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una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

襖絵見ます

2017年02月13日 | 美術館のこと
今回の京都旅のメインイベントは、大徳寺塔頭 聚光院 創建450年特別公開、国宝 狩野永徳・狩野松栄本堂障壁画 を見ること。


普段は入ることも出来ない聚光院ですが、昨年3月から1年間特別公開されていて、残りあと1ヶ月半となったところで、これは行かなくちゃ!と。
実は、聚光院に入るのは2度目・・・7、8年前に裏千家入門者訪問のときに、利休さまのお墓参りをさせていただいたのです。
門を入ってすぐのところの庭


狩野永徳による作品って、お城と一緒に焼てしまって、洛中洛外図屏風、唐獅子図屏風、檜図屏風等、数点しか現存していないと言われていてなかなか見ることができないんですよね。
洛中洛外図屏風と檜図屏風はトーハクで見ることができたのですが、
今回は美術館で見るのではなくてもともとあったその場所で、間近で見ることができるんです。
心から、見に来てよかった。

お茶碗

2017年02月12日 | 美術館のこと
京都国立近代美術館「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝芸術」、最終日に駆け込みました。


翌月から東京でも展示があるのですが、たまたま最終日に京都にいたことと、
長谷川等伯 利休居士像の展示は京都でのみなこと。
長次郎さんの茶碗はガラス越しに、心にじんわり伝わってくるものがあって、心が落ち着きます。
長次郎さんのお茶碗のところを2周して、すべて見終わったあとに、また2周。
お茶碗に触れてみたいなー。
青空と平安神宮の鳥居



ミステリアスだったり、愛らしかったり

2016年02月06日 | 美術館のこと
とってもいい!と、聞いていたけど、本当にいい、藤城清治美術館

藤城清治美術館


入り口から美術館に繋がるお庭では、

案内図


ケロヨンやネコたちが道案内してくれます♪

ケロヨン


お庭の途中には教会があって、

教会


ふっとバルセロナの郊外にあるガウディの教会、コロニア・グエル教会を思い出したりして。
ステンドグラスはもちろん、藤城さんがデザインされたもの。

教会の中


美術館の入り口は、ここですよ♪

藤城美術館入り口


自動ドアではケロヨンがようこそー♪って言ってくれてます。

自動ドア


子供の頃は、ミステリアスでちょっと怖くて近寄りがたかったんだけれど、ニュンベルクのストーブやクリスマスの鐘を、時間を忘れて行きつ戻りつしながら心に刻んだり、南三陸町の防災庁舎のひしひしと迫る悲しみと、いろいろな場所から温かい目で見守ってる天使たちの温かさが交互にやってきて、わぁ~って涙が出てきたり、心にじわじわ沁み入ります。
卓上のカレンダーと、一番心に残った「月夜の道」のはがきを買いました。

月夜の道


那須を訪れる度に行きたい場所です。

汁次

2015年08月02日 | 美術館のこと
ずっと気になっていた!!!のに、だらだらして行けてなかった「乾山見参!」にやっと行けた。最終日の前日に。

乾山展


混んじゃうから!と開場30分後に到着してみると、すでに作品の前には人が沢山。
今回の展示は、貴重な作品がこれでもか!と勢揃いしていて、お腹がいっぱいになって帰って来ました。
いろいろ気になる作品はありましたが、銹絵染付掻落絵替汁次の、ころんっとした形と、注口のしゅんっ、とした形にクラッ。

汁次


蕎麦のつけ汁を入れる容器として作られたのだとか。蓋と身が合ってないのもあって、面白い!!!
井上馨の旧贈品だそうです。
この汁次で、蕎麦つゆを猪口に注いで、お蕎麦食べたい!!!

はたけやまさんっ

2015年03月15日 | 美術館のこと
お料理教室の帰り道、お茶券使ってなかったなぁ~と、畠山記念館へ♪
平成27年冬季展、会館50周年記念 THE琳派-極めつきの畠山コレクション-開催中です。

琳派


光悦さんの赤樂茶碗 雪峰、光悦さんと光琳さんの金銀泥四季草花下絵古今和歌巻、金泥の小謡本、其一の向日葵図など、見所満載。
何年か前に見たときは、色がきつくてすっと心に入ってこなかった其一の向日葵図が、この日は心躍るまぶしさ。
ただ・・・出品目録を見て気づいたのは・・・抱一の風神雷神図、十二ヶ月花鳥図、乾山の紫陽花百合図は展示替えで、すでに展示が終わっていました。
畳に上がって見る書画を残して一通り拝見した後、本日の目的でもあるお茶券をお渡しして、鶴屋吉信さんのお干菓子でお薄を一服、ほっと一息。

お干菓子


kaoが入館した直後から拝観される方が続々いらっしゃって、今日は何かあるのかしら・・・と思っていたら、学芸員の方のミニトークの時間だったみたい。
畳に上がって残していた書画を一通り拝見し終えたところでミニトークがはじまったので、抱一の賤が谷の夕顔図のすぐ近くで、賤が谷の夕顔図の説明を伺うことができました♪
抱一の力の入っていない、さらっと上品な筆に心奪われて、ふわふわしながら帰って来ました。

畠山記念館