水郷を訪ねる！

滋賀県近江八幡の水郷を訪ね船に乗り観光する。
この地方の水郷に昔から自生している（日除けヨシズの材料）葦の合間をぬって遠くに山々の萌黄色の木々と所々でいま満開の桜そして水辺の柳の大木の新芽を眺めながら定員８名の小さな船でしかも船頭の手漕き船が水路をゆっくりと静寂のなか琵琶湖につながる水路に導かれるように微かに揺れながら前に進む。
水面にはカイツブリが顔を出したかと思うとまた潜り予想外の水面に姿を現す様を観たりウグイスまでが鳴いている。
これを風情ある贅沢と称しても好いと思う！
船頭の話では昨日は雨と風で船が揺れ大変な思いであって今日の様な風無く暖かな日は格別だと言っていた。
７０歳と話していた船頭の説明を聞き周りの景色を観ながら水の上で朱色の大きな器に盛られた弁当をを食べる。
これが豪華な遊びとすれば実に安いものだ！
（刈谷毘沙門講で奈良県信貴山への１４～１５日に掛けての旅の帰りの一コマ）