先日、職場の窓際の棚にガガンボがじっとしているのを発見しました。
あまりにも動かないので、コンデジを接写モードにして、5cmぐらいの距離から撮ってみました。
なんともメカニカルな体つきです。
巨大だったら、昆虫には見えませんね。宇宙人の操縦するロボットみたい。
面白がって拡大すると、羽の生え際の少し下に、丸い玉の付いた棒がみえます。
これはハエなどに見られる平均棍(へいきんこん)です。羽の変化したものです。
この平均棍は飛行バランス(正確には角速度を知る)を取るのにとても重要なものです。
飛行そのものは2枚の羽で行うのですが、この平均棍を取ると飛べなくなります。
通常、昆虫は4枚の羽をもっていますが、どうも、早く飛んだりするには2枚の方が都合が良いようです。
4枚の羽を効果的に使っているのはトンボぐらい?と思ってしまいます。
セミは前後の2枚が引っ掛かるようになって、実質的に2枚ひと組で動きますし、カナブンも硬い前羽は単純にカバーとして機能し、後羽のみで飛行します。
ハエやアブ(羽は2枚)は、ハチ(羽は4枚)などとも近い種類ですが、社会性はないものの、体の構造的には洗練されてるなぁと思います。
ガガンボを見て、グロいと思ったあなた!
ここには昆虫の長い進化の最新型が写されているんですよ!
・・・と言ってもグロいものはグロいなぁ。
あまりにも動かないので、コンデジを接写モードにして、5cmぐらいの距離から撮ってみました。
なんともメカニカルな体つきです。
巨大だったら、昆虫には見えませんね。宇宙人の操縦するロボットみたい。
面白がって拡大すると、羽の生え際の少し下に、丸い玉の付いた棒がみえます。
これはハエなどに見られる平均棍(へいきんこん)です。羽の変化したものです。
この平均棍は飛行バランス(正確には角速度を知る)を取るのにとても重要なものです。
飛行そのものは2枚の羽で行うのですが、この平均棍を取ると飛べなくなります。
通常、昆虫は4枚の羽をもっていますが、どうも、早く飛んだりするには2枚の方が都合が良いようです。
4枚の羽を効果的に使っているのはトンボぐらい?と思ってしまいます。
セミは前後の2枚が引っ掛かるようになって、実質的に2枚ひと組で動きますし、カナブンも硬い前羽は単純にカバーとして機能し、後羽のみで飛行します。
ハエやアブ(羽は2枚)は、ハチ(羽は4枚)などとも近い種類ですが、社会性はないものの、体の構造的には洗練されてるなぁと思います。
ガガンボを見て、グロいと思ったあなた!
ここには昆虫の長い進化の最新型が写されているんですよ!
・・・と言ってもグロいものはグロいなぁ。
名前はかわいいけど、グロいどころかカッチョイイ
ものすごく筋肉質っぽい体つきですよね!
ついつい、でかい蚊だ!と思ってしまいますが、
人に対しては悪さをしなさそうなので、見つけても優しく見守ってあげてください。