una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

冬の夜の茶会

2017年02月12日 | お茶のこと
冬の週末の夜、高台寺で夜噺の茶会が開かれると知って、参加してみることにしました。


初心者の方でも軽装でお気軽にとのことでしたので、肩の力を抜いて。
お茶会の内容は、お茶席(湖月庵)、夜の高台寺庭園拝観、点心(喫茶付き)です。
受付の順番でお席が決まるようでしたので、少し早めに。
15分前に到着して、一席目に入れました。
お茶を戴くときは、ろうそくの燭のみ、暗いお部屋で。
お道具を拝見させていただく時には、明かりを着けて下さいます。


燭台


松葉の風炉先、菊桐蒔絵手桶水指


お棗の蓋の裏もこんな風に見せてくださいます。


菊桐紋の炉縁


お道具たちと手焙



お茶席のあとは、夜の高台寺庭園を拝観
20名程度で、学生さんの説明を聞きながらの拝観です。
ゆっくり拝観させていただけて、とても良かった。
鈴木京香さんの北政所を頭に思い浮かべながら、お話聞きました。
観月台と開山堂


臥龍廊と霊屋


竹林


点心は、近くの高台寺羽柴 さんにて


うずみ豆腐


石畳の夜道をのんびり歩いて、バス停へ。




美味しいバナナですが

2017年01月15日 | お茶のこと
年の初めにさかのぼって、社中の初釜は少し遅めの1月15日でした。
ここ数年はお茶室をお借りして、平日お稽古組、休日お稽古組合同の初釜でしたが、本年は先生のお宅で小ぢんまりと、休日お稽古組の初釜に伺いました。



点心は三友居さんのお弁当。
お汁は、山芋を亀甲にして、白味噌とほんの少しの赤味噌で、お正月でしたので金箔をふわりと。



和やかな初釜でした。




先生のお宅を後にして、yattiと日本橋までふらふらっと。
千疋屋さんでチョコバナナパフェで二人お疲れ様会。



あぁ、美味しいバナナはおいしぃねぇ~と、3バナナまで食べ進んだところで突然フォークが止まる…
なんか、飽きちゃった…美味しいんだけれど…飽きちゃった…飽きちゃった…笑
2017年初釜の思い出

しんじろーさんになりたい

2016年04月16日 | お茶のこと
2月最後の土曜日に、高田馬場の茶事教室に伺いました。



今回のテーマは「伝物の茶」、いつにも増して、さらに身が引き締まる思いです。
茶事の流れもこれまでの正午の茶事の流れとは異なるところもあるだろうから、と、基本となる正午の茶事の流れを順を追ってイメージトレーニングしてから参加させていただきました。
…というか、前回、流れや懐石料理のいただき方は、もう、大丈夫でしょう、と、鷹をくくっていたらすっかり忘れていて、大反省!!!だったので、ちゃんと準備してからお伺いしたというわけです。

待合の床には、「行雲流水」の雲水画賛と、「三千世間香」の梅画賛が掛けられていて、今日は、読める…と内心ニコニコ(みんな読める…)していたら、先生曰く、大変厳しい言葉が掛けられていますね、と。
あぁ、わたし。
さらに今回は、「利休百会記」に記されている唐物を扱っていると思われる茶事をもとに、茶事体験をさせてくださるとのこと。

本席の床は諸荘で、破れ虛堂写しと古銅花入に袖かくし
席入の挨拶の後、初炭手前、前席の祝膳…(初炭手前の前だったかなぁ~~><)、菓子、
中立、後座席入、濃茶
別席に移って懐石、薄茶、退室の挨拶
別席の床は達磨画賛と竹二重切の花入
前席とは打って変わって、柔和なしつらえで、すこしほっとします。

先生がおっしゃっていたことで印象的だったのは、これは伝物茶事の一例であって、
こうしなければいけない、ということではない、
もう少し物事を柔軟に考えて茶事を行っていいのではないかということ。
理解が少し異なるのかもしれませんが…
茶道のお稽古を始めたばかりの頃、先生へのご挨拶から始まり、お稽古もお茶事もお茶会も、
言われたとおりぎしぎしと決まり事のようにしなければと、いつもドキドキして、気が重くなったりしていました。
ところが、お茶会やお茶事に出かけたり、社中以外の勉強会に参加させていただいたり、
特に、懐石料理教室、茶事教室に参加させていただく機会を得て、普段の人と人との会話だったり、
持ち物自慢(笑)だったりをお茶室で体現すればいいのではなあい?!ということに気づいて、
あとはもう、茶道が楽しくて楽しくて仕方がなくなりました。
知識がたくさん欲しくて欲しくて仕方がないです。
疑問に思ったことを、自分で調べて、頭で考えて、自分なりの理解ができる時間が欲しいです!!!

この、伝物の茶事の茶事教室に伺ってから、すでに1ヶ月半が経ってしまいました。
記憶があやふやだったり、疑問に思いつつ、まだ調べられなかったり、調べても自分なりの回答が得られていない箇所がたくさんあります。
調べたり、まとめたり…老後の楽しみに取っておく感じでしょうか…
あぁ、わたし、今無性に、加野屋の新次郎さんになりたいです…笑

台子で炭を~その2(お稽古日誌 2016年2月13日)

2016年04月03日 | お茶のこと
明日お稽古に伺う前に、先生のブログで明日のお稽古の確認をしなくちゃ。
わぁ~今週も書いてあります、kaoのところだけ、台子後炭手前と 笑

後炭手前、記憶だと、お茶会やお茶事では拝見しているけれど、お稽古を見て戴くのは初めてだと思うし、復習のしようもない!
炭斗の中、炭の組み方だけ確認して伺おう。

2週間前のお稽古で、台子で初炭手前のお稽古を見ていただきましたが、今回は、後炭手前です。
初座のあいさつが終わったあとに続いて行われる初炭手前は、茶事のメイン、後座の濃茶のときにちょうど良い湯相になるように炭を継ぎます。
後炭手前は、濃茶のあとに炭を直します。



先生に手取り足取りご指導戴きました。お稽古ノートに書いておかなくちゃ。
もう2月になりましたし、今週台子は片付けられているはずでしたが、新しく社中に入られた方が前のお稽古場では台子でのお稽古がなかなかできなかった、ということで、今週、奥伝のお稽古をされたり、kaoが最後に台子のお濃茶を復習したいと申し上げたこともあって、先生が片付けずにいてくださったのです。
ありがとうございます♪

台子を片付けた後、久しぶりにCi様がお稽古にいらっしゃったので、お道具入れ替え中の箱やお道具に囲まれて、ゆっくりCi様にお薄を差し上げつつ、先生と3人でおしゃべりをしました。
11時からのお稽古でしたが、この日も長丁場・・・16時過ぎまで・・・笑

翌日、4連休最終日は、録りためたドラマを見つつ、お家でのんびり過ごしました。