環として行われたプロジェクトでした。」
(NHK NEWS WEB)

今後も注目したいと思います。


参考URL
Google Japan Blog AlphaGo: マシンラーニングで囲碁を
NHK NEWS WEB 人工知能グーグル囲碁の衝撃

 

 

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言葉の大切さ

2016-02-27 18:00:47 | 15期生のブログリレー

スタッフの武井です。

最近、通っている塾の宿題の量が増え、早く終わらせたいゆえに、国語では問題文を読むにあたり、接続詞を抜かしたり、助詞を読み違えたりして、問題の意図が理解できず→パニックということをよくみるようになりました。
(算数でも設問を読み間違えたり、ささいな計算ミスをしたり・・・)

今日は通っている塾の保護者セミナーの中で、助詞の大切さ、普段の親子でもついつい省いてしまう言葉をきちんと話して、伝える大切さに気づかせてもらいました。

米洗う 前□蛍 二つ三つ

この文章の□に中にはどんな助詞を入れたらいいですか?
入る助詞一つで蛍が飛んでいる様子が変わってきます。
例えば、「前に」とすれば…米洗っている自分の前に蛍がいるというニュアンス、「前へ」となれば、自分の前に蛍が飛んできたというニュアンス、「前を」となれば、自分の前を飛び交っている様子が浮かんできます。

事実は一つだけど、この場合は助詞一つで受け止め方が変わってきますね。
先生にも「保護者の方、普段よく会話をするお母さんの声掛けで変わってきますので、正しい日本語を使って、会話を多く持つようにしてください」と念を押されました(>_<)

ここ最近、音読をおろそかにしていた息子、ついつい手抜きの会話をしていた私、
連帯責任ですね。

「相手に伝わる声で、そのニュアンスにあった正しい助詞を使って話す」
私も普段の声掛けで改めて気をつけることでいっぱいになりました(^_^;) 

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お客さんが来ないのにつぶれない店

2016-02-26 18:00:00 | 15期生のブログリレー

15期生の蛭川洋介です。


先日テレビ番組で「お客さんが来ないのにつぶれない店」というテーマの番組が
ありましたので、ご紹介します。


この番組では、婦人服店、日用品店、写真屋の3店舗を取り上げていました。

いずれの店舗も地域密着型の個人経営(家族経営)で、店舗の外観も決して褒められる
ようなものではありませんでした。(あくまで個人の感想。)

テレビカメラを店舗内に設置して来店状況などを撮影するのですが、いっこうにお客さん
が来店する気配がありません。日によっては一組のお客さんも来ないこともあるとのこと
です。。。

ただ、いずれの店舗も年商は数千万(3000~6000千万円程度)あり、経営者の方々の
表情も生き生きとしていました。


なぜか?


ここまで読まれた方は、2005年に出版され大ヒットとなった山田真哉氏の「さおだけ屋は
なぜ潰れないのか?」という書籍が記憶に蘇ってきたかもしれませんが、まさに、そう
いった話です。
山田真哉氏は公認会計士の立場から、日常の身近な疑問をテーマにして、少しでも会計
に興味をもってもらいたい、との思いから出版されたようですが、ここでは診断士の視点
から考えてみたいと思います。


つぶれない理由は共通していた!


いずれの店舗も最大の顧客は「学校」でした!!!


地域の小学校から大学まで、1店舗あたり10~15校程度の顧客(学校)と契約
しているとのことでした。
B2Cではなく、B2Bのビジネスモデルだったのです。


「婦人服店」は、学校指定の制服を中心に、Tシャツやジャージ等の運動着、靴、
靴下、上履き等、学校生活にかかせない商品を全て取り扱っています。
また、上履きには上履き入れ、といったようなクロスセルも展開しているよう
です。


「日用品店」は、石鹸、洗剤、トイレットペーパー、ティッシュ、掃除用具等の
品揃えを充実させて、学校からの依頼が入ると即座に納品します。
商品は一括大量仕入によりコスト削減を実現し、多品種小口配送によって学校側
のニーズに迅速かつきめ細やかに対応しています。
また、店舗の一部は在庫スペースとして活用しているようです。


「写真屋」は、学校ごとに個別の年間契約を締結し、入学式や運動会、卒業式と
いった学校行事に参加し、全生徒の様々な写真を撮影します。また遠足や修学旅行
等の学外の行事にも参加する等、全ての学校行事に参加しています。
店舗は、主に編集スタジオとして活用し、主要な成果物は、卒業アルバムとのこと
でした。
契約単位は1年ですが、一度入り込んでしまえば複数年の安定売上が見込める
ようです。
餅つき大会や花火大会など新規イベント企画の提案も行い、アップセルを実現し、
翌年の契約金額の向上を図るため、1年契約にしているのかと思います。


バラエティ番組でしたので、お客さんが来ないのにつぶれない、いやいや、
つぶれないどころか儲かっている、という展開でしたが、実際の現場では様々な
ご苦労があるかと思います。

ただ、みなさん笑顔でビジネスをされているのがとても印象深かったので、
投稿しました。

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柔軟な発想

2016-02-25 23:55:33 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。

今回は、新潟県三条市の柔軟な発想に基づく取り組み事例を紹介します。

1.給食に牛乳は当たり前か?

学校の給食には、栄養価の高い牛乳はつねにあります。

ところが、2月19日のNHK番組「あさイチ」で、新潟県三条市が「給食から牛乳を廃止した」というものでした。ご飯の給食に牛乳は合わないことが理由だそうです。 

この話を聞いたとき、それまで給食に牛乳を供給してきた企業は、大きな売り上げを減らすことにるのかなぁと思ったのですが、実際は違いました。

給食時には牛乳は飲まないが、ドリンクタイムを設けて、その時間に牛乳を摂取するように変えたとのことです。給食を食べ終えた子供達は、昼休みは外で体を動かし遊んできます。汗をかいた後に教室に戻るとドリンクタイム。まずは、牛乳を飲んでから、午後の授業が開始されます。

先生曰く、牛乳を飲むことで、生徒が落ち着くので「授業が始まるから静かにしなさい」などという注意は必要なくなり、スムーズに授業に移れるというメリットがあるそうです。

2.職員の採用試験に専門試験、教養試験は本当に必要か?

三条市は、私自身仕事でも接点がありますが、役所の職員の採用試験方法を改革するなど、他でも柔軟な対応が見られます。2013年3月、さいたま市で開催された「全国都市改善改革実践事例発表会」での発表事例の他テーマは、「来たれ!! 素直な肉食系」。職員の採用方法において専門試験や教養試験を廃止し、中堅職員による面接を実施のほか、市長による面接を実施することで、県内1位の応募者があり、最終倍率47.1倍になりました。通常の業務改善では、職員採用方法を変えるというところまで踏み込むのはなかなか難しいのですが、市が求める人材を明確にして、その獲得に特化することは、「人」という経営資源を尊重する考え方であり、行政サービスを支える職員はどうあるべきかという原点回帰の考え方を実行に移したといえるのではないでしょうか?

 ---------
前例踏襲ではなく、柔軟な発想で新しいチャレンジを次々と展開している自治体のひとつをご紹介しました。以上の事例から、先入観ではなく、常にこのやり方が最適かどうかを考え、「ノー」ならば、すぐにやり方を変えていくという行動力、これが、組織のパワーになると実感します。育成塾でも、柔軟な発想を大切にしていきたいと思います。

コメント (3)
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