庭のもみじが色づいて、
柚の色づきがましてきた頃に、とーさんが逝きました。
毎週末、病院に通って、病室でとーさんと手をつないでいるのが楽しかった。
とーさんに、大丈夫一人じゃないよ、怖くないよ、って伝えてたつもりだったけれど、
わたしが心細かったからとーさんに手をつないでもらっていたのかも。
とーさんが逝く二日前の早朝、
病院の屋上の庭園は赤く色づいた葉っぱが青空に映えて、空気がぴりっと緊張していて、
秋晴れが素晴らしすぎて、わたしのこころにはなんだか悲しげに映ってた。
朝ご飯は、前の日にかーさんが買ってきてくれた柿の葉ずしと、叔母が持って来てくれたゆで卵。
人の優しさが有り難い、あっという間の1ヶ月でした。
柚の色づきがましてきた頃に、とーさんが逝きました。
毎週末、病院に通って、病室でとーさんと手をつないでいるのが楽しかった。
とーさんに、大丈夫一人じゃないよ、怖くないよ、って伝えてたつもりだったけれど、
わたしが心細かったからとーさんに手をつないでもらっていたのかも。
とーさんが逝く二日前の早朝、
病院の屋上の庭園は赤く色づいた葉っぱが青空に映えて、空気がぴりっと緊張していて、
秋晴れが素晴らしすぎて、わたしのこころにはなんだか悲しげに映ってた。
朝ご飯は、前の日にかーさんが買ってきてくれた柿の葉ずしと、叔母が持って来てくれたゆで卵。
人の優しさが有り難い、あっという間の1ヶ月でした。